第679話 √7-12 『???視点』『???』
※注意※
この話数の半分はアニメゲー○ーズを見て原作を買って読んだら「そういえばこのアニメ生徒○の一存と同じ作者の作品だったなあ」と思って書いたエピソードです
うっす、私福島コナツ。
藍浜生徒会の生徒会役員にして、この作品の主人公ユウジがいる一年二組のクラスメイトだ!
いやあ私の親友第一号にして恋人第一号のユウジはさあ……この世界では生徒会に入らないんだよな。
そういえば私なんで生徒会に入ったかと言えば…………本当になんでだっけ?
正直モチベーション下降気味だけど、まあ生徒会自体は割と好きなのでいつものように出席したわけだけど――
「主役は遅れてやってくるものなのよ!」
そうして葉桜会長は名言風に呟いた。
高校も二年生だというのに、見た目には小学生でも通じるそのルックスは学校のマスコット的ポジションを獲得している。
実務の大半は書記の暁先輩と副会長の下之先輩がやっているのでぶっちゃけお飾――
「ねえアスちゃん、流石に遅すぎるんじゃないかしら。もうこの作品も終盤よ」
「というか主役はユウくんだけど?」
「わたくしとしては生徒会役員として馬車馬のように働ければいいのでどうでもいいですわ」
過保護気味な暁先輩や、ブラコンの下之先輩、生徒会活動にしか興味が無い金髪のクランナにひどい言われようだった。
「というか突然会長どうしたんだよ。元気がいいねえ、何かいいことでもあったのかい?」
「そんな胡散臭いアロハシャツのおじさんみたいな口調じゃないでしょコナツ……」
「実際こうして生徒会枠を貰えたのは何話ぶり……何年ぶり……いえ本編話数で考えればいつ以来なのかしら。ちょっと目次見て来るわね」
「やめてチサ! 見てこないでいいから! 現実を見たいんじゃないんだよぅ!」
涙目にされる会長にハァハァしている暁先輩、少し懐かしい。
「これまでの話読み返してみましたけど、この生徒会ってナントカの一存とナントカーポ2の要素を混ぜた結果なんですわね」
「そういえばここまで来て難だけどさ……私の妹の○冬枠はどこに?」
「エ○カ枠はいるのにま○き先輩枠はいないわね」
「元ネタ晒すのやめてよぅ!」
涙目になっている会長を被写体に連射する暁先輩、少しヘンタイ気味。
「というより生徒会活動無いなら帰ってユウくんの部屋の残り香……掃除したいなあ」
「わたくしも帰って卵焼きを作る練習したいですわ」
「なんとかの一存全否定しないでよ! というかシモノが居ないからツッコミ役私だけなの辛い!」
「ユウは幼馴染攻略に現を抜かしているからしょうがないわね、死んだようなものよ」
おっと暁先輩実は怒ってる?
「というかさー、私とチサも一応数えてのヒロイン十人なのに攻略対象じゃないっておかしくない?」
「そうなのよね。でもこの原作”ルリキャベ”は「総勢十人のヒロイン登場!」と言っているだけで、攻略対象ヒロインと断言していないのが姑息ね」
「詐欺ですわね」
……いやぶっちゃけそうだけど、皆が多分思ってるけどそれは口に出さないよクランナさん。
「でももったいないよな。私としちゃユウジと恋人になるってなかなかいいんだぜ? あいつ、ああ見えて気遣いも出来るし料理がうまいしな……」
「「……話数全カットされたのが何か言ってる」」
「今ボソッと言ったんだろうけど重なったせいで聞こえたんだけど!? 誰が言ったんだよ!?」
カットされただけだし!
私的にはユウジとイチャイチャしたし……本当だぞ!
いつか見てろよな……!
「あらすじは読んだけど本文テキストが執筆される前に中止されたから実際のところ内容は分からないのよね」
「うんうん、本当は傑作選的に三話ぐらいエピソードを作る考えもなかったことにされたらしいし」
傑作選! 三話!?
「傑作選初耳なんだけど!? それさえ中止されるって、え!?」
「ユウくんのヒロインの域に達していなかったみたい」
このブラコン自分で相当ひどいこと言ってるの気づいてるのかな。
下之先輩ってユウジが絡むと本当に時々鬼畜になるんだけど……怖いわ。
「思えばルート5で敵への対策とかでユウジが福島さんに走競技の練習名目で練習に付き合ってもらったのは、どう考えてもコナツルートの前振りだったと思うけれど……」
「やめて!」
これ以上私に酷いこと言わないでくだしあ。
「その点私とチサは二期ヒロイン内定してるもんね!」
「そうよね、私とユウのおねショタ的なちょっぴりSMありな生徒会活動……人気間違いなしね」
暁先輩のそれは十八禁的小説で似たようなことやってますけど、被りますけど。
「……二期はいいけど、その二期はいつなのかねー。会長と暁先輩がヒロインで、私のルートが補完される二期はいつなんでしょうねえ」
「うっ、それを言っちゃダメだよ……」
「ぐっ……さすがコナツね、自分をも巻き込んだ自爆の芸当をするなんて」
そうだよ私がヒロインするルートがいつかも分からないよちくしょう!
「一期だけに八年もかかってしまったのですから、もう二期企画は自然消滅でしょうね」
「「調子に乗るなよこの金髪ブレブレキャラ」」
未ヒロインの私たちの怨嗟が言葉に乗って、クランナに投げつけられた。
「大体ここ最近になって日本好きアピールがひどいんだよ! 露骨なんだよっ!」
「ジャパニーズ○○とかいつの時代のセンスって感じよね。空気になりたくないからってキャラ付けが粗末」
「しれっと記憶もなかったのに毎度ユウくんに料理習ってるのが気に食わない」
「どうでもいいからアイシアとレズってな」
「ひどい!?」
この生徒会活動にして雑談、いつにも増してギスギスとしていた……今更過ぎるけど、というか私もレズってなろとか言ってるけど。
しかしあまりにあんまりだったが為にクランナは泣きだす手前にまでなっていた、そこまでなってしまうと私たちにも罪悪感は募るわけで。
「……ごめん、流石に言いすぎたかも」
「そうね、ちょっと度が過ぎました。ごめんなさい」
「ごめんね」
「悪かった」
「……いい、ですわよ。所詮振られることもなかったモブと幼馴染化しても振られる方々に言われても何とも思いませんわ」
「「(こ、こいつ……!)」」
というかどうでもいいけど下之先輩だけ名指しっぽいのはなんでなんだぜ。
「ちょっともう今日は疲れたし解散しよっか」
「そうね……。あぁ、そういえば私とアスちゃんはこの作品の初期から訳知り顔で色々話してたけれど、特に意味はないのよね」
「あー、そうなんだよね。私とチサちゃん、作品の初期にシモノとかを誘導する役目なんだけど」
「ユウが生徒会来ないと意味ないのよねえ」
…………しれっと何年来の謎を明かさないでくれますか、そして色々雑ッ!
「本日の生徒会終了!」
謎の力に動かされて謎ポーズを会長のみならず生徒会全員で行わされたのだった。
最後の最後に原作……のアニメ版リスペクト!
「あ、そういえばここで話した会話の記憶持ち出せませんからね」
と、いつの間に現れたのか眼鏡がトレードマークな私のクラスの委員長こと嵩鳥マナカが生徒会室の出入り口前に立っていた。
……本当に音もたてずにどっから出てきたんだよ委員長。
そんないつの間にか曖昧な空間と化していた生徒会室での出来事は、誰にも知られることはなく、私も生徒会室を出た途端に忘却するのだった。
* *
「はっ!?」
こ、ここは何処だ!?
きょ、教室っ? え、俺寝てたよな! 家のベッドで寝てたよな!?
姫城が俺たちのグループに加わって、一日が終わって、眠りに就いたはずだった。
そんな俺は何故か学校の教室にいて、そして教室の愛すべきマイデスクのマイチェアーに座って――
『いつまでやるんですか』
「あ、やっぱり初見っぽくはならない?」
『無理です』
「だよなあ」
前髪で表情を大きく隠した少女と話している場所は、曖昧な空間。
生と死や過去や未来や二次元や三次元が曖昧な世界。
そんな空間である世界で俺が存在出来るのはこの教室を模した範囲だけだという。
「そういえば、実際この扉開けるとどうなるんだ?」
『その扉を開いてはいけません、開いたその時、僅かな狂いを起こしたこの世界は崩れ始めるのです』
「……とかそういえば言ってたなあ、懐かしい」
人は好奇心で出来ている、とはいっても最初のその警告が真に迫っていたからこそ俺は何度この空間を訪れても扉を開くことはなかったのだ。
今になってその警告の意味を考えてみる。
「……つまりは出ると”死ぬ”と」
『どうでしょう。どちらかといえば生きているのか死んでいるのか分からなくなって、最終的には世界に飲まれて消えてしまうので、ある意味”死ぬ”のでしょう』
「なんというかその、すごい中二病感だな」
『私が考えたわけではないですしやめてください……創造者の未来のあなたに言ってください』
「げ、また未来の俺の仕業かよ……」
大体俺のせいである、ほんと過去の俺も迷惑かけられているから勘弁してほしい。
「それで世界が崩れるってのは俺がこの空間で消えることで、他の世界にも影響を及ぼしていた俺も同時に消滅することで矛盾や齟齬が発生して、二次元と現実のハイブリッドが成り立っていた世界が滅茶苦茶になるとかとか……そんな具合か」
『だいたいあってますが、なかなか自意識過剰ですね』
じゃあどう言えばいいんだよ。
「そもそもこの空間はどういう場所なんだよ」
『曖昧な空間です』
「それは分かってる、しつこいぐらい説明されてるし。じゃあこの教室を模した場所はなんなんだと」
『曖昧な空間の、その中でおそらく唯一の避難所であり”形を持った場所”といったところでしょうか。この教室の周りには無造作にも無限にも広がった可能性でしっちゃかめっちゃかなのです』
人工AIからしっちゃかめっちゃかなんて聞く日が来るとは思わなかった。
『もし強引にも出ようものなら、例えば”男として産まれたあなたの可能性”と”女として産まれた可能性”がぶつかりあって性別が曖昧になり、父母のどちらの遺伝子を強く残すかが戦いあって曖昧になり、藍浜町のこのタイミングで生誕するという情報も確定できずに曖昧になり、あなたの存在は多くの可能性により曖昧とされて分裂をくり返して、最終的には存在したのか存在していないのかも曖昧になって消え失せるのです』
「おお……なかなかミステリーテイストだな」
世にも奇妙なナントカあたりで放送されそうだ。
『だからこの避難所を出て曖昧な空間に飛び出そうとするのは、命知らずか、そういう能力に長けた人間ぐらいしか無理です』
「…………その言い方だと曖昧な空間に出ていった人がいるみたいだな」
『おっと口が滑りましたね、シモモノユウジさん。失礼噛みました』
「いいやわざとだ」
『神まみた』
「わざとじゃない!?」
そんな某物語のショートコントで俺は騙されはしない。
「はぐらかしても無駄だぞ、一体誰がそんなヤバい空間に行ったのか――」
そうユミジを問い詰めようとしたその瞬間、ガラガラと音を立てるはずのない扉が開いたのだ。
「はぁ疲れた、やっぱり今日もユウトさん見つからないのね」
「いつものことじゃないか、また少ししたら来よう」
そうして現れたのは身体のラインを際立たせる全身タイツに一部プロテクターのようなものを付けた特撮に出てくるスーツのようなコスプレ紛いの装いの――母さんと、どうやらユイの父親こと俺の新しい父さんのようだった。
いやその微妙にエロいコスプレはなんだとか、ユイの父親であり俺の義理の父親のはずの人がどう見ても見かけが女性だとかツッコミどころは色々あるのだが――
「何してんの母さん!?」
「え、ユウジ!? どうしてここに!?」
「どうもユウジくん、新しいパパです」
新しい父親とこんな初めての顔合わせあるかよ!?
連載八年…………じゃなかった、体感十数年ぶりの義理の父親との対面がまさかこんな空間で、更に両親揃ってエロいコスプレの装いとはもう俺良く分かんねえよ。
「ちょっとユミジ! なんで私たちの帰還タイミングとユウジのこの空間に来るのが被ってるの!」
『忘れてました』
「ははは、ユミジクンもなかなかお茶目だね」
人工AIが忘れるわけあるかよ、絶対何か意図があるんだろ。
『実を言うとお二方が隠していることをそろそろ言ってもらわないとと思いまして、いつまでも実の息子に何も言わず危険を冒しているのはどうかと思うので』
「ぐぅ……この子正論を言う」
「こりゃ一本取られたね」
「回りくどいコントいらないから、ユミジでもなんでもいいから状況説明してくれ」
『私から話していいんですか、ミサキ?』
「…………わかった! わかったわよ! そうよね、いつまでも隠しておくわけにもいかないものね――」
そうして語られたのは、俺の親父のこと、本来生まれるはずだった三女の美樹にして桐のこと、それからの母さんたちのこと、そして義理の父親かと思ったら義理の母親だったユイの母親ことナオさんのこと。
ちなみにミユにはナレーターこと委員長経由で一部がバレ、ユミジを問い詰めた結果完全にバラしたらしく、こういった管理者サイドと接触している中だと俺だけが知らなかったという。
正直話されてもまったくピンと来ないというか、驚きの連続で思考が停止し始めてしまったんだが。
「……ようは、今もこの曖昧な空間のどこかに存在しているかもしれない父さんを捜し続けていたと」
「そういうこと、かな」
俺が出ていけば死んでしまうような空間に、これまでの世界記憶を維持したまま新婚旅行と称して、仕事での出張と称して、取材と称して、二人でずっとこの空間を捜し続けていたのだという。
……ひどい話だと思う、それを相談なしに家族を放りだしてまでしていたというのだから。
「そういう大事はことは息子に話してくれよ……それとも家族のことはどうでもいいのかよ」
「そんなこと! ……はないけど、ないけれど、やっぱりユウトさんを取り戻したくて」
「俺より父さんが大事だってのかよ」
「それは……私だって女だもの! 仕方ないじゃん!」
開き直りおったぞこの母親。
それに微妙にプツンと来た俺は――
「というかさ、俺だって親父が生きているかもしれないっていうのは喜ばしいと思うよ。実際に話す前に死んだと思ってたから会えるとなれば会いたいし、それでも――今いる家族だって大事にしろよ! 話ぐらいしろよ! 姉貴がどれだけ頑張ってるか、知ってるだろ!」
「……ごめんなさい」
別に母さんを謝らせたくて言ったわけじゃないにしても結果的にはそうなってしまった、少し心が痛い。
「なぁユミジ、俺が出て行ったら死ぬようか空間でも母さんたちは大丈夫なのか」
『それは九割五分問題ないです、二人には下之ユウジと違って能力適正もありますしこの形態保持スーツにも一定の効果があります。この教室から”命綱”は付けていますからよっぽどのことがなければ――』
「よっぽどのことがあれば死ぬんだな」
『それは否めません』
やっぱり危ないじゃねえか。
…………正直、母さんは仕事で忙しいから家を多く空けていると思っていた、だからこそ姉貴に家事一切を押し付けているのも仕方ないとは思っただけに。
正直ショックではある、失望がないわけでもない、それでも母さんが父さんを愛しているということは命の保証もないような場所で、身体を張るほどだということはよーく分かった。
そんな父さんも無鉄砲に美樹を救うために俺の祖母と結託して、この曖昧な空間に身を投げ出したというのだから両親揃って無茶をして困ったものだ。
「……分かったけど、いや許しちゃいないけど、それでもどうしようもない気持ちは分かったからさ。せめて俺だけじゃなくて姉貴にも話してやってよ母さん、それにユイの母さんもユイに放してやってください」
「…………そうだね、ごめん。帰ったら話すよ」
「うん、ユイには悪い事してきたね。ボクもそうしよう。あ、そういえばボクのことはパパでいいからね」
いやユイの母さんって分かってるのにそれは無茶だろ、あとパパは無理なんでせめて父さんで。
「それと父さん探しもいいけど、ちゃんと二人とも家に帰ってくること。あとナオさんはちゃんと皆に自己紹介してください」
「そうだね、いい機会だからそうさせてもらおうかな。キッカケをくれたことに感謝するよユウジクン」
しかしこのユイの母親のナオトことナオさん、スタイル丸わかりで女性的な容姿がコスプレスーツによって浮き彫りにならなければ分からないぐらいに中性的な容姿をしている。
果たしてユイは自分の父親だと思っていた人が母親なことを知っているのだろうか、そして地味に俺とユイが腹違いのガチで兄妹だったとは本当になんなんだこれは。
それに桐も三女の美樹の魂と俺の祖母のミカコおばあちゃんの魂のハイブリッドだとか、マジで俺にとって衝撃の事実が目白押しすぎるんだが……もう隠してることとかないよな?
と俺が疑心暗鬼になるのも無理はないと思うんだよ。
そうしていつものように訪れた曖昧な空間は、驚きの連続だった。
そして夢が覚めても、その記憶が消えることはなかった――
余談として、母さんとナオさんは一週間に一度は家に顔を出すようになった。
母さんは姉貴に事の顛末を話したというが、姉貴がどういう反応をしたかは知る由もない。
どういうリアクションをしたか気になるが姉貴はそういうことを話したがる人じゃないのは知っているから、本人から話されない限り俺は何も聞かない。
そんなナオさんは一応父親のフリをして俺とユイと一部事情を知る人以外にはバレなかったそうだった。
ちなみにユイは「(母親なことを)知ってた」という衝撃のラスト。
ユイ曰く「幼少期に一緒に風呂入った時に母さんの(胸)見てるしの、でも父親演じてるから触れないでいたぬだ」というあまりにもあっさりなバレかたはナオさん本人も驚いたという。
いやそれは流石にバレるだろ、なんでバレてないと思ったのかナオさん。
とある部屋にて
ミユ「そういえばユミジって未来のことは分かるんだっけ」
ユミジ『分かっていますが規制が……もう無いんでしたね、はい分かりますよ』
私がなんとなく気になったのは、いわゆる未来。
ユウ兄が誰とも付き合うことなく学校を卒業した結果拗らせてタイムマシンやら二次元投影技術などを開発した、その未来で私はどうなっているのか。
ミユ「ところで未来の私ってなにしてるの?」
言うところの私が最低限でも高校の一年間を引きこもったままの場合、まぁ流石に卒業してそうだけどね……え? 高校じゃないよ、いや高校もそうだけどその引きこもりを――
ユミジ『………………』
ミユ「な、なにさ。言ってよ」
ユミジ『…………実はですね、未来の下之家には引きこもりが二人居てですね』
ミユ「あ」
ユミジ『一人は義妹と思いきや腹違いの妹だった売れっ子イラストレーターの引きこもりと――』
ミユ「来年は絶対! 絶対学校行くから!」




