累計PV25000突破記念「意外な繋がり」
かなり、遅れました。
今回は短いです。
二人の会話がメインになります。
今日も一日が終わろうとしている夜、リューリの自室の一角にはアリア用のクッションやら毛布などがあり、そこでいつものようにアリアは微睡んでいると、リューリが戻ってきた。
そして、寝る前にアリアと前世の話をしようとアリアの寝床近くにあるテーブルセットの椅子に座ると、アリアも目を開け大きな欠伸をして起き上がり顔を洗った。
「そうしていると、前世が同じ人であることを忘れるよ」
しげしげとアリアの一連の流れを見てリューリはそんな事を言うと、持ってきた水の入ったコップから一口飲んだ。
「私だって最初は戸惑ったよ。でも、フェアリアルキャットとしての記憶もあるし、慣れれば平気平気。」
「ある意味逞しいよ。ねぇねぇ、前はスマホゲームとかしてた?」
「うーん。色々やってたなぁ。MMORPGもやったし、パズル系とか乙ゲーとかも」
この時間は2人にとって前世を遠慮なく話せる貴重な時間。どんなに眠くても、お互いが転生者と分かり色々話せるのだ。
アリアもこの時ばかりは素の口調で話す。
それは、口には出さないが、リューリを信頼しリラックスしている証拠なのだ。
「MMORPGはどんなのやってた?俺も入院しながらめっちゃやってた。まぁ、課金はしなかったけどね」
リューリもまた、子供らしい口調から崩れて話を続ける。何だかんだと言って、お互い信頼しているようで、話は続く。
「んー……。最後までやってたのは、『天空の記録者』かな?ギルマスもやってた」
「えー! 俺もやってた! 空を飛べるアクションが楽しくてハマった!」
「わかるわー。私は課金してキラキラ残滓が残る羽で飛んでた。鯖は流石に違うんじゃない?私は41鯖」
「あー……。 あれか。俺も綺麗だったから欲しかったなぁ。課金だったから諦めたけど。ん? 俺も41鯖」
「うっそ!マジで?!私の所は『蒼空の旅人』ってギルド。」
思わぬ事実に更に話は広がる。
「げっ……あの、王者ギルドのギルマスがアリア?」
「王者なのは、たまたま。皆ガチ勢じゃなくてワイワイしてたよ?」
「いや、それでも強すぎて全然歯が立たなかった」
「リューリのギルドは何処だった?」
「俺はFlyってとこ。何故か副会長してた」
「Flyって私の所と王者争いしてた強豪じゃん!いっつも、ギル戦のとき、こっちの自陣まで来てコア狙われて必死に守ったよ!」
懐かしくも楽しい事実に力説するアリア。苦笑いするリューリ。
不思議な前世からの繋がりに会話は弾む。
やれ、あの時限クエストクリアに苦戦しただのあの隠し宝箱は何処にあっただの。話題は尽きない。
でも、全ては前世の話。懐かしむ事は出来ても戻る事は出来ない。二人はそれがわかっていても、前世の話を辞める事はない。
だって、こうしてこの世界で出会い支え合い生きて行くには、たまにこうして息抜きも必要だから。
読んで下さった方々、ありがとうございます!
稚拙な文章で読みにくかったり、誤字脱字があったりすると思いますが、温かーく、優しーく見守ってくださいませ(笑)
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