さいのう
千佳子さん!どう考えても粉の量が多いよ!(父)
あれ?ちゃんとレシピ通りにしてるのに……あっ、500gじゃなかった。200gだった(母)
入れるの待って、千佳子さん!牛乳の量は、ちゃんとカップとかで量って!(父)
一人で何回か作ったことあるし、目分量で行けると思ったんだけどな(母)
母さん、料理は普通にできるのに…たまに失敗するし、父さんより見た目にこだわらないけど(息子)
お母さんだけで作ったお菓子だって、私よりマシでしょ?(娘)
姉ちゃんは、分量とかは几帳面だけど手際悪いし火を通し過ぎて、よく焦がすよね(息子)
あんたは料理とかしないよね(姉)
たまにカレーとか、リンゴ剥くとかはしてるじゃん(息子)
料理は慣れよ。しようと思えば、どうしても才能がない人以外は手際よく作れるようになるから(母)
あれ?お菓子作りどうしたの?(息子)
お父さんが、もう見てられないって。お母さんは大人しく、お母さんより才能ある人に任せて来ちゃった(母)
できたよ。ホットケーキミックスの余りで作ったクッキー(父)
ありがとう、昭さん(母)
一番シンプルなのでココアとプレーンの市松模様(娘)
一番凝ってるので、市販の型では作りだせない家族全員のデフォルメキャラ(息子)
材料はほとんど一緒なのに、こうすれば美味しく食べられるわね(母)
苦手でも、工夫すれば美味しくなることもあるよね(父)
気になりすぎて口を出しちゃうお父さん。
細かいこと気にするなぁ、と思いながらも受け流すお母さん。
粉の量に関しては、多少レシピとずれてても生地の固さに応じて勘を使って牛乳とかで調整するつもりだった。
最終的に、生地をこねるの手伝って~。から、お父さんにお菓子作りをバトンタッチ。