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57 きんきゅうじたい

ユニーク2000人突破です!

最近午前の投稿できてなくてすみません……!!


ドタバタと足音が聞こえてきたと思ったら、ドアが開かれた。

……大変だ。どうしよ。


「……あー、久しぶりと初めましてですか?」

「「――!?」」


んー、困った。とても困った。

気絶した魔王様の両腕を机に押さえつけているこの状況、多分第三者からしたら――。


「おいお前!!魔王様から離れろ!」


襲ってるように見えると思うんだ。二重の意味で。

まあどちらにしろ私が犯罪者に見えてるのは変わらない。


来たのがバレッティだけだったならまだ良かったんだけど、こいつは誰だ。


背が高い。

筋肉がしっかりついてる。足や肩や腕にまんべんなく。

服にある紋章が、騎士団のものだ。

どこの所属かは知らんが、騎士だろう。

髪の色は緑、瞳の色は黒。角の色は白。……白?


「初めまして、パレット・アール・カフェイナ様。ただそれは聞けない願いです。……魔王さま、今魔力を暴走させていて」

「「……!?」」


二人がまじまじと抑え込まれているディラン君を見た。


きっと、魔王様の魔力暴走を一般人、それも人間が抑えられるわけないって思っているのだろう。


あながち間違ってない。

……ただ、私が一般人っていう前提が違う。


別にたいして辛くも大変でもないが、この手を離した途端にこの辺りは全滅かな。

あ、リーなら生き残れるかも。多分きっとメイビーおそらく。


「で、空っぽの魔石とかあります?できれば大きめの」

「……申し訳ありません、魔王城は魔石の持ち込みが禁止されておりまして……」

「あー、なるほどそうでしたね、そういえば」


答えてくれたのはおじいちゃんことバルティモアラスト・アダ・ラパレット(偽名)様。


そっか。ディラン君が来たからもう解かれてるかと思ってたけど、まだ駄目なのか。

……仕方ない。奥の手だ。


「お二方、今から私の行うことは他言無用です。いいですね?」

「ああ」「ええ」


……仕方ない、そう仕方ない。

多分ミーも許してくれるだろう。無理だったら屁理屈をこねるかな。


意識を集中させて、魔力を……闇にしておこう、とりあえずこねる。

粘土みたいにこねる。


魔力と魔力が手を取り合って、ねばねばしてきたら、コピペの感覚で全部の魔力をそれに変える。


「“魔力よ集え、石となれ”」


イメージとしては、水の状態変化だ。

ふわふわした水蒸気を、かき集めて混ぜる続けると水になる。そういう水蒸気が魔力だ。


で、水になったねばねばの魔力を、物理的に潰すと小さな塊になる。大きさのイメージとしては1000分の一くらい。

それが魔石……いやもうこれ水関係なくないか。


「ふー……」


そんなこんなで、できた魔石がこちらです。


闇の魔力を込めたから、真っ黒。

相変わらずって感じ。


……まあ、私以外に魔石作れる人っていないんだけどね。


だって、ご覧ください。

このこぶし一個分の大きさしかない魔石を。


これでも魔力の半分以上は込めてる。込めてコレ。


雑学なのだけど、この世界の皆さま、数値で表すと平均が800くらいなのだ、全部のステータス。


……作れるわけないよなって感じだ。

だって、結構魔力量の多いルー君ですら2000には届かないのだから……チートって素晴らしい。


で、この魔力タプタプの魔石の、外殻?以外の要らない魔力を吸い取る。吸い取りすぎると魔石は壊れる。

だから基本魔石は使い捨て。ギリギリまで使って自分の魔力を貯めたり吐き出したりするために使う人もいるかな。


「う……」


ディラン君が呻いた。

わあ、急がないと。……急がないと、だけどどうしようか、困ったぞ。


……私、今両手が塞がってるのだ。

だから魔石は床にぺいって作った。足で触れて魔力を抜いた。


……どうやってディラン君に触れさせようか。




読んでくれてありがとう!

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