少年と公園
ある日、そこに少年はいた。
ここは、都心から離れ、少し寂れた公園。そこで僕はおかしくなっていた。
僕はぐるぐると回る球体型の遊具に掴まり文字では書けないような奇声をあげていた。
どうしてこうなったかというとテストの点数にある。
数学13/50 英語26/100 国語30/100 理科21/100 社会32/100
このざまである。
そんなこんなで僕は公園で暴れようと思ったのだ。
球体の遊具に飽きた僕は次に馬の遊具に向かった。
遊具に向かう途中で僕は思い出す。あの遊具は一目見ると普通だがよくよく見れば、
恐ろしい物である、何故ならその遊具は馬の下に赤いバネが付いていて股がって
ベヨンベヨンするものである、だがしかし問題はバネの付いている場所である。
それはおなかの下に付いているのである。もはやモツだ。
よく子供は木馬と呼ぶが正しくはモツ馬だ。
僕はそのモツ馬でベヨンベヨンしていた、そのとき事件は起きた。
僕はベヨンベヨンしている最中調子にのって立ってみた。
そうしたらモツ馬の鬣が僕の大事な大事な所に強烈な打撃属性の攻撃を放ってきたのだ。
僕は声が出なかった。激しく悶えた悶え苦しんだ。息が荒くなり鼓動も早くなっている。
丁度ゴールデンボールにcritical hit したのだ。これ以上は命に関わると判断した僕は遊具を降りた。
次は滑り台に向かった。一回転んだ後、僕は滑り台にたどり着いた。
滑り台は逆走するものだ。そう聞いたことがある。さあ逝こう。覚悟は決めた。
僕は走り出した。そして滑り台にたどり着く前に転んだ。
僕は倒れこんだ、そして目を瞑った。僕は思った、自分とは何か、この世界の何なのか、
僕には分からない、そこで声が聞こえた、
«そこであきらめんなよ!!!!!!! »
どこかで聞いたことのある声だった。 無視しよう。
僕は起き上がり息を整え走り出した。
まずは第一歩、ここは慎重に、そしてテンポをkeepしつつ、滑り台にたどり着いた。
その時、僕は気が付いた、滑り台の途中に落ち葉があった。
その落ち葉を踏み、宙を舞い、僕は滑り台に敗北した。
もう一度、そう思ったがやめておいた。
次は勝つ、絶対に。 その思いを胸に僕は公園を後にした。
初投稿です。誤字、脱字が多いかと思いますがよろしくお願いいたします。