第29話 修学旅行二日目 後半
「おぼえてろー!てめぇらぜったい許さねぇ!!」
「夜道に気をつけろ!!」 とほざく不良モドキ達。そしたら逃げていった。
「てか、あんまり強くなかったな」
「そうだね能力つかってないし」
相手は驚くほど、弱かった。拳一発で撃沈とは・・・・・・
外の世界ってこんなもんなのか?
「二人ともかっこよかったですよ~♪」
「と、とりあえず礼をいうわ・・・///」
「んで二人とも買うもん買えたのか?」
「うん!買えたよ。隆斗達は買えた?」
「ああ、俺達も買えたよ」
「裕太君、次どこ行きますか?」
「んーそうだな・・・・・・」
「ボウリングでもいかない?」
「お、おれはちょっと・・・・・・」
「いいねー!ボウリングに行こうよ~」
こいつ、ぜったい俺があんまりうまくないこと知ってるだろ!?
「まあまあ、隆斗君が嫌なら3人で行きましょうか」
「わ、わかった。俺も行こう!」
なぜなら一人でいるのは、色々と辛いものがあるから!!
「それじゃ決まりね」
ほとんど脅しに近いと思う・・・
「しゃ~ない、行こッ・・・・・・バッ!!」
「どうしたの急に後ろ向いたりして?」
「いやなんでもない・・・」
「変な隆斗~~」
あれ?今誰かに見られていたような気がするんだが・・・・・・
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『花の楽園』
「・・・・・・プルルル~、プルル」
「ガチャッ!は~い、どなたですかぁ?」
「・・・桜木はいるか?」
「今出かけてますよぉ」
「・・・ならいい。ガチャ!」
「あれ?切れちゃいました・・・」
「ふぅ、斉藤隆斗か・・・・・・確かに桜木の言うとおりおもしろそうだ」
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『ボーリングセンター』
「手加減してくれ!!頼む!!」
「えぇ~どうしようかなぁ~♪」
「勿論、賭けはあるよね?楓さん」
「勿論ですよぉ~(ニコッ)」
「くっ・・・上等だ!やってやろうじゃねぇの!!」
俺は、はんばやけくそに投げた。
「ヒュッ!(風を切る音)」
「フォームは、うまいですね~」
やけくそに投げたボールは綺麗に弧を描き溝へと落ちる。
「・・・・・・」
「ガーターですね・・・」
「あいわからずね・・・」
「全然、成長してないね」
「う、うるせぇー!!」
「お前らだって人のこと言えるのか?どうせガーターだろ(笑)」
パコン!という爽快な音がした。サラはストライク・・・。
「ま、まぐれだろ!?」
パコン!という心地よい音。 裕太もストライク・・・。
「まだまだ勝負はここからだー!(涙目)」
今度は楓が投げて、8本倒した。
「あれ?ストライクとれませんでした・・・」
やばい。目から塩水が出てきたよ・・・(涙)
8本でも眩しすぎる!!俺なんて、俺なんて!!
結局あれからずっとやり1勝もできなかった・・・。
ボーリングをやりすぎて時間がないため、
ホテルに帰宅して、荷物を整理することにした。
「ええと、まずりゅうから貰ったお菓子を片付けて・・・」
「隆斗から貰ったシャープペンは、筆箱にと!」
「隆斗さんからいただいた、アイスは早く食べないと・・・」
うん!悲しくなんてないからね!!目にゴミが入っただけだからっ!!
~1時間後~
「よし、んじゃ明日は待ち合わせの場所に行こうか」
「利音先生がくるはずだもんね」
「そうですね」
若干不安があるが、風呂に入り夕飯を食べて珍しくなにもなく寝た。
どうも~黒猫です。まず一つだけ言いたいことが・・・・
お気に入り登録ありがとうございます!!
黒猫は嬉しさのあまり目から塩水が出そうになりました。
これからもこの小説をぜひともよろしくお願いします。
PS 作者はテスト期間に突入したためしばらく書くことは、
できないかもしれません。12月には100%書けるので、
それまで読んで下さってる方は、お待ちください。
ごめんなさい・・・・