番外07~11 番外2-1~5 下之家のあれこれ。
番外編2をまとめたものです。
後日修正します。
影の薄くなりがちなホニや桐やユウジ姉を中心に下之家へスポットライトを当てます。
今日もなんというか賑やかで、ゆる~い日常が続いています――
8月29日
まだまだ夏の暑さが占める8月終わり。楽しかった夏休みの思い出に耽っていた。
色々なことがあったものだ。今年の夏は特に楽しかった気がする。それもこれもあの起動したギャルゲーのおかげだな。
起動してなかったとしてもユイとマサヒロで面白おかしく楽しめた事には違いないけど。
やっぱりマイやユキやホニさん、桐が居ないのとでは、その楽しさと充実度は段違いだったのだろう――
そんな家にて、夕食で腹も膨れ居間で一休みしている時のこと。
姉貴は皿洗いにホニさんは部屋へ戻っていた。現在居間に居るのは俺とユイと桐だった。
「なあユウジ」
なんとも薄味バラエティに苦笑していた矢先に、ユイが話しかけてきた。
「ん?」
「アマ●ミSSの”SS”ってなんだろうな?」
「え」
アマ●ミ……って、ええ?
「とーいうことで! 今放送しているアニメについて語ろう第3721回辺り!」
※ここから作者の個人的憶測、予測、感想のみが飛び交います。この場を使っての悪ノリお許しください!
「いぇーい(CV.桐による複数観客)」
「え、ちょっ」
桐も乗っていた……なんでやねん。
「おお、キロリ観ているのか!?」
「うむ、今クールの大半のアニメは観ているぞ(キリッ」
桐がキリッ……あれ、前にもこの寒いネタやった気がする。
というかもうキロリは諦めたんだな……
「ユウジは見ているのか? どうなのか?」
「いや、まあ見てるけど」
ま、まあ一応観てますとも。最近忙しかったからマトモに観れてなかったけど
夏休みはアニメを一気観出来たからやっと追いつけた。
「アマ●ミはなんというか――」
「おおっと! それはこれからだ、口を滑らせてはイケナイよ」
そういえば物語の初め辺りにこんなアニメ談議っぽいのが有った気がするな。
「今放送しているアニメについて語ろう第3721回、開始!」
「で、まずはあの”SS”が気になってしまうな」
「まあ、初アニメ化作品なのにSSって……」
「普通なら略称意味がサブタイ辺りに書いてあるはずなんだがぬう」
「某キス●ムRのように”監督の私もRの意味を知りません”とか言うパターンの一つかもしれないのう」
「いやいや、キロリ。監督はあの人だぞ? まさか、そんなことはないだろう」
「……SSって聞くとダ●ーポ思い出すのは俺だけ?」
「「いやいや、アタシ(わし)も!」」
「おおう、息ピッタシ」
「どうにもD.●.S.S.好きになれん」
「ああ、わかるぜよ。なんであそこまで妹プッシュするかねえ?」
「個人的には白河ことりに幸せになってほしかった」
「「同じく!」」
「白河と苗字の付くダカーポキャラはアニメで超不遇じゃからな」
「なんというか、主人公捨てて行った妹がまた戻ってきて、またラブラブしましょ。とかおかしくないか!」
「今まで世話してきた、隣に居たことりはどうなるっつーんだよ」
「本当に残念な展開じゃった……5話ぐらいまでは絵も綺麗で神アニメかと思ったのだがのう」
「でも、ことりはまだいいよ。ことりは2話完結OVAで幸せになってるし」
「あれで大分救われた気分じゃの」
「そうするとダ●ーポ2ななかタンは見事に不遇だのお」
「「本当アレはないわ(な)」」
「1期7話だけ当番とか舐めてるのかと思った」
「というか1期はココとかミナツは相当な被害者だぬ……シナリオ滅茶苦茶にかき回してどちらも台無しにしてるのが許せんなあ!」
「でもコミカライズのI.F.は神がかってたんだよな」
「「そのとおり(じゃ)」」
「あれこそアニメ化すべきだなあ」
「うむ、しかしP.S.のアニメ化もされない以上期待は出来無さそうじゃな」
「「ああ……」」
すっかりお通やモード。本当に忠実に作ればいいのにさあー
……え? 今まで俺のオタク分が薄いのにいきなりコレはないって?
温存していたのだよ!
「話戻ってア●ガミSSの”SS”の意無は――」
「うむ、考えたのじゃ……SSは”セカンドシーズン”の略で合ってるのかもしれん」
「ええ、なんでだい? キロリ」
「キ●キスから数えれば――」
「「止めろおおおおおおおおお」」
「はっはっは、桐何を言う。キミ●スはアニメ化してないだろう?」
「そうだよキロリ。あんな中の人にまで嫌われる主人公になってしまったアニメなんか無いよお」
「……黒歴史じゃな」
「だからキロリのは違うYO!」
「うむ、じゃあなんじゃろな……」
「……”セガサ●ーン”か?」
「「なんでそのチョイスしたし!」」
「有る意味人気高いけどセガからしたら黒歴史だなっ!」
「うむ、セガ謹製ゲームハードが終焉した以上、黒歴史なのかもしれないのう」
「いや、無難にアタシなら……”セミショート”なんだな!」
「ロングの娘ディスんな!」
「じゃあなんじゃろな……”SS”」
「……真面目に考えたら”ショートストーリーズ”じゃね?」
「「あ」」
「原作ファンから聞くに、大分話が省略されてるみたいだしよ」
「うむ、一理あるかもしれん」
「4話で1シナリオという構成も考えるとあながち間違っては居ないねえ」
「オムニバス方式採用したから仕方ないんだろうけどね」
「まあ、でもそうすることによって各キャラをないがしろにしにくくなって成功じゃな」
「キミ●スもそうすりゃ良かったのに――」
あの、えーと。
ずっと黙って聞いてたんですけどね。
いや、専門的なことは分からないです(アニメもサ●エさんぐらいしか見てませんし)
でも思ったことがあるんですよ。聞いててここまでメタというか時事ネタで特定ネタを扱うってのは――
ブログかチラシの裏でやれよ。
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6月のある平日。
番外編の舞台は前回と同じく下之家。
皆が学校や会社に行っているそんな中、1人家で留守番し続けているホニさん。
「はぁ……」
トレードマークな超長髪とセーラー服を着たまま、憂げにため息をついていました。
……寂しいのでしょうね、きっとそうなのでしょう。ユウジ達は無情にも学校ライフをエンジョイしていますからね。
「あー……この時間は面白い番組がないなー」
え。
「チャンネルをひねっても、どうにも薄味な昼ドラばっかり……」
あー……えーとホニ?
「いい●もが終わるとどうにも鬱だなー」
……杞憂だったんですね。でもホニはなんで学校行かないんですかね?
ユウジ母に頼んでも良さそうなのに、何故か頑なに行くのを拒んでいるそうです。
学費などを考えて遠慮しているのでしょうか?
「あ、先週やってたバラエティの再放送だー! これユウジさんと見てたら面白かったんだよー」
と、バラエティを観はじめますが――
「あ、あれー? こんな薄味だっけ?」
そういえばこの作品の登場人物ってバラエティのことを薄味って言うのが流行ってるんですかね?
なんか表現で頻繁に聞くですけど……いや確かにですね、最近のは流行りものさえ呼べばいいって感じですけど。
ほら、でもテレ東とかNHKでは結構面白い番組が――え? テレ東は地方だから見れねえし、NHKは受信料――
……ごめんなさい、ここで止めておきます。
「(ユウジさんと見た時は面白く感じたのになあ)」
……ああ、なるほどー(?)
「そういえば我とユウジさんが話す機会が少なくなっちゃた……なんでだろ?」
おいユウジ(怒)姫城に現抜かし過ぎです。少しは他のレデイにも気を使って(以下略
「思い切って今日はユウジさんの部屋に行こうっとー」
ほらこんなにホニは前向きなのに! あなたという人は! あなたという人は! どこまで鈍感なのですか!
「ぶえっくしゅ」
「どしたのユウジ?」
「いや、俺の噂をしてしまった輩がいるらしい」
くそお、ティッシュを無駄遣いさせやがって……請求するぞゴラア!
「あら下之くん、風邪?」
すると何故か、委員長がやってきた。本当に何故か分からない。
「おお、院長」
「いつから私は病院の長になったの……?」
「風邪なら治してくれ」
「……風邪ごときで病院に来ないでくれる?」
「(うーん、最近委員長のノリが良くなったがするなあ)」
なんででしょうね? さてー、戻って下之家ですー
「ああ、洗濯物とりこまなきゃ! ああ、皿洗いしなきゃ! ああ、桐帰って来る!
なんかホニ、日常に毒されてません?
「ユウジ家に住まわせて貰ってる身の以上、我も一生懸命家事じなきゃね!」
ええ娘だ……
「ただいま帰ったぞー」
「あー、おかえりー」
「おうホニさん、家事御苦労さまじゃ」
「いえいえ。それで桐さん?」
「なんじゃ? 早く靴脱いでいいかの?」
「まって! 我はやりたいことがあるんだ」
「……はぁ、手短にな」
「――あなた、ご飯にする? お風呂にする? それとも――帰る?」
「どこに!?」
「決まってるじゃあないですかー、知ってるんですよぉ?」
「な、何がじゃ」
「……教えませんー」
「意味がわからぬ!? その意味を教えるのじゃー!」
「あはは、捕まえてごらんなさーい」
……ホニ、桐と仲良いんですね。なんか姉妹がじゃれあってるような微笑ましい光景だなあ。
もう少し目の保養に観ておこう、うん。
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「き~り~」
「おお、ホニか」
桐の部屋にやってきましたー
部屋に在るのは小学校の教材が収められた本棚とパソコンの点けられた勉強机にベッドだけ。
案外殺風景ですねー……もっと、なんか薬品とか秘密の文書とか有ると思ったんだけどなー
でもきっと、来る度色々ゲーム道具が出てくる押し入れが怪しいかな。きっとそこには何かある。我はそう断言するよ!
それで我が来た理由はですねー
「ゲームしよー」
「うむ、良いじゃろう! 今度こそわしが勝たせてもらおう」
小学校なのか早く帰って来るのでよく桐とはゲームをします。
時々訪れたり、自分の部屋に招いたりして二人遊んでるんですよねー
「じゃあ、今回も我が勝っちゃおうかなー」
「ぬぬぬ、言わせておけば……望むところじゃ! それで、きょうのげえむは一体なんじゃ?」
「将棋!」
「わかった、今出すからの。そこにでも腰かけておいてくれ」
なんか言いまわしが本当におばあちゃんみたいだよね、桐って。
「またせたな、では参ろうか」
「うん! 勝負――」
30分後。
「桐に大手っ!」
「くぅ、これで3回目じゃとっ……」
「ふっふ~ん」
ハナタカダカ~、我はゲームだけは強いのだー
「おのれ~~っ! ここまでコケにするとは! ホニ、表に出るのじゃ!」
「いいよー」
ちなみに、桐は負ける度に庭へと出ろと言ってきますー
それで我も庭に出て――
「準備はよろしいかの?」
「うんっ」
そう我と桐は――
「能力”物体創造”発動! 木刀創造っ」
両手を天へと上げ、そう叫ぶと辺りは光に包まれる。
そうして桐は木刀を何処からか生み出し手に取る。
「母なる大地よ、源の海よ、永遠に広がる空よ。全ての自然よ我に見方せよ! ”風”」
その時の庭には小さな、本当に小さな竜巻のようなものが現れる。
実は我、神様である。それ故に色々出来るのだー
「うぬう、今回は風を味方に付けたのかっ!」
「前回は水に見方してもらったね」
と、くるくる竜巻を手に収めてそう思い出す。ああ、あの時は服が濡れちゃって止めたんだっけ……
「今度は濡れる心配ないからね!」
「わしの本領発揮じゃなっ」
「そうは行かないよー」
ビュウウウと風が吹き荒れ、それを切り裂く桐の木刀。二つの力がぶつかった――
と、まあ。実は我たちガチバトルを庭内でやってます。
一応それはユウジさん達には秘密で、知ってるのは戦ってる当事者だけなんだよね。
この力もなんで持ってるかは分からないけど、こうして桐とじゃれるだけで。
本当に戦う道具として使う日が来ないといいんだけど……
「ぶっふぁ」
「ああ、桐どーこーいーくーのー!」
桐が突風のあまり吹き飛ばされしまった……力加減すべきだったよね。
ごめん、桐……忘れてた。
「ごめん、きり~」
「きゅう」
ああ、桐目回しちゃってるよ……
え、えと! 我はそんなこんなで楽しい日常を過ごしています!(無理矢理な締め)
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6月休日(夏休み)
ベッドに適当に座っての~んびりしていた。うーむ、パソコンもゲームもしなければマンガも読まない。
そんな時間が必要だと改めて思う。……まぁ日常の喧騒も影響あるんだろうけど。
「六●麦茶超うめえ」
テキトーに買ってきたお茶をちびちび飲んでいるとドア越しにノック音共にある女の子の声が聞こえた。
「やっほーユウジさん」
「おお、ホニさんいらっしゃい」
ホニさんが俺の部屋を訪ねてきた。相変わらずなんという長い黒髪に可愛さ満点な童顔。
普段着と化したセーラー服が似合いすぎて死にそう。
「ねーねーユウジさん」
「ん?」
「中●と日●の関係が悪くなってるねー」
……はい?
「えーと……ホニさん?」
「なに?」
「この話題は止めておこう」
「なんでー? テレビじゃ日常的に見るよ?」
「いや、この小説で取り込むべきネタじゃないというか……とりあえず打ち止めで!」
「ユウジさんが言うなら……いいけど」
「ありがとうホニさん」
「じゃあ、話す話題も無くなっちゃったけど……ここに居ていい?」
上目遣いでなんとも小動物的可愛さを誇るホニさん頼まれごと。
「もちろん!」
「わぁい!」
ベッドに座っていた俺の隣に可愛らしくちょこんと座る。
「(可愛い!)」
「はぁ~なんかユウジさんの隣に居ると落ちつくな~」
「!」
何気ない一言になんともドキリとする。ああ、可愛いなあ。
……いやロリコンじゃないぞ? ほらミニコンって奴だよ、うん。あ、でもミジンコとかはあまり好きでないから……違うな。
にしてもこの保護欲を盛大に掻きたてるホニさんってなんだろうね。
可愛らしいというか、か弱いそうというか……護ってあげたくなるんだよなあ。
「(これは陰からマモリたくなるわ)」
そうしてホニさんが訪れてから数分が経っていた。それまでは二人無言でぼ~っとしていた。
そんな時ドア越しにノック音と共にある人の声が聞こえた
「ユウジー、居るかー?」
「ああ、ユイか……どした?」
「いや、なんとなく来てみた。入っていいか?」
「いや、いいけど……何にもないぞ?」
「またまた~、御冗談を。ほらベッドと押し入れの下段奥に――」
「あー、あー、あー! ただいまマイクのテスト中! ただいまマイクのテスト中!」
「おおう! びっくりしたあ、じゃあ入るぜー」
ガチャリとドアノブが回されユイが入って来た。
「おおー、ホニ様!」
「ホニでいいってユイ!」
若干ユイの呼び方に不満を覚えるホニさん。
そんなちょっぴり怒ってる姿もなんとも可愛らしい。
「で、どした?」
「いや……ユウジに会いたくなって」
「金はないぞ」
「借りたことないぞ!?」
「じゃあなんだ、ゲームか? パソコンでも壊れて生殺し状態か?」
「いやいやいや! ただ単にユウジルームに来たかっただけなのだよ!」
「ふーん、まあいいけどよ」
「さんきゅー」
と、言うとユイも俺の腰かけるベッドに座った。
「はぁ~なんかユウジの隣に居ると落ちつくな~」
「いやいや、いつもお前は学校で一緒だろ?」
「うーむ、ちょっとばかし違うねん。それとこれとは別だのう」
「ふーん、なんで?」
「なんというか……ユウジの家に入り浸っているのが友人に悪いと良心の呵責が働いていながらも、この圧倒的な背徳感! たまらねェ!」
「あー……さいですか」
うん……色々発想がおかしいなコイツ。
「それに、本当にユウジが近くに居ると安心する」
ユイは眼鏡越しで表情こそ見えないが、なんとも柔らかな、本心を出しているかのように言った。
ユイとホニさんに挟まれるようにベッドに腰をかける。それでも俺含めて無言。だがこういう空気も嫌いじゃない。
この二人も、本当の家族に思えてきてならない……ユイは妹というより弟というか馬が合う親友みたいだけども。
ちなみにこの後の展開をおおかた予測出来たと思うが一応言っておこう。
その後何か俺の部屋は人を寄せ付ける香りでも発しているのか、桐に姉貴も順を追ってやってきた。
まあ、細かくは話す意味はあまりなさそうなので割愛するとして。
今日は何故か、俺の部屋に皆が集まりただ無言で、和んでいるという光景が繰り広げられた――
あ、あれ? この状態って傍からみたら女の子手当たり次第に連れ込んでるんじゃ……?
うん、姫城に知られたら確実にヤバイ。和やかな記憶だけども、これは他の誰にも言わないことしておこう。
命は惜しい。
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下之家の日常(休日編)
下之ユウジの場合。
「おー、久しぶりに観てみたら……」
ここまで、進んでんのかー……え? 何の話かって?
アニメですよ、アニメ。一応俺の設定でしたじゃん? ユイとマサヒロがどろり濃厚なせいで薄く感じるけど。
「これでも今期は5本観てるからな!(深夜アニメを)」
うん。5本は多い。特に深夜アニメなんてオタぐらいしか観ないだろー
そんなオタですよ。いやでもオタと威張れるほどにはどっぷりつかってないので、俗に言う「にわか」や「ライトオタ」ってとこだNA。
本当にさ、ユイとかアニソンの歌詞なんであんなに覚えられるんだか。
まー、あいつが頭いいのは確かだし、マサヒロも頭いいけどよ……ってもしかしてオタって頭いい奴の専売特許なのか?
じゃあ、俺は平凡な頭だし向かないかもな――
「おおっ」
キター、キター! うっひょおおおおおお、キター!
このために観てたようなもんだんぜ! こんな微妙なアニメ観てられるかってんだ!
え? 何が来たって?
「スク水イ゛ェーイ゛ッ!!」
うーん、描き方はまあまあかな。スク水と言ったら綺麗な体のラインを描くには他の追随を許さない生物兵器だ(?)
しかし●●びに●●ヨ!3話のスク水は良かった。あの食い込みとスク水独特の艶、そしてなによりもエエエエエエエエロィッ!
他にもアニメなら――
ライト……?
巳原ユイの場合。
「ふぉおおおおおおおおアニメパラダイスゥッ!」
来たぞ来たぞ! 休日と言えばアニメパラダイス!
まずはリアルタイム視聴からの二週目いっとこ-!
「……一時停止」
ナァァァァァァイスおっぱい!
「……一時停止っ」
グレェェェェェェトぱんてぃらっ!
「……一時停止っ!」
スゥパアアアアアアぼでいぃっ!!
「……ザ・●ールド」
えーと、リモコン壊れますよ?
「さーてもう一周……一時停(ry」
ホニさんの場合。
こんにちは、ホニです。最近昼ドラにハマっています。
中身ないとか。使い古された。……とか言われていますが、発見もあります。
「おお! 泥沼っ! ここでその人が来るんだ!」
予想外の展開があると思わず嬉しいです。使う古された展開は、以前に観たドラマを思い出します。
「あー……我もこんな関係を誰かと築きたいなー」
ユウジさんと……それも、愛人として!
「……いいかもしれない」
中学生の読んでいた雑誌に「NTR」と有りましたが、まさしくコレですね!
「あっ、テープ入れ替えないと――」
テレビ横には何個も積み重なれたテープの山……そしてタイトルは――
適当に挙げて「茨の花園」「若奥様」「禁断の果実」……なんか、妙にそれっぽいですね。
桐の場合。
「……ネットサーフィンでもするかの」
おもむろにパソコンを立ち上げネットサーフィンをしていた時でした――
「こ、これは――」
何か見つけたようですね。
「盗撮一式3千円! 安いな! ポチッ」
え。
「これでユウジの部屋を、ぬふふふ」
……ユウジ、お悔やみ申しあげます。
ユウジ姉の場合。
「勉強しよ!」
ぎゅっとハチマキを頭にしめて勉強をしようとするユウジ姉……テスト時期でも受験でもないのになぜハチマキ?
「あっ」
どうしたんでしょう?
「こんなところに置いちゃ――」
目の前の写真立てを手に取り――
「ユウくうううううううんっ!! だめ、カッコカワイすぎるうううううううう!」
凄い勢いで頬ずりを……ちなみに1時間それで消えましたとさ。
あれ? なんか写真立ての縁の色が落ちてませんか? ……え、それって、まさか――いやいや。
???の場合……って誰ですか?
そもそもユウジ家にこんな場所ありましたっけ? ……タイトルに偽り有り!
ユウジ家じゃないもの混ぜるなんて何考えてるんだかスタッフは――
「久しぶりに”ファーデイ”やるかなー」
ええとそれで、誰?
「(懐かしいなー、うんうん)」
いやだから、どちら様ですか?
「(もう1年以上にもなるかな……)」
だから(ry
「(おお、私のアカウント残ってる! ユミジ! 懐かしー)」
だから……って、え? ユミジ?
ユミジって言ったら、あの――むぐぐ、何するんですかスタッフ!
セクハラで訴えますよ! あ、こら――