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学園物語  作者: ミント
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第18話 花の庭園

 俺らは今バス停に着いているはずだった。


 だけどサラがトイレに行きたいというから近くの公園によったのだ。


 俺らは今ベンチに座っている。


「ったく、トイレぐらいデパートですませとけよ・・・」


「ごめん、ごめん」


「まとりあえず、バス停に向かうか」「うん!」


「ちょっとすいません、お二人さん」


「はい、何でしょうか?」


「やっぱり斉藤隆斗君ですね。やっと見つけました」


「ってあなたよく見たら海に行ったときにあった女の子じゃない!?」


「えへ♪ばれちゃった」


「私の名前は、立花楓(たちばなかえで)。よろしくね」


「俺らと同い年かな?」「そうですよ」


 この女の子のルックスを説明しよう。


 髪の毛の色は、赤色で腰よりやや上ぐらいまである。すこし癖があるかな?

 

 そして頭の所に小さい可愛らしい白色のリボンがついている。


「隆斗君達には残念ですけど死んでもらいますね?」


「っ!!サラ後ろに下がれ!!」


「分かってるわよ!」


 俺達は、ギリギリよけれた。


 女の子・・・・・・いや楓は双剣みたいな小さな刀を持っていた。


「さすがですね・・・通り魔を倒しただけは、ありますね」


 なんで知ってるんだ!?


「えと・・「楓でいいですよ」楓はどこまで俺らの情報を知ってる?」


「通り魔からですね。無駄口たたいていていいんですか?」


 楓は双剣を2、3回振ってきた。


(おいサラ、あの刃物なんとかならねえか?物体移動を使うにしても

 ずっと振っているから使いにくいんだ。)


(分かったわ。私に任せて)


 俺はそう小声で話してからバックステップをし、距離をとった。


「あなた、どうして能力を使わないの?」 


「もともと私の能力は、戦闘用じゃないのよ・・・」


「そう・・・そろそろ本気で行くわ!」


 今までサラはよけてばっかだったが、相手のスキをみて一気に下がった。


「エクスプロージョン!!」


 サラは火球を3発相手に向かって放った。


「キャ!!」 楓は避けたにはよけたが3発打ったので1発あたってしまった。


 あれ?おかしいぞ。俺達のことあんなに調べていたのに


 なぜ火属性対策をしてないんだ?物体移動対策は近接武器の手数が多いヤツ

 

 で俺の目で動かしにくくしたんだろうけど、なんでサラの対策が


 してないんだ?そもそも楓の攻撃は単なる刃物を振ってるだけにすぎない。


 別に拳銃とかをもってこればいいだろう。あの火球も絶対よけれたはずだ。


 てことは・・・・・・まさかッ!!


「あまり強くないわね。これで終わりね」


「まてサラ!楓は俺らを殺す気なんてないぞ」


「え?」 「な、何いってるのよ」


「だって考えても見ろよ」


「楓は火属性の対策をまったくといってしてない。普通殺しに来て散々調べて

 いるなら対策の一つや二つくらいしてなきゃおかしいだろ?」


「そ、そうだけど・・・」


「さすが隆斗君ですね。そうです私はあなた達を殺す気なんてないです」


「私は逃げてきたんです。ある場所から」


「ある場所って?」


「えっと話さなきゃだめですか?あまり人を巻き込みたくないから・・・」


「当たり前だろ!?困ってるこんな可愛い女の子をほっとくなんて

 普通できないだろ!?そんなことぐらいするなら、死んだほうが

 マシだ!!!」


「隆斗君・・・可愛いだなんて///」


「むぅ~・・・隆斗またナンパ?」


「ち、ちげえよ!!人をいつもナンパしてるみたいに言うな!!」


「ええとそろそろ話してもいいですか?」 「「 ごめんごめん 」」


「菜の花ですよ・・・」 「「 ?? 」」


「あ、いきなりそんなこと言っても分からないですよね・・・」


「この学園都市には裏で活動している組織があります。その頂点に立って

 いるのが、菜の花といわれてる組織です。

 メンバーは七人いて、私はその一人だったんです。だけどやってることが

 私には耐えれなくて逃げてきたんです。そして通り魔を倒したと裏で

 うわさになってる斉藤隆斗君なら助けてくれるかもって・・・」


「そうか、ならそれでいいんじゃないか?」


「ッ!!!」


「だってそうだろ?無理して嫌なことやることより好きなことやったほうが

 いいからな」


「攻めたりしないんですか?殺そうとしたのに・・・」


「隆斗はこういう性格だから」


「菜の花の本部ってどこにあるんだ?俺そんな組織名ぜんぜん知らなかったんだが」


花の庭園(フラワーガーデン)にあります」


「花の庭園は普通の人にはいけません。この私がしているネックレスが

 必要なんです」


「菜の花のペンダントね・・・楓には悪いけど綺麗ね~」


「別に気を使わなくてもいいですよ、もうあんなとこいきたくないですし」


「戻る気はないのか?」「はい」


「なら俺と一緒に暮らさないか?」 「え?」


「だって菜の花を抜けたなら住む所ないだろ?」


「そ、そうですけど・・・迷惑じゃないんですか?」


「べつに~もう一人いるしな・・・サラも別にいいだろ?」


「別にいいけど・・・・・・」


 なんかサラの機嫌が悪そうだけど、どうしたんだ?


「じゃ、一旦サラも俺の家に来てくれ。裕太も呼ぶか」


「うん・・・その前に一つ聞いていい?楓」


「なんですか?」


「なんで殺そうとしたフリなんてしたの?」


「そ、それは・・・菜の花の頂点に立つ男をあざむく為です。もし、

 その人にばれたら、一瞬で殺されると思いますから・・・・・・」


「おいおい、ちょっと待てよぉ・・・まだいかせねぇよ。楓さんよぉ」


 と背筋が凍るような声で化け物はいってきた。

 



こんな感じでどうでしょうか?

やっぱりバトル描写は苦手です・・・

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