表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
質量保存の記録  作者: ライト
始まりの学園編
1/3

プロローグ 記録の始まり

カチッ

「-----取れているかな。

ハロー、俺は----(ノイズ音)。

この物語の語り部だ。


この言葉が、君たちに届いていることを願っている。

長くなるかもしれないが、聞いてほしい。


これは、ある少年が数多の意思と責任を----でいく物語だ」

朝の光がカーテン越しに差し込み、鳥の羽ばたく音が聞こえる。

まるで夜明けを告げる時計のように。


ある少年「白川湊」は、布団の中眠そうに目を擦る。


「もう朝かぁ」


ふわぁと欠伸をしながら起きあがる。

湊は普段通り鏡を見ると、気だるそうに、しかし楽しそうに、微笑みながら呟いた。


「やっぱり今日もボサボサだ。いつまで経っても制御って難しいな」


静電気でいつも変な癖がつく髪は、何度見ても面白い。

手をかざすと、癖がついた髪が自然と整っていった。


「こんな感じでいいかな。」


と何気なく湊は言う。

兄が作ってくれた朝食を食べ、制服に袖を通し、朝の新鮮な光を胸いっぱいに吸い込む。


今日は入学式。

新たな学び、新たな出会い。

ワクワクと緊張に思いを馳せながら、彼は戸を開けた。


「行ってきます!」


誰もいない家に小さく告げる。

こんな平和が続けばいいなと湊はいつも思っている。


だが、この日常の先には、まだ誰も知らない未来が待っている。


--------------------


期待を胸に戸を開けると、まるで自分の入学を祝うような、どこまでも続く街が広がっていた。

いつも見慣れた景色なのに、今日だけは一層輝いて見えた。


街が、世界が、そして宇宙が、自分を注目するように。

その瞬間だけ、湊は別の世界にいると錯覚するほどだった。


家を出て住宅街を抜けると、大きな交差点に出た。


そこには、普通の通行人に混じって、自分と同じ制服を着た少年少女が、一目では数え切れないほど集まっていた。


人の流れに沿って進むが、その波は先の先まで続いている。


「これ…間に合うかな?」


不安が言葉として不意にこぼれる。

ふと周りに目をやると、小さな路地があった。


その道は学園に向かっていた。

もしかしたら近道かも!と思った湊は、人混みを避けるため路地に入った。


路地は薄暗く気味が悪い。

そんな時、奥から声がした。


「おい、そこのガキ」


湊の背には嫌な汗が流れる。

路地の奥には同じ学園の制服を着た3人の男子。


だが、シャツを出し、髪は金色に染められているTHE不良といった風貌だ。


金でもたかられるのか、理不尽に暴力を振るわれるのか、嫌な未来が頭によぎる。

そんな時、不良の1人が歩み寄ってきた。


「お前、新入生だろ?ちょっと---」

言いかけたとき、腕が湊に向かって伸びる。


その瞬間、頭の中で'パリッ'という音が聞こえた気がした。


不良の動きがやけにゆっくりに見えた。

時の流れが遅く感じた。

その時湊の体は、思考を超え、無意識に動いていた。


湊の体がわずかに横に逸れ、伸びてきた腕は空を掴んでいた。


「………は?」


不良は驚きを隠せず間の抜けた声が漏れた。

不良が油断した瞬間、湊は走り出していた。


「おい、まて!」


前にいた2人が慌てて拳を振るったが、紙一重のところでかわした。

振り抜かれた拳同士がぶつかり、ゴッと鈍い音を響かせた。


「っ!?」

「痛てぇ!」


2人は拳を押さえ痛がっている。

その隙に、湊は路地の出口へ駆け出していた。

路地を抜ける間際、湊は振り向いて、


「急いでるんです!すみません!」


と言い、大通りへ抜けていった。

不良たちも走って追いかけたが、大通りの雑踏に紛れて見失った。


「初日から散々な目にあったなぁ。今日はもう何もないといいけど。」


と湊は大きな息を吐いた。

安堵と不安が混じった変なため息だった。そのまま人の流れに紛れて歩いていくと、それは見えてきた。

大きな門、その奥にそびえる巨大な校舎。


「黎明学園」だ


僕自身学生なんで投稿は不定期になります。ついでにAIとかと協力して作っているため、人間様の意見も取り入れていきたいです。メンタル弱いんで言い方は優しくしてくれると嬉しいです。初心者なんで何卒よろしくおねがいします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ