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3話

 光が収まったのがわかって俺は目を開けた。目の前には10代後半の少女と10人くらいの白いローブのようなものを着た人達がこちらを見て喜んでいた。


「成功だ!!」


「やりましたよ!!姫様!!」


周りを見てみるとクラスメイト達はどうなっているのかまったく分かっておらずオロオロしている。そんな俺たちを見て姫様と呼ばれた少女は


「ようこそ、異世界の勇者様とご同胞の方々。私はデミティア王国第一王女のシルフィーナと申します。」


(デミティア王国?そんな国聞いたことがない…。 それに王女様は異世界の勇者と言っていたってことは…。ここは違う世界なのか!?)


「混乱しているかと思いますが今の状況をお父様が説明しますので着いてきて下さい。」


そういって王女様は俺達を部屋の外へ連れ出した。

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