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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約8年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

天使の放課後、狼たちの午前

作者:西九条
超常的な怪物と関わるようになってから、予てより抱いていた疑問が揚子
の中で大きくなっていた。今ならこの天使から答えを得らるかもしれない。
「ねぇ死後の世界ってどうなってるの?」
「知らない。第一、私は死んだことないのだから知りようがないよ。」
意外な返答に、思わず揚子は思わず吹き出してしまった。
こと生死観に関してはヒトと天使の見解はおおよそ一致しているようだ。それが
とても可笑しく思えた。揚子の中で天使はこの世とあの世を往来するものだという
固定観念があったが、どうやらそれは偏見であったらしい。
アーミカは声を出して笑う揚子をまじまじと見つめていた。ヒトの歴史が点に見
えるほど永く生きた彼女にとってとの偶像との相違から天使に失望する人間など見
慣れた光景であるが、天使との問答に笑って返す人間は珍しい。
結局、求めていた答えは出ないままただ時間だけが過ぎていく。
プロローグ
プロローグ1
2016/08/22 20:24
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