第13話 テストなんてなくなればいいんだーーー!!
今日俺達が通う桜木学園はテストの日だ。一日で6時間やる。1科目1時間だ。
科目は、数学・国語・英語・理科・社会・能力の6つの科目だ。
もちろん俺は、勉強は得意だからこんなもの20分ほどでできるわけだが・・・
すみません・・・・・・嘘です。ちょっと見栄を張ってみたかっただけです。
実際58分はかかる。
まだテストまで時間があるな。
少し勉強するか。
「んーと1192年鎌倉幕府に1902年日英同盟・・・」
基本やってることは、外の世界と一緒だ。ただし歴史は常に範囲が広いので、
勉強がたいへんだ。俺の苦手な科目は、英語と理科だ。社会は覚えればなんとか
なるし、数学はそこまで嫌いじゃない。一番得意なのは、能力だ。
この俺の通ってる桜木学園は、赤点というものが存在する。外にもあるが・・・
35点以下の科目が3つあったら、せっかくの夏休みが補習でつぶれてしまう。
それだけはなんとかさけたい。そうこうしてる内に学園に着いた。
そして先生の声でテストが始まった・・・・・・。
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「はいそこまで、筆記用具をおいて解答用紙を集めてください」
「隆斗~どうだった?」
「ああ、なかなかいけたと思うぞ」
「私もけっこうできたんだよね~」
「こりゃー無事夏休み過ごせそうだな」 「だねー」
そうして俺達は家に帰り1日が過ぎた。
そして終業式の日がやってきた。
「さて7時になったしそろそろ起きるか・・・ムニュッ!」
あれ?なんか柔らかい感触が・・・・・・
「ってなんでユカリが俺のベッドにいるんだーーーー!!」
てか前にもこんなことあったような・・・
「おはよぉ~隆君」
「おはよぉ~隆君・・・じゃねぇーー!なにやってたんだ!?」
「ええと隆君の匂いをクペッ!!」
「ったく最初は礼儀正しい子だったのに・・・・・・」
俺は、軽くユカリを叩いた。
「ううぅ・・・ひどいよぉ」
「そんなこと言ってないで早く飯くって行くぞ」
「はーい!」
俺達は、そういって家を出た。
「隆斗、ユカちゃんおはよ~」
「おはよう」
「サラちゃんおはよう~」
「りゅう達おはよー」
「裕太君おはよ~」
「裕君おはよ~」
「おお!りゅう久しぶりだな・・・」 「まあね」
「はいお土産だよ。サラさんに神前さん」
「ありがと、裕太君」
「ありがとう‼︎ あと、ユカリでいいよ」
「ん、」
「どうしたの、りゅう?手なんか出して」
「俺のお土産はーーーー!?」
「ああ、はいはい」
俺達は外国のお菓子をもらい、学校に着いた。
そして校長のありがた~いお話時間をもらい、1学期最後の教室に戻った。
そして・・・・・・・・・
「よし赤点の発表をするぞ!!」
俺の運命の時間が来た・・・。
俺達の学園はこうやって最後の日に発表する。
「男子生徒A・B・G・Hと女子生徒K・Yだ」
てかあいつら名前なしかよ・・・
男子生徒G「ちょっと待ってください先生!!斉藤隆斗は入ってないのですか?」
「ああ、あと2点低かったらお前らの仲間だったけどな(笑)」
危ねーー!!そんなんだったら体がもたないぜ・・・
男子生徒A「斉藤隆斗・・・2学期覚えてろッ!」
男子生徒G「絶対地獄を見せてやる・・・」
「先生!ちょっと俺の身が危ないんですが」
肉体的に体がもたない気がする……。
「さて、みんな帰っていいぞ」
「俺の言葉無視ですか!?」
俺は早く危ない空間から逃げるために、全速力で桜木学園を後にした。
(おし!夏休みだーー、遊ぶぜ!)
こうして隆斗達は夏休みを無事迎えた・・・。
がんばって連続で投稿してみました。評価ポイントありがとうございました。
もっとこの作品を応援してくれると幸いです。
チラッと流れでも説明を・・・
前半はコメディにしていく予定です。後半は・・・・・・秘密で^^;
隆斗(作者なにも考えてないな・・・・)