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第一話 ひったくりシロウサギ

第一話

ひったくりシロウサギ




ズズズ・・・



「・・あ〜幸せだぁ〜」



青く澄み渡った空。

緩やかな風の流れ。

そして優雅な紅茶の香り・・・・



「幸せすぎて逆に怖いな〜」



へらへら笑いながら木陰にだらけていると、突然がさりと上から物音がした。

・・鳥かなぁ?

不思議に思って、風に揺れる葉の隙間を覗く。


・・がさっがさがさ

ひゅっ・・・

「ん?」

ズゴッ!!!

「ぶふぉうっ!!」



頭に鋭い激痛がはしり、レディーにあるまじき声を発してしまう。(自覚あり)。

なっ・・・なんだぁ?

頭をさすりながら、足元に落ちているものを手に取る。



「・・・・本」



木から落ちてきたのは、厚さ50センチはあろう我が姉の愛読書であった。

なぜこれが庭の、しかも木の上から・・・・。

ってか、こんなとこ姉貴に見られたら私死刑確定じゃん。

私が勝手に庭に持ち出したってことになるわけだから・・・・

釘バットで撲殺・・・・!!

・・・やべぇじゃねーか。

早く姉貴の部屋に置いてこなきゃ・・・・



どんっ!!

「がふッ!?」



突如として、背中に衝撃を喰らう。

骨折れたっ!ぜってえ骨折れたっっ!!

文句を言おうと足音がする方を振り返る。

なんと、目の前を走っていったのはおんなじくらいの男。

懐中時計を片手になんか急いでるっぽい。

けどおかしいのは、しろ〜くてなが〜いかわいらし〜いウサギ耳。

さらに驚く点は、姉貴の本をつかみブンブンと振り回しているコト。



「ゴォォルァァアアア!!!テメッソレ大事に扱いやがれぇぇぇええええ!!?って、え?」



なんであのウサ野郎が姉貴の御本を持ってんの?

ってかなに雑菌だらけの手で触っちゃってんの??

え?

っつーかその前に・・・・



「謝れこのクソウサ野郎ォォオオオ!!!」



ドドドドドドッ!!

地面をかち割る勢いで踏み蹴り、轟かせながらウサ野郎を追う。

普通人様に当たったら謝るだろ?

ってか何?無視?無視ですかコノヤロー。

私の存在全否定かこのウサ野郎。

しかもなんかはえーしコイツ。



「おいクソウサギ!!待ちやがれコノヤロー!!!

今すぐ棒ブッ刺して即丸焼いて姉貴に献上してやるうううう!!!!」

『黙れクソアマがッ!!後ろから殺気とよだれ漂わしてる奴が追いかけてきてんのに止まるわけねーだろ!!!

止まったら俺の人生終わりだブス!!』

「テメェェェェエエエ!!!今滅びの言葉吐きやがったなァァアアア!!!

言っとくけど去年のミスコン私一位だったからねーだッ!!!」

『ハッ!!スカートで突進してる奴がほざいてんじゃねーよ!!

ブスコンの間違いだろブーッス!!!』

「ブッ殺ォォオオオオ!!!」



・・・あれ?

なんか普通に言い合っちゃってるけどいいのかコレ?

ってか口も足も動いてっからやけにしんどいんですけど。

あれ?死んじゃう?死んじゃう系?

息苦しいし足痛いし・・・・

息を切らしながらウサ野郎を見る。

と、その瞬間。

ウサ野郎が消えた。


「・・・え?え・・・・」



速度を保ったままの足が、ウサ野郎の消えた地点に踏み込む。



ズルッ

「え・・・・」

がくんっ

「えええぇぇぇぇぇ!!?」

ひゅるるるるるる・・・・・・



結論的に言うと、穴真っ逆さま。



「死ーぬゥゥウウウウウ!!!」





































こんな調子で頑張ります♪

これ面白い!!という変わったお方は次回もご期待しちゃってください♪

あ。これムリ。という正直なお方はお下がりくださいまし(泣)

そんなこんなでハイテンションに書きまくります!!

よろしくッ!!


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