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苦いレモンの香り──この恋には、嘘がある  作者: 晴海凜/Sunny
2.目の前に現れた、黒髪レモンくん
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07 上司の山口からの呼び出し

夕雨が新たな職場で働き始めて数週間が経った。

仕事もだいぶ慣れ、毎日の業務をこなしていたある日、用件のわからない、上司の山口との面談が入っていた。


夕雨はなんの話だろうと警戒しつつ、小会議室に向かう。

ドアを開けると、すでに山口が1人で奥の席に座っていた。


「ごめんね、びっくりしたでしょ?」

「まあ、はい。」

笑いながらコーヒーを差し出す山口に、夕雨は軽く頭を下げる。

どことなく重い空気をどうにかしようとする山口につられ、夕雨も苦笑いしながら山口の正面に腰掛けた。


「全然、違うからね、白石さんが何かやったとかじゃないから。」

「あっ、そうなんですね、よかったです。それで…?」


山口は軽くため息をつくと、夕雨を見つめた。


「えっとね。すでに聞いてるかもしれないけど、新卒の橘朝陽くんについて、少し説明しとこうと思って。」


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