8/8
窓の結露
とある寒い雪国の喫茶店のお話。
その喫茶店には大きな窓ガラスがありました。
暖かい店内で沢山の従業員が働いております。
いつも怖い狼の店長の元、怒鳴られながらお仕事をしていました。
従業員はいつもお仕事をサボっては、窓ガラスの結露に店長の悪口を書いていました。
旅人が店に入ると店長の狼さんが寂しそうな顔で窓ガラスを拭いておりました。
それを見て、旅人は従業員にとあることを言いました。
後日、旅人が店に行くとまた従業員が怒られており、窓ガラスには文字が沢山書かれておりました。
溜息をつき窓ガラスをいつものように拭こうとした狼さんは泣き崩れてしまいました。
今日は窓ガラスに店長への感謝がびっしりと書かれていたのです。
泣くとは思っていなかった従業員が慌てる中、旅人は微笑んで店を後にしました。
……という夢を見ました。
お読みいただきありがとうございます(*'ω'*)




