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月の少女A  作者: 水菜葵
4/6

4話 部屋でのお見舞いはお家デートに入りますか?

陽菜ちゃんとの初デートが終わった

普段行っててもそんなに楽しくないショッピングもまるで夢の世界のように楽しかった

楽しい時間はほんとにあっという間に過ぎていくんだね

朝から夕方まで居たのにまるで2時間くらいにしか感じなかった

陽菜ちゃんにお礼のメールでも送っといた方がいいよね?

「昨日はありがとう!またどこか行こうね!」

こんな感じでいいよね〜

でも陽菜ちゃんは楽しんでくれたかな?

いつかは遊園地とかも陽菜ちゃんと行ってみたいな〜

そんな事を考えながら時計を見ると8時半を過ぎていた

傘をさしていかないとダメなくらい雨も降っている

「えっ!いつのまにこんな時間に!?」

楽しい事を考えてるのも時間はあっという間に過ぎていくんだね!

急いで用意しなきゃ遅刻しちゃう!

朝ごはん食べてる暇なんてない!

はやく学校に向かわないと!

だけど現実はそんなに甘くなかった

全力で走っても電車に乗れなかった

遅刻確定だ……

あぁ……私の皆勤賞がぁ……

学校に着く頃には9時を回っていた

職員室で先生からの質問に答えて

教室に入った途端周りがざわめき出した

「ギャルがどうして遅刻してまで学校に来てるの?」

「今日はアイツが居ないから楽しく過ごせると思ったのに来たじゃんか……」

「今日なんかあったのかな……」

うわぁ……凄い色々言われるな……

ごめんなさい……

席につくとすぐに佳奈が話しかけてきた

「瑠奈!なんかいい事あったの?めっちゃニヤニヤしてるねー」

昨日のデートがあったからか無意識のうちにニヤニヤしていたようだ……

そりゃそうか……いきなり朝から遅刻せず毎日学校に来ていたギャルが急に遅刻してきたと思えばめっちゃニヤニヤしながら入ってきたら皆ざわめくか……

「内緒!」

ここでデートなんて言ったら色々とめんどくさい事になりそうだし佳奈は交友関係広いからあっという間に広がりそうだし〜

適当にごまかすのが1番だよね?

「瑠奈さん……教科書の48ページ読んでください……」

うわぁ国語教師の広田すらビビってるやんごめんなさい……

「はぁ……えっと……」

やばいこんなとこでコミュ障発揮してどうするのよ私!

うわぁクラスメイトからの視線が痛い……

どうしよ……

いやまてよ?今の私はギャルだし?

舌打ちでもしたら皆こっち見なくなるんじゃない?

私天才じゃない?

「ちっ……めんど……」

これくらいしたら流石に皆見なくなるでしょ!

「ごめんなさい瑠奈さん……それじゃ代わりに飛騨さん……代わりに読んでください……」

あーごめんなさい飛騨さん!巻き込んじゃって!

でもギャルになると色々と役に立つね!

少し周りからの視線が痛いけど……

心の中で飛騨さんに全力で謝罪をしていたらチャイムが鳴った

休憩時間だし陽菜ちゃんの所にでも行こうかな?

昨日のデートの余韻に浸りながら6組の教室に向かった

道中私はずっとニヤニヤしていたのかもしれない

周りからめっちゃ見られてる……

でも余韻に浸ってる間はそんな視線どうでもいいんだけどね?

6組の教室を覗いても陽菜ちゃんが見当たらない

他の6組の人に聞いてみよっかな?

「あの……すいません……南田さんどこにいるか知りませんか……?」

全く知らない人に話しかけるのってこんなに難しいの!?

「南田さんは今日は休みですが……」

陽菜ちゃん今日休みなのか〜

「理由とかって分かりますか……?」

「体調不良としか……」

えっ!?陽菜ちゃん体調悪いの!?

まってお見舞いに行くのに何持っていった方がいいかな!?

フルーツの詰め合わせとか!?それとも花とかかな!?

銀行にまだ1万円くらい残ってたはずだから安いメロンなら買えるよね!?

「ありがとうございました……」

心の中ではパニックになっていてもやはり知らない人には上手く話せない……

それにしても陽菜ちゃん大丈夫かな……昨日はあんなに元気だったのに……

帰りに色々買ってお見舞いに行こ……

昨日のデートの時に家を教えてもらったけど行くのは今日がはじめてだし……

それでも後の授業は陽菜ちゃんの体調が気になって全く頭に入ってこなかった

学校が終わったけど誰かのお見舞いに行くのってはじめてだし……

どんなの持っていくのがいいのかな……

確か昔見たアニメだとお花も持っていってたよね……

とりあえず今日はフルーツでいいかな?

陽菜ちゃんに教えてもらった住所をマップアプリに打ちこんで検索

マップアプリ通りに進んでいくと小島四丁目の角に陽菜ちゃんの家はあった

インターホン押して親とかが出てきたらどうしよう……

ここまで来たんだし押すしかないよね……

私は少し怖がりながらもインターホンを押した

「はーい」

インターホンからの返事……

陽菜ちゃんの声じゃない……

「あの……陽菜ちゃんの友達なんですけど……」

「あら?陽菜のお見舞いに来てくれたの?」

「は……はい……」

インターホン越しでも知らない人と話すのは少し怖い……

「ちょっと待っててね?」

そう言い残しインターホンは切れてしまった

待っててって……?

扉から鍵が開ける音が聞こえ少しずつ扉が開いていく

ボーダーのパジャマを着た陽菜ちゃんが出てきた

「瑠奈さん……お見舞いに来てくれたんですか……?」

「体調不良って聞いたからさ?」

「それじゃこんな所ではなんですし部屋に上がって下さい……」

え!?陽菜ちゃんのお部屋!?

2階に陽菜ちゃんの部屋はあった

陽菜ちゃんの部屋にはあまり物は少なかった

そして何よりも部屋中陽菜ちゃんの香りがする!

いい香りがする!!

でも今回の目的はこれではなくて……

「体調不良って聞いたけど大丈夫なの?」

「ただの風邪なんで大丈夫ですよ?もう元気になったので明日からはまた学校行くと思います」

厄介な病気とかじゃなくてよかった〜

「今日先生からプリント預かってるよ!」

「ありがとうございます……」

でも本当元気になってよかった!

その後陽菜ちゃんと雑談して一緒にデザートを食べて陽菜ちゃんの家を後にした

お見舞いとはいえど陽菜ちゃんのお部屋に初めて入った……

すごい嬉しい!

雨の降る街を傘をさして私は家に帰った

4話です!!

まさかの書き上げて投稿しようとしたらデータが土日2日連チャンで飛んだので3日連続で4話を書いてました!

少し短い気もしますがまた5話以降もよろしくお願いします!

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