第621.18話 √6-17 『ユウジ視点』『四月二十六日・二十七日』
色々あって生徒会の会計補佐という役職に就いた俺こと下之ユウジは、とりあえずは福島の補佐的立場として働くことになりそうだった。
「会長、そういえば生徒会の仕事って何やるんです?」
「知らずに引き受けたんだ!?」
純粋な質問にミニマムな会長が驚きながらツッコミを入れる、そう実のところ生徒会の生徒会活動がどんなことをやっているかはいまいち知らない。
興味がない……わけではなかったものの、”関わることがない”と思っていただけにその先を調べようという考えにならなかったのかもしれない。
かもしれない、というのも俺は記憶に関して細かいディティールに自信がないのだ。
もしかしたらだいぶ前に姉貴が話してくれたかもしれないが少なくとも覚えておらず、今の俺になってからも姉貴は生徒会の話題を積極的に出すわけでもなかっただけので分からない。
「なんとなく生徒会室で駄弁ってるイメージですね」
「うっ、それは否定できない……けど! それだけじゃないんだよ! えっとね、生徒会の仕事はね――」
藍浜高校における生徒会活動とは週一回から二回の生徒会役員が集まって行う会議と、風紀委員と合同で週三回設けている朝の挨拶運動・身だしなみチェックと、各委員会の総括などを行っているらしい。
付随機関として風紀委員・図書委員などの各種委員が存在し、期間を限定して各クラスから選定・活動する文化祭委員・体育祭委員のほか、学年によっては修学旅行委員があるという。
委員会活動において学校からある程度生徒会費と称して予算が出るもののそれは有限であり、現実的かつ実現可能かなども踏まえて取捨選択や変更などを含むチェックを行い、予算面・安全面など折り合いが付けば教師を通じて学校運営側にまとめた活動要項の伝達・予算を申請するのが生徒会の仕事でもあるらしい。
その中でも予算・金額面のチェックを行い生徒間で使えるお金を実質学校から預かっているのが会計職とのことらしい。
「会長会長」
「なんだい下之ユウジくん!」
「この生徒会って何人で動かしてるんですか?」
「それはだね――」
アス会長曰く、現時点で実務を担っているのはここにいる四人だったらしい。
「少数精鋭ですね。でもアス会長は会長代理ということは別に生徒会長がいるんですね」
「いるよ、でもこの学校の場合三年生になったタイミングで生徒会職はほぼ全員隠居しちゃうんだよ」
高校三年生にもなると大学受験勉強も本格化するということで、学校側も黙認する形で二年生終業式までを区切りに一段落し、それまでは生徒会役員としての実働期間らしい。
なので一年生入学後すぐに生徒会役員をスカウト・育成を開始して一年後終業式のタイミングでバトンタッチするのがこの学校こと藍浜高校生徒会の伝統とのこと。
基本的に後輩が生徒会をやめる・補充要員が存在しない場合や受験勉強を考慮せず生徒会役職を続投したい生徒の場合のみ三年生が生徒会役員として活動することも稀にあったようだ。
ちなみに三年生になっても生徒会の籍がそのままなのは内申対策らしい、それを学校も考慮しての黙認かもしれない。
「ということは副会長代理も書記代理も会計代理もいるんですか?」
「いないよ。会長以外は複数人居てもいいことになってるから先輩副会長・書記・会計がいたんだ。先輩生徒会組はそのまま籍だけ残して実働は私たちってわけ」
なので旧生徒会メンバーは昨年度を最後に隠居して、去年一年生生徒会役員の役職補佐だったりしたアス先輩・姉貴・チサさんがそのままスライドした形になるらしい。
「でも会計のコナツは一年生ですよね? 先輩の代はいなかったんですか?」
「いなかったんだよねぇ。先輩会計が凄腕だったのもあるし、ミナが副会長・会計補佐してたのも大きいかな」
というのもこの生徒会の面子は藍浜中学校生徒会と変わらず、中学も高校も生徒会仕事に大きな差異はなかったらしい。
なので中学生徒会経験者は即戦力、中学生徒会の頃は三年生も二学期までは働いていたこともあって一年生生徒会役員にも面識があり、そんなわけで中学生徒会で書記経験のある福島に白羽の矢が立ったとのこと。
それにしても姉貴は中学校の頃も”副会長”職だったイメージが強かったが、高校一年生生徒会では補佐を兼務していたとはなぁ。
「新一年生の福島ちゃんにも打診したら快諾してくれたし、だから藍浜中学生徒会の面子そのままなのが今なんだよね」
「なるほど」
「ただやっぱり補佐が居ると助かるって福島ちゃんとミナの提案もあって君が推薦されたわけだ!」
……補佐がいると助かるという建前半分、弟or友人を置いておきたい本音もとい私情半分だろうか。
私情も見透かされた上で採用されたのを思うと、これはいよいよ俺がポンコツだと彼女ら推薦に泥を塗ってしまうことになりかねない。
「ほかに生徒会役員は増やすんですか?」
「君が頼りなかったら増やそうかな!」
「おおう」
推薦があったとはいえ拉致してきておいてこのプレッシャーのかけようである。
「やれるだけやってみます」
「それぐらいの気概でヨシ! 生徒会役員未経験者で一年生なんだからあまり気負わなくていいんだよ!」
出来るだけ足は引っ張らないようにしたいが、姉貴や福島を手助け出来るのは嬉しいものだ……まぁ、やれるだけやってみよう。
そんな会長からの生徒会の説明と、それに関する俺からの質問と、各生徒会役員の紹介などの実質顔見せで今日の生徒会はお開きとなった。
そうしてせっかく福島も下校時間が一緒になりそうだからと声をかけようとしたら――
「わりい! 私はちょっと学校で用事あって残っていくから!」
と頭を下げられたと思ったら一瞬の内にいなくなっていた。
生徒会としては割と早い時間に解散、会長もチサ先輩も帰り支度をして生徒会室に鍵もかけていたので、福島は一体何の用事で残るのだろうか?
このまま福島を追う、というのもさすがに今の俺では踏み込み過ぎな気もするし――
「……」
俺を副会長補佐にすることが出来なかったことで落胆気味の姉貴を見ていたらこのまま一人で帰らせる気にはなれなかった。
「じゃあ帰ろうか、姉貴」
「う、うん!!」
ということで久しぶりに姉貴と下校・帰宅することになった。
思えば姉貴と下校するのはいつ以来だろうか、中学校の頃は……あんまり覚えてないな、誰かと帰って寄り道ばかりしていた気がするが。
なので遡ると小学校以来かもしれない、一年学年が違うから姉貴が卒業すると場所もタイミング合わなくなるし。
だから言葉にするつもりはないが姉貴と下校出来るのが久しぶりでちょっと嬉しかったりする……言わないけど。
「ユウくんと下校デートっ」
「……うん」
デートではないだろうと姉貴に言いかけたが、少し前まで露骨に落ち込んでいただけに今日は頷いておく。
俺を推薦したことについて姉貴も福島も示しをつけたわけではなく、偶然被り補佐の取り合いになってしまい、結果姉貴が福島に譲る形となってしまったのを惜しくも残念に思っているようだった。
「ユウくんが副会長補佐なら合法的にイチャイチャ出来たのになぁ」
果たしてそれは合法と言えるのか、職権濫用の類ではなかろうか。
「まぁでも姉貴を手伝えることもあるかもしれないから、ここはひとつ」
役職上は会計補佐となった俺だが、ケースバイケースで各役職の補佐ヘルプとして入ることも福島には了承してもらった。
会長の補佐が書記のチサさんで、チサさんの補佐は不必要っぽいので実質会計な福島の補佐と副会長の姉貴の補佐となるかもしれないが。
体面上は生徒会経験者の一年生会計を生徒会未経験者の一年生が補佐するという構図、理にはかなっているし藍浜中学生徒会をよく知らない教職員などからすればその方が安心できる……かもしれない。
ちなみに部活顧問と似たような立場として生徒会指導教師も存在するが、基本的に生徒会に顔を出すことはなく学校への申請書類のチェックなどを職員室でやる程度らしい。
「ほんとに!? やったぁ!」
ブラコン気味九割ぐらいだとしても、生徒会役職として俺を推薦してくれた姉貴の想いも大事にしたいと思うのだ。
それに隣で明らかに機嫌のよくなった姉貴を横目に見るのも悪くない。
四月二十七日
なりゆきで生徒会役員になった。
とはいえ結果的に福島と”友人的”距離を近づけられそうな上に、姉貴のことを手伝えるかもしれないという一石二鳥状態!
校門前での登校する生徒に対しての挨拶こと挨拶運動は月曜・水曜・金曜らしく火曜の今日は休みらしく登校自体は通常通り。
それでも姉貴は副会長だからと少し早め登校で「ユウくんはいつも通りでいいよ~」とのことなのでこれまでと同じ時間にユイと駄弁りながら登校したのだった。
「おはようユウジ!」
「おはようコナツ」
登校後教室への廊下途中で福島とすれ違った際に挨拶。
基本的に福島は教室にいるタイミングは授業ぐらいで、どこかに行ってしまうので朝も夕もすれ違い様ぐらいしか偶発的に会える機会はなかった。
なので基本的に会おうとするならば俺が手にしたメールアドレスや電話番号を用いてアポイントメントを取る必要があるのだった。
教室自分の席に着席し携帯を開き、電話帳から [福島コナツ] のメールアドレスを呼び出した上でメール文章を打ちこむ。
【今日一緒に昼食食べないか?】
という趣旨のメールを送ると一分経たずして――
【いいと思う! なら、昼休み出来れば例の教室で!】
返信を読む限り例の教室というのは前に連絡先を交換すべく福島に招待された部活棟の空き教室だろう。
そうこうして昼休みになり、ユイとマサヒロに他の友人と昼食を摂ることの断りを入れてから教室を出た――
部室棟の以前訪れた空き教室、一見すると何のクラス札も部室表示もないので単なる空き教室にしか見えない場所だ。
その扉をノックして「ユウジだ、入っていいか?」と声をかけると「ど、どうぞ!」という少し緊張した風味の声で出迎えられる。
「よ、よう!」
「おう」
扉を開けると何故か仁王立ちで待つ福島の姿があった、もしかすると少し前から扉前で待っていたのかもしれないし、よく見ると口元の口角が上がっているあたりこの昼食での相対を嬉しい・喜ばしく思ってはくれているようだ。
空き教室の電気は点けておらず空いたカーテンの窓越しの陽光のみ、校庭側に面してこそいないが周囲の建物もないのでこの季節だと自然の光源だけでどうにかなるのかもしれない。
「じゃあご飯にしよう!」
「そうするか。あ、机と椅子サンキュな」
「いいってことよ!」
空き教室の中に積み上げられていた机と椅子の二セットを既に地面に下ろして昼食用に準備してくれていたらしい。
机を向かい合わせ、福島と面と向かって昼食を食べることになる。
「コナツはコンビニ飯か」
福島はコンビニの白い半透明のビニール袋からハムとチーズ・ツナマヨのコンビニ市販品のサンドイッチを取り出した。
「まあな! そういうユウジは……」
「ああ、これはな――」
ご飯の段とおかずの段で別れたプラ製の二階建て弁当箱を開くと、海苔と卵的なふりかけのかかったご飯と彩りと栄養素を意識したであろう主食・副菜が姿を現す。
「もしかして下之先輩お手製?」
「そうそう」
一週間に二回ほどある姉貴のお手製弁当「冷凍食品にも頼ってるよ~」とは言うし、原則生徒会の挨拶運動の無い日に作ってくれるものだが、それでもありがたいものだ。
姉貴の言う冷凍食品は厳密には冷凍食材であることが多く、それをベースに朝調理するか昨日の内に仕込みを終えて作るのでそのまま即席おかずを入れていることは滅多にない。
小学生の桐は給食とはいえ、俺と姉貴自身とユイの分も作っているのだから大変だと思う。
「じゃあいただきます」
「いただきます」
そうして手を合わせて二人昼食を摂り始める。
男女二人で逢引きのような場所でのランチタイムだが特に甘酸っぱい感じはない。
あくまで友達っぽい距離感の昼食でこれはこれでいいものだ――
しかしうまい、姉貴の料理やっぱり冷めても問題ないように作られてるからかうまい。
ミニハンバーグとかスパイスの感じとか肉のあらびき感とか、それでくどくないしソースもデミグラスでご飯に合うし……最高か、いつもありがとう姉貴。
と、姉貴の弁当に感動・感謝するいつもの恒例行事はひとまずおいておいて――
「そういえばコナツって昼休みはいつもここにいるのか?」
この昼食会談を設けたのも他でもない、福島コナツという人間を知る為・友人関係を深めたいが故だった。
昼休みになると教室を抜け出してどこかに消える福島コナツという人間は、以前の手紙呼び出しでも昼休みこの空き教室が指定されていた。
「部活助っ人か生徒会で呼ばれる時以外はここで昼食してるなー」
やっぱりそうか、そりゃ教室にいないわけだ。
「というかコナツ、器用なことするんだな」
「ん? あぁ、あんまり行儀良くなくてわりい」
「いや、特に気にしてないからいいぞ」
そのまま続けてくれと言うと、わかったサンクスと返ってくる。
というのも今の対面の福島は――片手でサンドイッチを時折食べながら、利き手っぽいもう片手で何か書類のようなものをチェックしてはめくっていた。
「これ会計書類でなー、金額合ってるかチェックしてるんだ」
会計書類ということは生徒会会計の仕事をやっているということか。
「会計ってそんな忙しいのか」
「いや、この方が効率的なだけ……ユウジはこれ見てて落ち着かないか?」
その書類のチェックスピードは恐ろしく速い、それも昼食を摂りながらだというのだからかなりの作業効率だ。
「単純に見ていてすごいなと思って」
「そ、そうか!? ただ部活の助っ人とかやってると時間がいくらあっても足りなくてな! っと問題なしっと次次」
すると今度はクッキー缶に入った手紙の束のようなものを取り出した。
「これは部活の助っ人願いとかファンレターとかラブレターとかな」
「へぇ……うん? ラブレター?」
あまりにスラっと出てくるもんだから聞き返してしまった。
「そうそう私の何がいいかわかんないけども、結構来るんだよなぁ……それも同性九割ぐらい」
同性九割というのも驚きだが、異性から一割あるのか。
というかその一割だったわ、俺……。
「モテモテだな」
「本当にモテてたら私に友達もっといるぞ!」
せやろか……?
あのあまり他人に言及しない姉貴が評価している生徒会の若手エースにして、男女問わずスポーツ系部活の助っ人では抜群の活躍をして貢献、そしてあとで分かったことだが成績も最上位クラスの優等生。
そしてぶっちゃけ顔立ちがいい美人、真面目な時は精悍さもあるのに笑うと年相応っぽいギャップは同性キラーだろう、まつ毛は長いわ筋肉はそこそこ付いてそうなのに細くて出るとこは出ててなスタイルは抜群だわで、正直スペックが高すぎる。
「その割には俺みたいな告白失敗系男子を友人にするとか尖ってるな」
「いや、それは……悪かったと思うけどさ。でも私は誰とも付き合うつもりないし……というか付き合える自信がないし」
ただどうやら福島はおそろしく自己評価が低い、自分に自信がない――自分を信用していないし、他人も信用していない……のかもしれない。
「俺がやっぱり好きですって言ったらどうする?」
「友達から友達まででお願いします」
「振られたわ、そして昇進の見込み無し」
「友達じゃダメか……?」
そう不安そうに上目遣いで聞いてくるんじゃない。
ちょっとグッとくる一方で死亡フラグが立ちそうでヒヤヒヤするんだから。
「友達でいいよ。まぁ……でも俺ぐらいにしておけよ。振った相手を友達から始めましょうじゃなくて友達止まりにするなんてのは」
「は、は!? ユウジ以外に絶対しないし!」
それはそれでどうなんだ、俺ってどういう存在なんだと思わなくもないが……ある種の”特別”なんだろうか? 素直に喜んでいいかは微妙なラインだが。
「ユウジも彼女とか作っていいからな!」
「えぇー……?」
さすがに振られて一ヵ月もなく他の子と付き合うってのは、節操ない感じがちょっと。
そもそも二度目の玉砕で恋愛方面はしばらくいいやって感じだし、だから福島に友人として付き合えるってのもあるわけだし。
ただ福島の恋愛観がよくわからなすぎてちょっと、探りを入れたくなるな――
「でも俺彼女作ったらコナツと会う時間減ると思うけど」
「それは困る! なら私も同席したい!」
福島という女友達が同行する彼氏とか彼女はアリじゃないだろうに。
というか福島女子人気も高いの思うと……なんかそれはそれで彼女がいつのまにか寝取られそうでやだな。
まさか福島を友人にすると彼女が作れない……? はは、まさかね。
「まぁ俺には当分彼女とか出来ないだろうし大丈夫だろうけど」
「な、ならよかった」
ここでいう”当分”がもしかしたら変な価値観から”一生”と同等クラスだったらと思うと末恐ろしいが。
コナツとの友人の時間を確保すれば彼女を作ること自体は問題ないらしい……本当に問題ないのか?
そうこう話しつつ食事をとりつつ手紙チェック……それが終われば授業の復習・予習もし始めていた。
この人タイムパフォーマンス重視すぎる!
それからも福島はトリプルタスクをこなしながら昼食を終えて解散となった。
さすがに福島と一緒に教室入りしたら怪しまれるので「ちょっとトイレ寄ってくわ」と言って先に空き教室を出た。
俺と福島が昼休み終わりに教室に戻ってくるタイミングはズレたので、他のクラスメイトに怪しまれることもないだろう。
〇 去年の生徒会 〇
ユウジ「姉貴が一年生の頃は副会長補佐・会計補佐だったのと、チサさんが書記補佐だったのはわかりますがアス会長はどういう役職だったんですか?」
アス「次世代会長」
ユウジ「次世代……?」
アス「次世代会長っていう役職だよ! 私はずっと会長職だからねっ、ふふん!」
チサ「それっぽい役職与えただけのマスコット枠よね」
アス「旗印とかトレードマークとか、そういうのが良いんだけど!?」
お飾り的な意味ではあんまり変わらないのでは……?
〇 下之姉弟の生徒会帰り 〇
ミナ「じ、じゃあユウくん! さっそく副会長の補佐として……手を繋いで帰ろう!」
ユウジ「勤務時間外なので残念ながら……」
ミナ「ホワイトな職場! じ、じゃあお姉ちゃんのお願いとして手を繋いで――」
ユウジ「ごめん姉貴、高校生男子に外でそれは勘弁して」
ミナ「がーん! ……って家の中ではいいってこと!?」
ユウジ「……たまに、姉貴がそれでいいなら」
ミナ「やったー!」
* *
ユミジ『甘やかしてますね』
ミユ「シスコンだなぁ」
ユミジ『え?(あなたが言うの? 的なニュアンス)』
ミユ「え(本当にどういう意味か分からないニュアンス)」
=作者雑記=
本格的にスランプでした、1年ぶりですみません




