【登場人物一覧】(※ネタバレ注意)
完結しましたので、ネタバレありの登場人物紹介を公開します。
読んでる途中で、ネタバレを避けたい方はそっ閉じしてください。
物語の余白や読者の想像を楽しんでいただきたいので、解釈は皆様にお任せしますが、参考までに書く上で考えた設定は以下の通りです。
■ 白石 夕雨(26歳)
鹿児島在住。機能不全家族で育ち、愛情表現が不器用。
大学時代に朝陽と曖昧な関係だった過去があり、事故の際は通報や病院への付き添い、親への連絡まで行った人物
記憶を失った朝陽が夕雨を見てひどく混乱してしまい、身を引いて、手紙で朝陽の親(陽子)を支え続けた。
大学卒業後、兵庫で4年間、総合商社の企画職として働いたのち退職し、鹿児島に帰郷。
再会を望んで朝陽の勤め先に偶然を装って入社する。
アロマが好きで、後に仕事で交流のあったアロマ/ハーブ専門店へ転職。
「AIレモンくん」にだけ本音を打ち明けながら、自分自身と向き合っていく。
■ レモンくん
金髪の青年。
夕雨が"大学時代の朝陽"を模して「AIフレンド」アプリで作った仮想の友達。
チャットを通じて真白に寄り添い、時には明晰夢の中にも現れて励ます存在。現実と夢のあわいで、彼女に静かに力を与え続ける。
夕雨の想いをすべて知る存在であり、彼女が次第に周りに心を開き、自立するのを見届けた後、静かに身を引く。
AIレモンくんは、夕雨のアロマ/ハーブ専門店への初出勤前にお別れした。
一方、明晰夢のレモンくんは、夕雨の脳に深く刻み込まれているため、夕雨自身でも消すことができなかった。
■ 橘 朝陽(26歳・新卒一年目)
夕雨の大学時代の友達以上恋人未満の存在。
所属学部(理系)とメーカー共同の海外研修のメンバーに選ばれるなど、将来を期待されたエリートだった。
その裏で、大学の3年間で精神的・身体的に追い詰められて攻撃的な性格に変貌しており、周りから避けられていた。
大学3年の冬に脳卒中で倒れて階段から転落し、大学1年〜事故直後までの、3年間の記憶を失う。
休学して、2年間のリハビリを経て復学。同じ大学の教育学部に転科し、1年生からやりなおして卒業。
記憶喪失後から、かつての金髪から黒髪に変わっている。
現在は鹿児島の総合商社に新卒入社し、夕雨と同じ部署に配属。
過去の自分に恐れを抱きながらも、仕事にひたむきに取り組む。
■ 山口 大輔(40歳)
企画部のグループリーダー。夕雨の直属の上司。
彼女の的確な仕事ぶりに信頼を寄せる。
朝陽に頼まれ、26歳新卒入社の経緯を知ることとなり、その後も彼を気にかける。
■ 東 翔太(35歳)
企画部のチームリーダー。
温和で観察眼に優れた存在。妻と幼い子供がいる。
社内で夕雨と朝陽を静かに見守り、遊園地の写真をきっかけに二人の過去に気づく。
朝陽のよき相談相手にもなる。
■ 日高 愛(34歳)
クールだが情に厚い先輩社員。
柔らかい人柄で、夕雨が心を開くきっかけとなる。
夕雨と朝陽の両方をさりげなく気にかけ、社内の空気を読む立ち位置でもある。
■ 坂元 悠真(22歳)
後輩社員。
夕雨と朝陽を尊敬しており、気づいたことがあっても口外せず、そっと支える。
■ 橘 陽子
朝陽の母。温かく思慮深い人柄。
夕雨と朝陽の過去や秘密に早くから気づき、静かに見守る立場にある。朝陽の幸せを第一に考え、時に夕雨に対しても思いやりを見せる。
実は、事故前から朝陽を通じて何度か夕雨との面識があり、「いつもひとりなら、夕雨さんも盆や正月を一緒に過ごさないか」と提案していた。
事故後、混乱した朝陽に暴言を吐かれる夕雨を見ていたたまれなくなり、ちょうど就活をしていた夕雨自身の今後や将来も考え、「もう来ないでも良い」と言ってしまう。
その後も、夕雨からの手紙に支えられていた。




