第1話 朝って眠いよね~
「ふぁ~~あ・・・」
朝7時に俺は目が覚めた。
まだ寝坊てる頭の中を起こすために、洗面所で顔を洗う。
ここの学生寮の広さは、俺の部屋だけでも約畳16枚ぶんある。
そこはいいんだが、一つめんどくさいことに
朝食は自分でとるようにと言われている。
仕方がないから、俺は朝は自分で飯を作る。
「んと、昨日食パンを買ったから食パンにジャムをつけて、あとは牛乳でいっか」
俺は適当に朝をすませ、寮を出た。
「あ~~眠い・・・」
昨日は2時に寝たもんな・・・・・・。
眠いのは当たり前か。
ちなみに家の寮から学園まで徒歩で15分ほどで着く。
「りゅうとーおはよぉ~」
と間延びした挨拶をしてきたのは、幼馴染の如月サラだ。
こいつは俺が小さいときから、一緒に遊んでいて高校までずっと一緒だ。
「あぁおはよう……」
眠そうに適当に返事をかえす。
「あれ? 隆斗も眠いの? 燃やしてあげようか?」と小首をかしげて言った。
おいおいおいおい動作自体は、可愛くていいんだが、言ってること怖すぎるだろ!?
ちなみにこいつの特徴? 個人から見た感想を言っておこう。
如月サラは顔もスタイルもかなりいい。
性格も明朗快活と絵に描いたような人物だ。
だから月にニ・三回告白されていたりする。
俺なんて全然告白されたことないのに・・・・・・。
「ちくしょぉぉーー!!」と心の中で叫んでいたら、
「りゅう何やってんの?」と後ろのほうから誰かが俺を呼んだ。
「おお裕太か。久しぶり」
こいつの名前は池野裕太だ。
中学校のとき知り合った。
それから俺とサラと仲良くなり、一緒に登下校するようになった。
もちろん会うのは久しぶりだ。今まで春休みだったからな。
外にあまり出ずに家でゲームばっかしてたからな・・・。(多少勉強した)
あ、俺は引きこもりではないよ?ちょっと人よりインドア派なだけだから・・・。
「あ、裕太君おはよ~~」
「サラさんおはよう」
「ねえねえ隆斗、どうして今日そんなに眠そうなの?」
「大方ゲームばっかしてたんだろうね」
ぐっ……‼︎ 読まれてる……⁉︎
「ちげーよ。ちょっと勉強してたんだよ」
すこし見栄を張っておく。
ちなみに桜木学園の勉強は、6時間授業で、
能力の使い方や能力の実技授業と普通の勉強だ。
「隆斗嘘でしょ。隆斗が勉強するわけないもん」
「そうだね。絶対嘘だ。毎日そんな風だったら絶対成績よくなってるはずだから」
「・・・・・・」
はい嘘です。すいませんちょっと見栄はってみたかっただけです。
本当は家でずっとゲームしてた・・・・・・。
「ってやべ!! こんなとこで話してる場合じゃねえよ早く行かなきゃ」
「あ! ほんとだ遅刻しちゃう」
「だね早くいこっか」
そうして俺は走りながら登校するはめになった。
どうでしょうか?できる限りがんばって書いているんですけど、
キャラ付けとか口調が乱れたりするかもしれません。もしあまりにも変でしたら
できる限り直すようにしますね。1人でも読んでくれるようにがんばりたいと
思います。