第23話 道でペットを拾うというベタな展開
前回の詠唱の説明が分かりにくかったかもしれませんのでここで説明を・・・
詠唱とは、することで能力の威力をあげることができます。
例えばドラ○エでメ○という呪文を、詠唱することでメラゾ○マ級の
威力に変えることができます。そのぶん精神力を多く使うので
あまり連発とかできませんけどね;;
分かりにくかったらテ○ルズの秘奥義だと思ってください。
「いや~疲れたな・・・・・・」
今、裕太と俺とサラと楓とユカリで家に帰る途中だ。
「まったく・・・隆斗ったら!」
「なあ、裕太。なんで俺はボコボコにされたんだ?」
「自分の胸に聞いてみなよ・・・」
「??」 俺ほんとになんかしたか?まったくといっていいほど心当たりがないんだが・・・
「ねぇねぇ、隆君」
「どうしたユカリ?」
「今日の晩ご飯なに?」
そうだな・・・・・・。俺的には今日は疲れたから楽したいけどな・・・。
「二人とも何食べたい?」
「焼肉~!」
「焼いたお肉がいいですっ!」
俺が思うには、二つとも同じ食べ物だと思うんだが・・・・・・
「焼肉か~。ならみんなで食べに行かないか?」
「私はいいと思うよ」
「僕もいいよ」
「おし、んじゃ帰ったら俺の家な「ニャー」」
あれ?なんか猫の声がしたような・・・・・・
「あ~!この猫、前に俺の前を通った黒猫!!」
「ほんとだ~!子猫だから可愛い~~」
「なんかこの猫りゅうにくっついているよ」
「隆斗君なつかれちゃいましたかね?」
正直、不幸の塊の黒猫になつかれても困るんだが・・・
でも外国だと黒猫は、幸運の猫と呼ばれているらしい。
「ねね、隆君この猫家で飼おうよぉ~」
「だってお金かかるだろ? ただでさえ二人も居候がいるから無理!」
「おねがい隆君 (ウルウル)」
くっ!うるうる目で上目使いとは・・・だが俺は負けない!!
いくら捨てられた子犬のような目で見てきても
ぜった「お願いします。ちゃんと世話しますから(ウルウル)」いに
負けますっ!!・・・・・・二人は耐え切れなかった・・・。
「分かった分かった。なら責任もって世話するんだぞ」
「なら名前つけないとな・・・みんなどんな名前がいい?」
池野裕太の意見
「ポチで」
「いや猫でその名前はダメだろ・・・・・・」
てか定番すぎだろ・・・。あきらかに却下だな。
如月サラの意見
「ジェラートはどう?」
「うんうん、まだいいな」
サラの意見は珍しくほんっーーーとに珍しくまともだった。
「隆斗、なんか今私すごいバカにされた気がしたんだけど」
「き、気のせいだろ!」
おそるべし、サラの直感。
神前紫の意見
「私は特にないよ~」
「てか飼おうと言った本人がないとは・・・」
ユカリは、なしだな。
立花楓の意見
「キルはどうでしょうか?」
「名前の由来はなんだ?」
なかなかいい名「黒猫で不幸な意味があるからなんとなく殺すからとったんです」
前じゃないね!?え?殺す?確かに英語にするとキルだけど・・・・・・
「おし決めた!名前はジェラートにしよう!!おいしそうだし」
「た、食べちゃダメだよ?」
「食べねぇ~よ」
「キルはダメなんですか?」
「悪いけど無理、なんか俺が死にそうだから」
こうして俺の家に新しく居候がきたのだ。
てか動物入れて俺の寮に居候3人(匹)とは・・・・・・
さすがに狭い気がする。