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我らは英雄だ‼  作者: ケシゴム
第八章
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ハンドルを握れ!

 黒い紋章を持つ奴らを追った俺たち。そこでなんだかんだあってツンツン頭だけが取り残されて、お互いなんかもう引くに引けなくなって、俺対ツンツン頭の喧嘩が始まった。


「カスケードたちは手を出すな。俺一人でやる」

「分かった。ただ、あんまり派手にやるなよ大将」

「分かってるよ」


 一対一だし、相手は聖刻も持っていないため、基本的には素手で殴り合おうと思っていた。

 それに後ろには制服を着た彼らもいるし、ここは一旦場所を変えて戦おうとした。それなのに……


「ここじゃ……」


 ツンツン頭は相当馬鹿なのか、俺が場所を変えようと歩き出すといきなり攻撃してきた。


 ツンツン頭はいきなり片手を向けると、空気が歪むほどの何かを放った。それはドラゴンボールの気功波のように周りを巻き込み、轟音から間違いなく質量を持つ高威力の攻撃だった。


「テメェ! チンパン! 皆を守れ!」


“あいよ”


 突然の攻撃は、俺には対処不能だった。そこで咄嗟にチンパンに頼んだのだが、流石はチンパン。全く動じることなく返事をして、バリアをドーム状ではなく壁として作り出し皆を守った。


「サンキューチンパン」


“お安い御用ですよダンナ”


 チンパンは本当にすごい。今のチンパンの力では、全員をドーム状に包むのは範囲が広すぎてキツイ。それを咄嗟に理解して瞬時に壁とすることで被害を最小限に抑えた。

 いつもバナナばかり食っているだけだと思っていたが、力ではなく技術として聖刻を扱えるように陰で努力していたと思うと、本当にひどい奴だと感心だった。


「テメェ随分と舐めた事してくれるな! そんなに聖刻使って欲しいのか!」


 チンパンがいなければ制服を着た男女は死んでいただろう。それどころか間違いなくフォイちゃんがぶちぎれて瞬殺されていただろう。

 全く俺たちと自分の実力の差も分からない鳥頭には、情けをかけるだけ無駄だった。


「使えよ。聖刻者か何だか知らねぇが、今の攻撃も避けられないで偉そうな口を利くな」

「上等だよ」


 彼は遂に言ってはいけない事を言った。これは俺に対しての侮辱ではなく、聖刻を授けてくれた神々への侮辱。もう奴が死んでも仕方がなかった。


 この侮辱は、本来使うつもりは無かった聖刻を使わせた。一気に魂の領域を広げると彼を威嚇した。

 これにツンツン頭の表情が一気に変わる。


「最後の情けだ。テメェとは素手で殴り合ってやるよ。どうする?」

「っく……」


 これが彼への最終警告。もしこれでも尚逆らうのなら、その瞬間に彼を圧し潰す。


「さぁどうする?」


 聖刻を模写した黒い紋章を持っていても、本気で圧し潰しに掛かれば、いくら抵抗しようともこの実力差の前では意味を成さない。

 俺の本意気を示すため、敢えてのプレッシャーだった。


「やってやるよ!」


 これだけ見せれば流石に分かるようで、やっと力の違いに気付いたのか、彼は殴り合いに応じた。


「よし。じゃあかかって来い。こう見えてもこっちはきちんとしたプロに指南を受けてる。殺す気で来い」

「ぶっ殺してやる!」


 窮地に追い込まれた事、プライドを傷つけられたこと。他にも色々あるだろうが、とにかくやらなければこのままでは終われない。そんな覚悟と怒りに震える彼は、そう言うと構えた。


「へぇ~」


 彼の構えは、ヒットマンスタイル。左足を前に体を斜に構え、左手を自然体に降ろし、右拳を顎の少し下に据える。そして肩でリズムを取るように前後にゆらゆら体を揺する。

 かなり乱暴者で学は無いと思っていたがきちんと格闘術は心得ているようで、そのスタイルに合わせなかなか美しい様になっていた。


 それに対し俺。爺さんたちと訓練は積んだが格闘技を教えられたわけではないため、拳を握りアップライトに構える。


「よしっ! 来い!」

「行くぞこの野郎!」


 俺の構えが素人すぎたのか、声を掛けると彼は迷うことなく前へ出る。その動きもかなり上手く、左右に揺れながら距離を縮めて来る。

 こいつはなかなかの殴り合いそうになりそうだった。


「シュッ!」


 彼にとってはどんだけ俺が素人に見えたのか、ゆらゆら揺れながら近づくと、一切様子を見ることなく鋭い左を放つ。

 そのスピードもかなり速く、キレも十分。だけど爺さんたちとの訓練が相当俺を成長させたようで、難なく躱す。


「おっとっと。すげぇパンチだな?」


 彼の拳はしっかり見えていたし、こんなに綺麗に躱せるとは思っていなかった。それが嬉しくてつい言葉が出たのだが、どうやらそれが相手にとっては余裕の表れに見えたようで、ここから速い左の連射が来る。


「シュッシュッシュッ!」


 彼の左はかなり速い。だけど全部躱せる。それどころか彼の動きから熟練度も分かり、実力も分かった。


「シュッシュッ! シュッ! シュッ!」


 ボクサーばりの連撃、ボクサーばりのシュッシュ。だけど全部躱せる。そうこうしている内に右も足も使い出すが、それも全部躱せる。こいつはもう楽しい遊びだった。


 しかしいくら何でもこの俺がここまで遅れてきた主人公並みに強いわけもなく、異変に気付く。


「シュッ! シュッ!」

「ちょっ、ちょっと待て!」

「シュッシュッ! シュッ!」

「ちょっと待てって!」


 何かがおかしい。そう、この俺がこんなに強いのはおかしい。そこで一旦離れた。


「ハァ……ハァ……」

「なぁ。あんた手加減してるだろ?」

「……なんだと?」


 こんなもん、ちょっと考えれば直ぐ分かる事だった。彼は殴り合いに応じてくれたが、絶対トータル的な実力差は理解している。それこそどんなに頑張っても勝てるはずが無いくらい分かっているはず。ならば彼が思うのは、どうやって生き延びようかと考える事。

 

 そうなれば答えは簡単。彼は俺を気持ちよく勝たせて満足させ、許しを得ようとする。つまりこれは……接待っ!


 こんなん……こんなんで勝っても全然嬉しくないもんね!


 逆に馬鹿にされている気分だった。


「言ったはずだ。素手で殴り合うって。あんたが勝ったらきちんと見逃してやるよ。約束する」

「……どういう意味だ?」

「接待なんてしてんじゃねぇよ! 本気で当てに来い! 別に殴られたからって聖刻使うなんて卑怯なことしねぇから!」


 これでもし俺が華麗に勝って、俺様強いみたいな勘違いなんてしたら、絶対カスケードたちに心の中で馬鹿にされる。この俺が気付いたのに、カスケードたちどころか制服を着た彼らが気付かないはずはない。

 危うく違う意味で大敗させられそうだっただけに、怒りさえ感じてしまった。


 その俺の怒りにさすがの彼も観念したのか、さらに表情が険しくなり襲い掛かる。


「ふざけんな! 殺してやる!」


 この気迫。やはり彼は接待していたようで、今度のは正に鬼気迫る勢いがあった。


「シュッシュッ! シュッ! シュッ! ……シュッ!」


 怒りにも似た殺意溢れる攻撃。しかし不思議な事に、先ほどよりもさらに楽に躱せる。


「シュッシュッシュッ! シュッシュッ!」


 マジで物凄い連撃。振り回す拳に合わせ、彼から光り輝く爽やかな汗まで飛び散る。だけど全く当たらない。


「シュッシュッシュッ! シュッ!」


 それこそ格ゲーの必殺技みたいな廻し蹴りやら肘打ちやら飛び出すが、それでも全く当たらない。だけど徐々に彼の汗の量が増え、息も荒くなり、連撃の速度も落ちだす。間違いなく彼は本気だ。


 この不思議な現象には、楽しみはある物の違和感しかなく、もしかすると彼は幻術使いなのではないかという疑念まで生まれ始めた。


「おい!」


 彼は多分本気だ。しかし心の奥底では多分遠慮している……のかもしれない。っというかもうそんなものはどうでも良く、こんなごっこ遊びはいい加減止めたかった。そこで大分疲労して速度も落ちた彼の腕を掴んだ。


「あんた、ちゃんと訓練して無いだろ?」


 構えも良いし速度もある。だけど彼の攻撃は全て初動が分かりやすく力任せ。その上リズムも掴みやすく直線的。何よりも攻撃には意思がなく、技術はあれどただの暴力だった。


 そんでも力は俺よりも遥かに強く、掴んだ腕を簡単に振りほどかれてしまった。


「フゥ~……」


 かなりどころか彼は結構本気。離れると文句の一つも言わず呼吸を整え、再び構える。


「なぁ。もういいだろう? これだけやっても当たらないんだぞ? もう謝ってくれたらそれで許すよ」


 多分このまま続けても彼の攻撃は当たらない。それどころか、これだけやって一発も当てられないのならもうセンスの問題。

 さっきまであんなに憎たらしい言葉を吐いていた彼だったが、今必死になって何とかしようと頑張る姿が幼く見えてきて、さらに可哀想になってきた。


 それでもまだやるみたい。彼はまた攻撃してきた。


「シュッ! シュッ! シュッシュッ!」


 本当にここが限界のようで、必死になって打って来るがやることは同じ。それも疲労のせいで速度は落ち、さらに避け易くなる。

 どうやら形だけでも勝敗を着けなければ終われないようだった。


「仕方ねぇな……」


 正直爺さんたちとの訓練に比べれば、訓練と呼べるレベルじゃない。攻撃は単調で自分よがりのご都合主義。

 爺さんたちには、全ての行動に対し問いかけがあり、その問題を解かなければならない意味があり、その全てにおいてこちらの行動を制御していた。

 それが無い彼の攻撃はこちらに自由を与え、攻防という境が一切ない。


 こんな暴力が相手なら、今の俺でも十分彼を支配することが可能だった。


 そこで攻撃に合わせ、彼をコントロールすることにした。


「シュッ! シュッ!」


 ワン・ツーのツーに合わせ、右足を引いて彼の拳の外側に逃げる。この時彼に与えられる次の条件は、肘打ちで追撃、強引に体を捻って左で攻撃、そのまま下がるくらいしか出来ないようにする。

 ここでは肘打ちで追撃を選択するのが正解。そして次の正解は、そのまま体を開かず下がる事。

 

 俺は何年も鍛錬を積んで来た人間ではないため、これくらいしか問いかけは出来ない。それでも今の彼ではその俺にすら届かないようで、間違いを選択する。


 彼は俺の問いに対し最もやってはいけない、強引に捻って左で攻撃を選んだ。


 拳を振るスペースを確保するために左足を軸に右足を引き、体の正面を開く。その体勢は俺が最も欲しかった体勢であり、彼が体を捻った瞬間に、狙い通り簡単に右腕を掴めた。

 そこから後は、本当に力も必要とせずスムーズに進む。


 腕を掴んでも彼の回転軸への動きは止まらない。だからその重心移動に乗りながら彼の腕を引っ張り、そのまま体重をかけて倒した。するといとも簡単に脇固めが決まった。


 この無駄の一切無い、二人の共同作業で作り上げた脇固めは完璧に決まり、俺の全体重が乗った状態で、彼は身動き一つ取れなくなった。

 

「こいつが武道ってやつだ。もう諦めろ。これが分からない今のあんたじゃ、どうやっても俺には勝てねぇよ」

「……くっ、くそっ!」


 爺さんたちに教えられたのは、護身術ではなく武の真髄。結局大した意味は無かったと思っていた訓練だったが、一般人とこれほどの差が付いていた事には感謝しかなかった。


「まぁそう言うなよ。俺だってここまで出来るとは思っていなかったんだ。あんたのお陰で少しだけ自信が付いたよ。感謝しかない。だから……」

「くっそぉぉぉー!」


 これでもう終わり。それくらい有難い手合わせには満足だった。しかしそれは俺だけだったようで、彼は限界が来たのか、ここで紋章の力を使おうとしたのが分かった。


「くそっ」


 本当にこれで終わって、彼を無傷で開放するつもりだった。だけど今の彼は全開で力を使おうとしていて、このままでは広範囲を吹き飛ばしそうで咄嗟に聖刻を使うしかなかった。


 彼が紋章の力を高めると有無を言わさず聖刻を流し込み、魂と肉体の連絡を焼き切るように断つ。


 これは初めて生者に対して使う力で、どんな後遺症が残るのか分からない荒業。下手をすれば二度と意識が戻らない可能性もあり、意識を奪って直ぐに彼の体を調べなければいけないほど危険な技だった。


 この技は相当危険な技で、焼き切ると彼は一瞬で意識を失った。体には一切力が無くぐったりとしていて、瞼も閉じ切っていない状態は死んでいてもおかしくなかった。

 

 マジ超慌てた。俺としてはほんのちょっと力を加えるくらいの感覚だが、やっている事は精密機械に強い電気を与えるようなもので、殺す気は一切なかっただけにこんな事故は勘弁してほしかった。


 心臓異常なし、脈拍異常なし、呼吸異常なし、意識異常あり。体に異常はない。あるのは意識だけ。おそらく運転手がいなくなったことで車が動かなくなったような状態で、一番ヤベェやつ。

 これにはかなり焦った。だがどうやら運転手がいなくなったわけではなかったようで、彼の魂はきちんと元の位置にいた。それをまた繋ぎ直すと無事元には戻ったが、彼の意識はまだ戻らなかった。


 そんな事をしていると、もう終わったとでも思ったのか、カスケードたちが近づいてきた。


「流石は大将だ。まさかこんなに出来るとは思っていなかった」

 

“格好良かったよ隊長! あてぃし驚いちゃった!”

“俺は驚きませんよダンナ。ダンナならこれくらい出来て当然だ”


 カスケードたちは、華麗な脇固めばかりに目が行っており、聖刻を使ったことなど眼中にないのだろうか嬉々として語る。だがこちらは既に多くの人々を殺傷しているだけに、何とかしなければと必死だった。

 そうなるともう彼を信じるしかなく、頬を叩いて強引に目覚めさせるしかない。


 それでも彼は目覚めない。それどころかあの制服を着た男女まで集まって来て、俺を讃える。


「助けて頂きありがとうございます。皆様方が来なければ被害はもっと多くなっていました。誠に感謝します」


 おそらく制服を着た男女の中でのリーダーなのだろう。眼鏡を掛けた猫ッ毛の男性が頭を下げると、それに続いて全員が頭を下げた。


「彼らはご存知の通り、アレックスの組織の者です。私たちは、彼らが魔人を人工的に作り出す研究をしている事を突き止め、その研究所を探していました」


 なんか知らんが、聞いてもいないのに眼鏡のリーダーはペラペラと話す。それはもうほとんど俺たちを研究所編にでも引き込む主要キャラのようで、意識を失っている彼以上に危険な人物だった。


「調べでは、魔人の研究は最終段階に入っているようで、急を要しています。私たちは第八……」

「まぁ落ち着いてくれ。君たちの事情は分かった。話は先ず、うちの大将が倒した男を起こしてからだ」

「分かりました」


 やはり聖刻で引き付け合った仲。先日ただでさえマフィア編に巻き込まれそうになったカスケードだけに、上手く話しを止めてくれた。だけどそれはそれで大変だった。


「そういうわけだ大将。その男を起こしてくれないか?」

「えっ⁉」

「どうやら込み入った話になりそうだ。ここは当事者同士で話をしてもらった方が早い」

「そ、そうだけど……」


“まさか大将。殺してはいないだろう?”


「えっ⁉」


 彼らにとっては貴重な情報源。そして俺たちにとっては、俺の威信にかかわる問題。

 

 この超重要な場面で、上手くノンバーバルコミュニケーションを利用して言葉を選ぶカスケードには、心底震えた。

 

 ここは是が非でも彼には生き返ってもらうしかなかった。


「ま、任せろカスケード! 今起こすからちょっと待ってろ!」

「……分かった」


 絶対カスケードたちは今の俺のリアクションで、大変なことが起きている事を悟った。だけど俺の威信にかけても、例え違う魂を入れて別人にしてでも、彼を起こさなければならなかった。


 そこでもう身体的にも魂的にも問題ない事は分かっているので、力技で彼を起こす事にした。


「おい起きろ! 戻って来い!」


 大声で叫び、叩いて衝撃を与え、揺すって起こす。彼が戻らなければ色々な意味で世界が終わる。多少怪我をしても治すことは可能なため、最終的にはグーで殴ってエラーの解除に邁進した。


 すると願いが天に届いたのか、奇跡が起きる。


「う……うぅ……」

「戻ったか! 戻って来たのか!」

「う……」

「こっちだ! こっちがお前のいた世界だ! ハンドルを握れ!」


“パチンっ!”


「う……はっ! なんだ⁉」

「戻った! 戻ったぞカスケード!」


 人生で初めてかも知れない。彼が目を覚ました時の感動は、まるで生命の誕生を見ているかのようだった。


 この奇跡の生還により、俺の世界は救われた。しかし一難去ってまた一難あるのが人生。

 彼の生還に喜ぶ余韻も無く、次は研究所編へ引き込まれないための戦いが始まった。


 リーパーがこれほど体術レベルが高かったのは、やはりラクリマ直属部隊との訓練の成果です。時間的には僅か二週間ほどでしたが、聖刻の力で疲労や怪我の影響も少なく、常に絶好調の体調で行われた事が急成長に繋がりました。他にも武術という相手をコントロールするという事と、護身術をメインに教えてくれたことで防御面だけは超一流になりました。

 そして一番の理由は、リーパーには死と痛みに対する恐怖が一切ない事です。これによりリーパーはどんな攻撃に対しても体に力が一切入ることなく、”暇すぎて死にそうだ”くらい冷静に対処できます。

 この精神面の異常さがツンツン頭の動きを完璧に見切り、最小の動きで躱すことが出来ました。

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