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プロローグ

  1941年12月7日、日本を歴史を大きく変える真珠湾攻撃の決行日である。、12月5日最終決定を行うため万智貞父老(まちふろう)昭和天皇、阿智北学(あちきたまなぶ)内閣総理大臣、緑下琢磨(みどりしたたくま)帝国陸海軍大将、美馬春真(みまはるま)帝国陸海軍大将、矢野智(やのさとし)特殊部隊隊長が東京某所御前会議に出席した。


「総理、我らが海軍のハワイ島の奇襲作戦の準備は完了いたしました。今すぐでも実行可能です」

「美馬よ、よくやってくれた。緑下陸軍大将、そちらの準備はどうなのだ?」

「はい、我ら陸軍は海軍よりも完成度の高い作戦を実行可能です。今すぐにでもアメリカを滅ぼすことも可能でございます」

「そうかそうか。我ら帝国日本もこれで安泰じゃな」


 いい年齢の爺さんたちが集まって良くもこんなおこちゃま会議をするよな。それに天皇も形だけで口出しはできないか。軍事大国アメリカに喧嘩を売るのは勝手だが、確実に短期間で勝利ができると思っている、無脳たちがいるせいで、国民は苦しむ。


「ところで、矢野よ。そちらの部隊の詳細については、何も聞かされていないのだが、一体何をしているのだ?」

「申し訳ございません。私の部隊につきましては、天皇陛下直々の命令でございまして、許可なく、皆様の前では申し上げることはできません」

「そうか。ならば仕方あるまい」

「総理、お待ち下さい、我らは陛下に全てを捧げて来たのにも関わらず、部隊の詳細を知らないというのはどこかおかしくないでしょうか?」


 全く、緑下のやつは出世しか見えてねえな。総理は納得したというのに、どこまで知りたがりなんだよ。お前が知ったところで信用するとも思えない。余計なことを話して敵に情報が渡ってしまったら面倒だから、無理やり話を終わらせるように万智天皇陛下様ああに、合図でもするか。


「これこれ、揉めるのはおやめください。各部隊があってこそ、我らが帝国日本は万全です。朕もそなたたちの争いは見たくありません」

「陛下、大変申し訳ございません。この阿智北二人を代表し謝罪いたします」

「そこまで頭を下げるでない。それで可否をとり、御前会議を終了いたそう」

「かしこまりました。12月7日の真珠湾への攻撃に反対のものはいるか?」

「・・・・・・」

「全会一致とし、作戦を決行する。各部隊は最終調節をするように」


 こうして御前会議は終了した。


 ※本作品は史実には全く関係ありません。オリジナルであり、実際の役目とは大きく違う点があります。

あらすじにも本編にも書きました。注意してお読みください。第一話一時間後に投稿します。


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