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The Rampage 2021 - Sweet blood death dawn  作者: 冬野 立冬
『裏』────着着
40/72

33話 現在進行形→語り手


 篶成(すずなり)乖穢(かいえ)を一言で表すなら『犬猿の仲』という言葉が最もしっくりくるだろう。

 一体どうしてそのような仲になってしまったのか。

 それを語るには2012年に起きた()()()()()について語る必要がある為、今回は詳しくは語らない。

 ともかく、彼等はその事件以降、会えば(ガン)を飛ばし合う仲になったのである。


 そんな二人を最も良く知っている篶成の妹────美鈴(みすず)はいつかの都市伝説インタビューで二人の事をこう語っている。


「二人は本当は仲良いんですよ?コンビネーション抜群ですし!巷では二人が揃って初めて街の最強なんて呼んでる人も居るんですよ〜。それを二人の前で言うと確実に一般市民は殴られますけどね!」


 ────『では何故出会うたびに喧嘩を?』


「ん〜似た者同士は受け付けないって奴なのかな〜気を張りすぎて戻れない所まで来ちゃったとか?二人とも素直じゃ無いんですよ」


 ────『こんな質問は不躾気だとは思いますが……もし二人が本気で殺し合う様な事になれば貴方はどうしますか?」


「微笑ましく背後で眺めてます!」


 ────『え?』


「だって、二人の死ぬビジョンが全く想像付きませんからね」


 ────『あぁ、そう言う……。では、今度は兄である篶成さんの強さの秘訣を────あぁ!痛たたた!!!すみません!すみません!』


「俺の妹に何かようか?俺の話をしてたみたいだけどよぉ?」


 ────『あぁ!いや!インタビューを少しだけ!篶成さんと乖穢さんの関係など……』


「あ……」


「ふ〜ん。お前、俺の目の前であの狐野郎の名前を出すとは肝が据わってんなぁ!」


 ────『はっ、はは……』


「二度と口に出すんじゃねえ」


 …………

 以降インタビューはここで途切れている。

 インタビュアーに何があったのかは想像に任せよう。

 もし二人がまた戦う、もしくは共闘する様な事があれば────


 それは実に楽しい見出しが書けそうだとは思わないかね?


 ×                         ×

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