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異世界、双子貴族の物語。

目が覚めると青い空の広がる雲の上だった。


最後に目にした光景は車が俺に突っ込んできたような…

という事は、ここは天の国って感じの場所で目の前の爺様は神的な存在なんだろな〜…


「話が早くて助かるの〜!その通り儂は神的な存在じゃ!」


「やっぱりですか…てゆ〜か、やっぱり頭の中も読めるんですね。それで俺は死んで天国か地獄に行くわけですね?」


「いやいや!実は、お前さんには頼みたい事があっての〜!内容としては新たな肉体に転生して儂の創った世界へ行ってもらいたいのじゃ!」


「違う世界に転生ですか?ちなみに、その世界で俺は何をすればいいんですか?」


「な〜に、普通に生き生活してくれればよいだけじゃ!しかし多少の悪さなら良いが度が過ぎれば儂の神罰が下るから程々にして貰えると助かるの〜!」


「神罰が下る悪さなんて流石に恐いんでしませんけど死んじゃうくらいなら転生させてもらいます!」


「それは有難い!」


「それで、その世界ですが俺の居た世界との違いってありますよね?」


「もちろんある!山盛りにある!お前さんの世界で言う科学でなく魔法のある世界じゃし、魔物もいれば魔王もおるし、ま〜他にも文化やら常識も違う世界じゃな!だが心配する事はないぞ!」


「いや…今の時点で心配しかないですけど…」


「大丈夫じゃ!お前さんには儂の加護やらを付けるし魔法も使えるようにもするからの!他にも希望があれば言ってみよ!可能な限りさせてもらうからの〜!」


「魔法ですか?それは楽しみですね!では希望としては、まだどんな世界なのか想像できないので、ある程度で魔法を作れるようにって可能ですか?無茶な事はしないので!」


「そのくらいなら問題ない!無茶の出来ぬ様に制限は掛けさせてもらうがの!」


「ありがとうございます!あと可能なら、前の世界で俺は一人っ子で貧しかったので兄弟がいると嬉しいのと、ある程度の生活に苦しくない家庭が良いんですが…」


「それも問題ない!望み通りにしよう!では、頼めるかの?」


「ありがとうございます!精一杯頑張ります!」


「うむ感謝するぞ!じゃがあまり気負いせん様にな!では、そろそろ時間が来たので送るとしよう!あ〜あと、お前さんのやれる範囲で良いので科学や文明の手伝いもしてくれると助かる!色々と制限もあるが可能な限りで良いからの!」


「分かりました!やれる範囲でがんばります!よろしくお願いいたします!」


「では頼んだぞ〜!」


こうして地球での40年ちょっとの人生を終えて新たな世界へ旅立つことになった男の物語です。

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