表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

88/130

73 言い訳もとい良い訳

明けましておめでとうございます!

今日からまた11時-23時で頑張ります!!


(さて?)


声は出さなかった。

どうやって許してもらおうか、考えてなかったなあと思ったのである。


一端その場の状況確認のため、姿が見えなくなる魔法を私とベルちゃんにかけて、その状態で転移した。


「……いないな?」


転移したのは相変わらずと化した王子の部屋。

ただどうやら、誰もいないようである。


……ん-、どうしよ。


“メニュー”よりマップを開き、二本の指でドラッグ、拡大する。

すると広がった画面の中央にある白い丸を中心に、周辺の間取りや、数多くの水色の丸とピンク色の丸が現れた。


水色の丸は生命体、黄緑が敵、ピンクは知り合い、橙はテディーの子、黒は重要人物、黄色は一週間経つと消えるもの。


ただこれだけだと、立体としてみれば違う場所にいることもあるし、どれが誰なのか分からないので。


「“王子はどこ?”」


マップは平面から3Dへ切り替わり、映し出された王城の模型の中に一つのピンクの丸が点滅する。


……はあ、遠いな。

今すぐ転移しても良いんだけど、言い訳どうしようかな……。


というか、今とても急に思い出したけども。

“メニュー”って、いつのまにか唱えなくても使えるようになってたんだよなあ。

毎回口に出していたあの頃が懐かしい。


こんなことまで書きだそうとしたら面倒かもな?

けど、なんかね?……この世界に来てから色々分かったことがあるのだ。

小説じゃ説明されていなかったことも、理論として説明されてはいたことも、沢山。

特に魔法についてなんかが、もう、本当。


……まず、第一に。

誰かと同じ“詠唱”を用いたとしても、誰かと同じ“魔法”は使えない。


これがまず前提で、この世における真理である。

……例外はあるんだけどね。や、例外がある以上、これ真理って言えないかな?


でも、各属性ごとに先人の知恵で『こんな感じの魔法があるんだよ~。で、それにはこのくらいの魔力が必要になるんだよ~』というのがある程度分かっているから、そういう本を読んだり、あるいは教えてもらったりして魔法を自分のものにする。


よって、この世界における“魔法書”という言葉は“今まで使われてきた魔法集”を指すが、使い方や詠唱、考え方は書かれないのが普通だし、むしろ『他の人はこの説明からこういう詠唱を思いついた』という事例を知ってしまうとそれに感化されてしまって、上手く詠唱を編み出せなくなかったり、酷い場合だとその属性の魔法が使えなくなくなったり。


だから魔法を見せていいのは、ある程度魔法を覚えた子か魔法が使えない子だけなんだよね。

……まあ、私がこれを知った時には既に手遅れだったのだけど。


第二に、この世に数値で表されたステータスはない。


ご存知、私が“メニュー”→ステータスで何時だって見れるテンプレ式ステータスだけど、この世界の方々はどうやら見れないらしかった。


あ、でももしかしたら“転生者様限定特典”みたいな感じだったり?

……今度第二側妃様に聞いてみないと。


そして最後、第三に。

――魔法を使う際、誰に祈るかによって効果は変わる。


祈りの対象の例だけど、まあ、主には属性ごとに存在する神様方である。

詳細は面倒なのでまた今度。


「よし、行くか」


言い訳に凄く良い案を思いついて、点滅し続けていたピンクの光がいる部屋、その扉前へ転移した。




読んでくれてありがとう!

いいね、ブックマーク、コメントなど、このお話を少しでも面白いと思ってもらえたら(主に作者のやる気アップに繋がるので)、評価の方よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ