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苦いレモンの香り──この恋には、嘘がある  作者: 晴海凜/Sunny
3.飲み会にて:朝陽が明かした過去
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13 少し話したいことがあって

しばらく、仕事の話や最近の出来事について、みんなで楽しく会話が続いた。

東や日高がたまに冗談を交え、朝陽と夕雨もそれに笑って答える。

少しして、朝陽がふいに口を開いた。


「すみません、あの……」


夕雨が顔を上げると、東も日高も自然に耳を傾ける。


「ここで少し話したいことがあって…」


朝陽が少し真剣な顔で話し始めると、誰も茶化さず、静かに耳を傾けた。

自然な優しさが、テーブルに広がっていた。


朝陽は、言葉を探すように小さく息を吸った。


「自分からお願いして、山口さんに事情を説明してもらったんですけど、自分の口からも言っておきたくて……」


そこで一度、言葉が止まった。

少しだけ、重たい沈黙が落ちる。


すぐに東がやわらかく笑って、「大丈夫、ゆっくりでいいよ。」と声をかけた。

日高も微笑みながら、「焦らなくていいから。」と続ける。


安心したように、朝陽が小さくうなずいた。


「……自分、新卒だけど、26歳なんです。」

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