パワーレベリング3
私はまた夢を見た、酷く断片的な夢ではあったがほぼ全てがゴミにも劣る者たちからの罵倒や嘲笑と言ったら者であったがその中に一つだけ違う記憶があった、それはレティシャだった彼女もまた周りの人間から自分と同じだから故二人寄り添って生活いて居たのだろう
「私の自我が目覚める前は色々あったのか」
考え深い事ではあるが最後の目的である悪魔種と龍種の心臓を入手しに行く事にし、亜空間にしまっていた肉を出し焼きながら食べ水浴びを済ました後また下層に降りていく
もうマリアとレティシャと別れて何日経ったか分からなくなってきては居たがようやく六十四層に来た、ゲームの頃は匂いや味がなかったため気にしていなかったのだが現実になってアンデット系の魔物は臭い、レイス系やスケルトン系は大丈夫なのだが首無騎士や死ノ騎兵主にグール系は腐敗臭がすごいのだ
「鼻がバカになりそうだ、帰りは水浴びコースだな」
匂いが自分にもついてそうなので水浴びついでに服も洗わなくては妹に臭いとか言われたら泣く自信があるからな
と考えながらも下層に向かいもう少しで目的の場所に到達するやっとついた八十層だ、ここまで何日経ったのか分からないくらいかかった、進化した事で食事も気分で食べて睡眠もしたい時にしているので時間感覚がおかしくなってきていた
さて龍種と悪魔種の狩の始まりだ
数時間後
八十層から八十五層を何回か回ったが上位龍や上位悪魔には数回鉢合わせしてるのだからそれ以上の龍種な悪魔種に会えていなかった
「一様この階層でも出るはずなんだがな」
ここまで出ないと効率が悪いので確実に出る階層まで降りる事にしたが念のため隠密系のスキルも取って九十五層まで降りていった
「すぐにこっちまで降りて来れば良かった」
九十五層たどり着きさっきの時間は何だったのかと思う位腐るほど最上位龍や最上位悪魔がいた、いや言葉を直そう腐るほどはいないがそれでも遭遇率が格段に上がったしかも素晴らしい事に龍と悪魔が戦闘しているところに出会した
「二匹とも最後のトドメは私がしないと経験値にならないから少し魔法で体力を見ておくか」
私は生命可視化を唱える、これにより相手の生命エネルギー...つまりHPが見えるようになる
気をつけなくてはならないのは相手の情報を観れるということは相手は妨害もしくは反撃してくるのでそこは対策しなくてはならない
そうこうしていると終わりそうなのでここで少し魔法の威力確認件使ってみたい魔法があったのでその魔法の準備に入る、準備に入った瞬間足元や空中に何十もの魔法陣が浮かび上がり黒く光始める
十数秒輝いてその魔法は発動した
【超位階魔法】重力崩壊
光をも捻じ曲げる圧倒的な魔法今の私だと一回しか使えないがそれでも有り余る程の破壊力だ二匹を見るとペチャンコになっていた心臓は無事かと焦ったが問題無かったのであと数匹狩って終わりにしよう
数時間経ち
「これなら最高位の心臓も狙っていいかも知れないな」
後五層降りれば確実に現れるであろう存在今のレベルで勝てるか疑問だが欲張らない方がいいときもある、何せゲーム内での自分はのキャラの進化の時は上位の物を使って居たのだから、今持ってる最上位龍種の心臓か最上位悪魔種の心臓を媒介に進化の時に使う心臓を強化して初期ステータスを少しでも上げられるのだから
ここは最高位は諦めて五十層にて進化の準備をしょう、最高位の心臓を使いたい気持ちはあるがほとんど初期ステータスは変わらないだろうからここは先を急ごう、そして私は位階魔術を唱える
「【第十位階】 時空間連結」
一瞬にして五十層に戻ってきた私は亜空間収納に入っている龍種と悪魔種のどちらの心臓を使って進化するか考え始めた、龍種だと肉体能力とドラゴンハート更に弱い魔法なら消せるのが大きいな、悪魔の方は魔法にかなりの補正がなるのとただの物理攻撃無効ががあるどちらにしたものか
数分悩んだ結果龍種にした、という事で錬金術で核になる心臓に他の心臓で強化していく龍種の心臓が二つに悪魔種の心臓が三つで合計五つの心臓で核になる心臓を強化した
結果は最高なのだが見たことのない色になった、心臓が黒いのだいや時間がたったら酸化するだらだって?
上位種の心臓が簡単にダメになるはずが無いはずなので一様鑑定しておくか
上位道具鑑定
鑑定結果
最上位龍種 の心臓
【この心臓は悪魔種の核を多く取り込んだことで魔力回路の効率がとても良くなっている、そのため他の龍種より悪魔に近しい心臓】
何だこれは?、ゲームだった頃はこんなフレーバーテキストはなかったんだがな、だが私はそれを気にすることなく使用した
専用の魔法陣を描きその真ん中に経ち進化を始めた
見ていただきありがとうございます