第38話 幽霊の正体…
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今まで…を・・・としてた俺……
勘違いをしまくっていた俺恥ずかしい(涙)
俺、斉藤隆斗は今、林の中を詮索中だ。意外と夜の林とかは、暗くて視界が悪い。
なおさらこの林は、あまり整備されてないらしく転びやすくなってる。
べっ、別に転んだわけじゃないんだからね!!
すいません。チョーシこきました……
もう二度としません。約束します。
「隆斗君 こっ、怖いですっ!!(ムニュ)」
「かっ、楓!あまり抱きつかれるとうれし……コホンコホン!困るんだが」
危うく本音を言いかけるとこだったぜ……
てか楓は、この反応からするとオバケが苦手なのかな?
だったら無理してくる必要は、ないのに……
「楓、無理しなくてもいいぞ」
「大丈夫ですっ!!今なんか急に明るくなったので」
ん?そういわれると確かに明るくなったな……
なんか火の玉も見えるし、誰かいるんだろうな~……って!!
「裕太、いたぞ!火の玉だ!!」
「ほんとか!?今どこにいる?」
「ええと赤泉神社のおさいせん箱から西に約900メートルぐらいか?
とにかくそのへんにいるから早くきてくれ!!」
「分かった!今すぐサラさん達と合流して向かう」
「隆斗君~!!オバケですっ!!助けてください!(ムニュ)」
俺もこの状況を助けてほしい。なぜなら理性が跳んじゃうから。
「って、んなこと言ってる場合か!!」
俺は、とりあえず周りをよく見渡した。
火の玉が3つと、大きな木が2つ、頭にフードを巻いてる女の子が一人と……
「って、女の子!?」
「死んでください!!」
「危ね!!」
なんだなんだぁ!?なんでいきなり木刀で叩かれそうにならなきゃいけないんだ!?
「楓見ろ!人だぞ!!」
「……えっ?人?……てことは幽霊の正体は、あなたですか!?」
「そうよ立花楓。幽霊の正体はこの私よ!」
「あなたなんで私の名前を……そういえばどっかで見たことがあるような」
「ところでこの火の玉は、なんだ?何でできているんだ?」
俺は、プカプカ浮いている火の玉を見た。
ん~……これって電球に赤のビニルをつけたものか!?
確かにこれなら遠くからみたら火の玉に見えるな……
そして糸がついてて木の上をつたってあの女の手に糸が握られてるとこを見ると
その糸で操っていたのか!!
「隙ありぃーーー!!」
「させません!!キーン!」
楓は、剣をだし相手の攻撃を受け止めた。
「そんな小さい剣じゃ私の太刀を受け止められるかぁーー!!」
「くっ!!」
楓は、吹っ飛ばされた。確かに吹っ飛ばされるのは、無理がないと思う。
楓の刃物は、刃渡り30センチ程度。
だけど相手の刃物の刃渡りは、80センチはあるだろう。
「おいおいそんな程度か、立花楓。昔から全然成長してねぇなぁー!!」
「くらえーーー!!」
「おっと!!」
俺は、思いっきり相手にハイキックを放ったが、相手がよけたことにより
フードに当たった。
「あ、あなたは……」
「さすがにこの色の髪の毛みちまえば、分かるか。楓」
この女の子の青色……いや水色の髪の毛があらわになった。
「隆斗君、この女は、菜の花のメンバーです!!」
「何!?」
「彼女の名前は、水樹あんずです。この前の柊よりかは、
弱いはずですが……」
「誰が弱いだって!?」
「キャッ!!」
「楓!!」
まずいぞ、あの先は、崖だ!!くそ!間に合わないか!?
俺が物体移動で、移動しようと思ったとき、
「隆斗!!後ろ!」
「なっ!!」
やべぇ!!殴られる!!
「させるかぁーーー!!双風の斬撃--!!」
二つの風があんずの体を切り裂いた。
「くはっ!!」
「大丈夫!?隆君」
「みんな!!」
「くっ……新手ですか!?」
「やっぱり幽霊の正体は、人ですか……」
「しかもこの人は、菜の花のメンバーです!!」
「楓!!無事だったのか!?」
「サラちゃんがいなかったら危ないとこでしたけどね?」
「ちっ!面倒なことを……」
「さて、始めようか。幽霊さん♪」
「………くっ!」
こっから書くペースがすこし上がると思います。