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日常  作者: 千紗
2/6

カラオケ

暇つぶし程度に読んでもらえたら幸いです。

今回はキャラが多いので先に紹介しときます。

1万字越えちゃいました。(๑>؂•̀๑)テヘペロ

⚠️本編は秒で終わります。


男性陣

俺(久保)

田中

高山

大塚

永江


女性陣

長谷

藤田

川崎


これは高校一年の二学期中盤にあった出来事です。


夏の蒸し暑さもようやくなくなりやっと風も涼しくなり色々一番捗る季節になった。

俺はこの季節というより気候帯が好きだ。

部活 読書 勉強 積みゲー 遊び

…後半はともかくとして前半は一番ストレスなく取り組める時期であり、一番伸びる時期と考えている。

とりあえず、宿題終わらしてから積みゲーでもするかなぁバイハ5は神。

そんなどうでも良いことを考えつつ宿題を消化していってるとテロンとLINEが来た。部活の連絡かと思えば懐かしい顔で口角が上がるのが自分でもわかる。


田中「久保お久!↑これくぼおくとかしか読めなくてツボった笑笑 次の三連休どれか暇?暇ならカラオケ行くって話なってるねんけど」


俺「ええよー笑、話ってことは複数で行くん?」


田中「せやでー、皆同中やからちょっとしたプチ同窓会やな笑」


俺「え、そんな来るん?笑予定では何人なん?」


田中「俺ら含めて7人って言ってた…ような…気が…す…」


俺「どんだけ自信ないねん笑まぁ集合場所と時間だけよろしくな」


田中「かしこまり(๑>؂•̀๑)」


俺「キメェ( ゜∀ ゜)」


ふぅ…こういうアホな会話が懐かしくて心が楽やわ。部活のヤツらとは打ち解けたけど、どうもクラスの方がまだなぁ…特に女子がキツい。どいつもこいつも下の名前で呼んでいいよ♡なんて言われてもあれでしょ?呼んだら呼んだで「あいつ下の名前で呼んで来るんだけどまじきも」とかなるんでしょ?女子怖っ!!


閑話休題


それはともかく結構楽しみにしている俺がいる。

何回か高校のやつらとはもちろん遊びに行っているが、何も気にしていなくても気を使う自分がいることに気づくんだよなぁ。相手も気が使ってるのわかるからまた辛い。その分同中のやつらは気心知れてて気をつかなくて済む。なんたって、小学校途中で合併したから5~6年の付き合いやし幼稚園から一緒なら10年も近くに居るってなかなかすごいと思う。仮に女子が来ても全然対応できる。まじ最高!俺はちなみに中学の部活は外でバスケしながら部活所属強制だったから卓球部の半幽霊部員だったけど、割と参加できてたと思う。田中はその時に仲良くなった。田中はなかなかぶっ飛んでるけどうちの中学の面子が濃すぎて掠れるぐらいだった。まぁぶっ飛んでいるのには変わりないのでダメなんですけどね。とりあえず宿題終わらして寝て筋トレしよ。


そんなこんなで当日になった。今日来る人数は6人らしい。まず田中、次に高山、大塚で女子は長谷、藤田、川崎だ。


高山は田中以上にぶっ飛んでる。この6人の中では1番付き合いが長いが本当に凄い。みんなのムードメーカーで勉強もスポーツも話術もダメダメだがやることなすこと全力で顔も非常に整っておりすっげぇモテると男子陣ら思ってたのだが、女性陣からすると「喋るとだめ鑑賞用ならまじ最高」とのこと。この前〇〇組に手を振ってバイバーい!って叫んだ時は俺死んだかと思ったね。ちなみに顔だけは本当にいいので高校になってくっそモテてるらしい。それでも憎めないのはなんだかんだ憎めないからだろうな。あと性格。ちなみに中学の時はサッカー部(噂ではずっとベンチ温めてたらしい。


大塚は中学の時は野球部で3年間違うクラスだったやつだ。仲良くなったのは3年になってからだ。いわゆるヲタクと言うやつで隠してない。ラノベアニメフィギュアなんでもござれって感じだったからな。俺自身そういうイメージが余りないらしい。まぁ自分から切り込んだらすげぇ歓迎されたけどね。もういらない知識いっぱい増えたもん。それでも体脂肪率1桁とかいう化け物。面子濃い男子しかいねぇな。


長谷はすげぇいいやつ。なんかねマイナスイオン周りに振りまいてるの。後声めっちゃ癒される。長谷とカラオケ行くの初めてやからなんだかんだ楽しみやったりする。小説の趣味が似ていて話の馬も合う。しかも可愛い。もう完璧かよっ!ってぐらいで騙される男は星の数ほどいる。でも、彼女まぁまぁ闇深いし、たまに毒舌すぎる。関係は進んでも親友以上にはなれる気しない系女子ね。あ、部活は中高共にテニス部で県大会常連らしい。


藤田はあんまし知らない。長谷とは親友。部活は剣道してた。1番怖かったのは何人かで集まって声優のプロマイド見てた。怖いよ。ええ、ていうことは大塚と同じ部類かよ勘弁してよ。でも、何歌うのかなやっぱり蒼〇翔太とか宮〇真守とか歌うのかな。やばいなんか一番楽しみになってきたかもしれん。


川崎もあんまし知らない。ただ、大塚の常連にはなっていたから要注意人物だ。いや、ヲタクを嫌ってるわけではないよ、僕も十分染まってますしね。でも、染まってない人の前でコアなアニソン歌ってもねぇ。まぁ何が言いたいかというとTPOはわきまえてどうぞってことだけだな。ちなみに中学のとき吹奏楽部。


そう、こんな長々と説明してたのには理由がある。皆、部活違うし別にみんながみんな仲良いわけでも無いし、まじで中学の奴らが見たら謎メン過ぎると思う。それくらい珍しい組み合わせだ。高山や長谷は全員面識あるはずだから大丈夫だが、他の人が心配だ。と言うより今回はなぜ、この面子で遊ぶことになったのかその経緯が謎だ。

カラオケ行くのに丁度いい人数は三人程度が適度に歌えて2時間ぐらいで満足できると思ってる。あまりに人数が多かったら自分の番が来なくて眠たくなるからね。きっと何か理由があるに違いない。そんなことを考えながらも集合場所に向かった。


高山「おーい!久保こっちこっち~!」


田中「待ちくたびれたぜ全く、なんか奢れや」


俺「久々にあって開口一番がそれかよ笑あれ?大塚は?」


高山「今あっちでUFOキャッチャーやってる」


俺「じゃあ呼びに行こうぜ。てか女子は?」


田中「あっちは現地集合やと」


俺「俺らもそうすればよかったやん」


田中「いや、高山が話あるっていうから…」


俺「どうせ下ネタ系やろ?」


高山「いや、久保これガチもんのやつやから」


俺「じゃあ言うてみ?」


高山「結論から言うと卒業した」


俺「いや、下ネタやんけ。嫌味か?喧嘩なら買うぞ?」


高山「いや、本当に困ってるんだって」


田中「自慢にしか聞こえねーわ」


高山「まぁ詳しくは大塚来てから」


俺「お、噂をすればなんとやらだな」


すると、ホクホク顔の大塚が帰ってきた。


大塚「おぉ、久保ひさびさ!早速だが見てくれ!このフィギュア!この前のA賞なんだがなんと1500円で取れてな!この表情にゆるいウェーブが完璧に再現された髪!更には…」


田中「わかったからそこのコインランドリーにでも入れて行くぞお前のやつ聞いてたら日が暮れる」


俺・高山「ちげぇねぇ」




高山「じゃあ早速だが聞いてくれ俺の悩み」


どうせ、モテ始めたとかなんだろ?お前は顔だけはいいからな。いや、性格もいいから余計にか。ただ、バカ過ぎるのが玉にキズ過ぎる。


高山「ブスにめっちゃ告られる」


俺「予想的中は的中したがすげぇひどい言い草だな」


田中「流石偏差値最底辺頭も悪きゃ顔面偏差値も最底辺かよ」


俺「それは言い過ぎちょっとチンパンが多いだけだろ」


大塚「お前らひどすぎる。てかやっぱり環境変わると高山すげぇな」


田中「だな、まぁ小学校から中学校に変わっただけでメンツ変わらんからな」


俺「正直イケメンも見慣れてきて悪いところだけ浮き出るんだろ」


高山「あれ?なんで皆して俺の心折りにきてるの?俺の相談だろ?」


俺「悪い、そんで内容はそのへんの女子に襲われて奪われたってことか?」


高山「違う!いや、部分的には合ってるが…」


田中「ほれ見てみぃ!結局自慢なんだろ?あ?」


高山「本当に違うって!泊まりで勉強会って話になって親おるからって安心して行ったらいなくて終電逃してなぁなぁでそのまま…」


そう言ってる高山は思い出しているのか無意識に中指が動いていた。


俺「おい、田中こいつ確信犯だろ(小声」


田中「ていうか、あれ自分に酔ってるな多分尋常じゃない程モテてるんだろ(小声」


俺「ちょっと長谷に心折ってくれん?って頼むわ」


田中「え?長谷さんってそんなことできるん?すげぇ優しそうやのに」


俺「まぁ、大丈夫だろ」


と言いつつ長谷にLINEを送った。


俺「ちょっと高山うざいから心折って」


長谷「あぁどうせモテ始めて調子乗ってるってとこかな?」


俺「流石、理解が早くて助かる。」


長谷「かしこまり(๑>؂•̀๑)」


最近それ流行ってんの?まぁいい言質は取った。あぁ見えてSだからなぁ長谷さんクワバラクワバラ


俺「そういえばなんでこの謎メンなの?」


大塚「それ俺も気になった。長谷とか共通点ゼロすぎる。」


俺「大塚には悪いがそれなら永江誘ったれやあいつ長谷と両想い疑惑でてるじゃん」


ちなみに永江は元テニス部キャプテン普通に近畿とか出ていて勉強も超できるし話もすごく上手い。いわゆる中身でモテるタイプってやつ。しかし、ここでも学校の弊害が出ていわゆる友達から進まないタイプだった。そいつとは馬が合い俺はそいつと親友と言えるほどだと自負している。あっちもそう思っているかは知らないが意外にも恋愛相談とか飛ばしてきた。俺は残念ながら当時色恋沙汰には興味なかったがそれが返って好都合だったらしい。事情が事情だし、恋愛興味ないやつって釘を刺されたり事情を察すれるやつなら言いふらす可能性は低いと見込んだんだろう。その事情ってやつが長谷だ。当時中学二年生の時から卒業まで長谷はあるやつと付き合っていた。今は過去形だが、当時たしかに付き合ってる異性に対して好意を抱くのは間違いなのだろう。理性と本能は別物だから仕方がないが。そういう事情もあって永江は長谷のこと気になってることを誰にも話せなかったんだと思う。それでも広まるリスクがゼロから1%でも上がるのに話したのは…やっぱり辛かったんだろう。まぁそれでストレスの捌け口になるなら全然構わなかった。


田中「え?まじ?」


俺「まじまじ」


高山「待って、俺の相談より百倍そっちの方が気になるねんけど」


俺「じゃあお前の悩みはその程度やったってことやな」


高山「確かに!」


大塚「納得しちゃうのかよ」


田中「でも、長谷ってあいつと付き合ってたんだろ?それ今もなん?てか、それ言っていいの?」


俺「知らん。まぁ時効だろ」


高山「それ流石に久保でもワンチャン縁切られるぞ?大丈夫か?」


俺「だから言ってんじゃん両想いだって」


俺以外「は?」


俺「じゃねぇと俺も親友の想い人のこと言わねぇよ」


田中「それこそありえなくない?長谷とあいつって学校公認レベルやったやん」


俺「ところがどっこいって話でな…」


そう、この話は聞く人が聞くとありえない、お前頭おかしいんじゃねぇのとか言われるレベルなんだ。そのくらい長谷とあいつはお似合いだと思っていた。俺は恋愛には興味ないが勘は良い方だ。だから、誰が誰を好きになってるとか中学レベルの恋愛なら一眼で見抜けるレベルらしい。永江は俺といるのが部活以外で一番多かったからそれも理由で話したらしい。そんなある日のこと。まぁ正確には中二の三学期の頃、長谷と永江と俺はクラス一緒だった。そいつらと日々を過ごしている中で少し引っかかるところがあった。それは長谷が何故か永江と距離をいつしか置いてることだ。初めから置いていたなら気が付かなかったが初めは俺と同じぐらいの距離感だったはずなのにいつからか置いていたのに違和感を感じた。まぁ、なんか永江が下ネタでも言ったのかなぁってレベルで特に気にすることなく流した。数日後俺はバスケも無く卓球部も休みで暇つぶしにテニス部を友達と見に来た。すると永江が番手戦(多分、校内ランキングの事だろう友達に聞いた)をやっていた。初心者の俺が見ても周りとはレベルが違うという感じであいつが決める度に女子から黄色い声援が飛んでいた。俺はその時長谷が気になった。あいつに後で長谷もさっすが!とか永江かっこいい!とか応援してたでって言ったら絶対おもろい反応するわ、と何気なく見ると長谷は練習していた。ありゃマジで興味ないやつかと思い視線を戻そうとした時長谷がこちらを向いたのがわかった。長谷は永江の方は見ておらず観戦している女の子を見たのである。俺は違和感を感じた。それがまるで嫉妬しているかのような目だったからだ。気になってその後も注目してみるが練習に取り組む長谷の姿しかなかった。


田中「え?それだけ?」


俺「んなわけないやろ。てか話の腰折るなよ」


高山「いや、信じられなくてさ。だって長谷確かあいつと小学校から両想いで中1で付き合って高校離れるから別れたんじゃなかったっけ?」


俺「表向きはな」


大塚「てかそういう意味で田中は聞いたわけじゃないやろ」


高山「え?どゆこと?」


田中「いや、高山と同じことも思ったけどただ目線飛ばしただけで勘づかれるって俺久保の前で嘘つき通す自信ないわ」


大塚「それ俺も思った。たまに怖いからな久保」


俺「そういう扱いやめろ」


高山「まぁ、俺は誰にでも気づかれる自信あるけどな(ドヤッ」


高山以外「威張れることじゃねぇよ」


俺「話戻すぞ」


それが少し気になって長谷にLINE飛ばしたんだ。距離置いてるのも気になったからな。だから俺は


俺「お前永江のことあいつより今好きじゃね?」



俺「って送った」


3人「うわぁ」


俺「今思えばすげぇ喧嘩売ってるよな」


大塚「てか、そのまま永江長谷ルートBADEND or gameoverしかなくね?」


田中「デリカシーなさすぎそれじゃもてねぇぞ?」


俺「バスケしてる奴はモテる説信じてるので大丈夫です」


高山「それ大丈夫じゃない。汗臭いって言われるのがおち」


俺「え?まじ?」


大塚「おい、こら話の続きは」



そうそう、それで送った直後やらかしたなぁって自覚して消そうとしたら秒でLINE付いてさ。あ、俺女子に総スカトされると覚悟したらさ、


長谷「朝5時〇〇公園」


って送られてきた時 あ、俺セメントで固められて〇〇港で流されるなぁっていう馬鹿な想像とは裏腹に色々覚悟したね


俺「それで色々あって今の彼氏ないわぁとか、でも、お似合いって言われてるのに振ったらあいつが可哀想な目で見られるとか聞いてそっから長谷さんの黒いところが浮き彫りになったよね」


田中「具体的には?」


俺「…聞きたい?」


田中「いや、俺は女子にはまだ幻想抱きたいんだ」


俺「それは良かった」


大塚「でも、それで色々あって永江気になってるっていうならさなんでそれを永江に言わなかったの?」


俺「高校受験か恋愛か天秤かけたらそりゃ受験だろ?」


大塚「あーね」


俺「もちろん、他言無用で頼むぜ」ウィンク


高山「きめぇけど任しとけ!」


田中「お前高山利用する気だろ(小声」


俺「あれ?バレてる?(小声」


田中「あいつは、自分が思ってるほど口固くないからな」


俺「あと一押しなんだよな実際2人で京都行ったり長谷の誕生日に2人で海行ったりしてるから」


田中「はぁ?まじ?」


俺「まじまじそれで互いに気づいてないなら小学生以下」


大塚「それで付き合ってないのかよ…」


俺「どっちも言うて超奥手やからな」


田中「なんか意外やな」


俺「俺は周りからの理解と了承がキモだっと思ってる」


大塚「その心は?」


俺「どうせアイツらのことやから自分にあいつは似合ってないとか思ってるんじゃね?知らんけど」


田中「それは知ってる口だろうが分かった」


大塚「要するに口車に乗せろってことだな」


俺「さんきゅ」


高山「おい、ひそひそ話はやめろ俺も混ぜろ」


俺「いや、高山さんまじクズやなって話だな」


高山「なんでや!?」



俺「話大分戻るけど結極なんでこの面子なん?」


田中「あぁそういう話しやったな」


大塚「もう着くやん、ちょっとコンビニで飲み物買おか」


高山「ええなそれそういや学年証持ってきた?俺は持ってきたドヤッ」


3人「定期」


高山「(´・ω・`)」



田中「それでこの面子で集まった理由は藤田なんや」


俺「あぁ、学校でうまいこと出来てない系か」


大塚「藤田俺が言うのもなんやけどキャラ濃いからな」


俺「目的は暗い気分を晴らせると会話の仕方を思い出すってところか」


田中「さすが久保そういうことや、いじめられてはないらしいから会話のきっかけだけだと思うがな」


俺「それなら女子だけで良くないか?」


田中「いや、藤田が男女関係なく喋りたいらしくてな」


俺「で、とりあえず適当に藤田と喋れそうなやつを誘ったわけか?」


田中「いーや、俺も忘れてるけどこの面子でいつか遊ぼって話になったらしい」


3人「おぼえてねー」


田中「その小さな約束に縋るぐらい追い詰められてたんだろう」


高山「…じゃあ俺らが盛り上げなあかんな!」


大塚「アニソンで縛るか?」


田中「それは俺が無理」


俺「まぁ歌えたらアニソン無理ならメジャー所だな」


高山「RA〇WIM〇Sのコン…」


3人「却下だ」


高山「(´・ω・`)」



無駄話が多かったのか少し遅れた。高山のせいだな(すっとぼけ


川崎「皆ひさしぶり!元気にしてた?」


長谷「これは誰が悪いのかな?」


3人「高山が無駄話してました」


高山「おいぃ!」


と一連の流れをした所で


藤田「あ、みんなぁ!久しぶりぃ!元気にしてたかYO!」///


こりゃダメだ多分用意してたセリフが川崎に取られてフリーズした後に空回りしすぎだてか超赤面じゃねぇかせめての慈悲だ自覚するのも大事だよね


俺「藤田いた…」


長谷「久保くん?(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)」


俺「…」


こえーよなんでマイナスイオン出るぐらいの笑顔なのに寒気するんだよ。あ、マイナスイオンだからか。てか、田中「コレノコトカ」とか小さい声で言うなまだ序の口だぞ


長谷「今日は見逃して上げてとりあえずストレスを無くしてあげたいから(小声」


大塚田中川崎「了解」


俺「長谷のストレスを代わりに貯めたら良いのね了解」


長谷「今日のストレス代表は高山でしょ?私は1番解消出来ると思うけど?」


俺「あいつがストレス溜まるたまかよほれ見てみ」


俺は皆に高山の方を見るように促したすると予想通り


高山「俺はいつも元気にしてたYOおまえも元気そうでなによりだYO!超ベリーHappy!FOOOO!」


川崎「すご…」


大塚「あの空気からあそこまで戻すとは…」


田中「さすが、高山すげぇわ」


俺「なんであいつあれでもてなかったんだろ?」


長谷「重大な欠点が多すぎだからじゃない?」


高山長谷以外「それや!」


高山「まてこら、聞こえとるぞお前ら!」



こうしてカラオケがようやく始まった。




俺「すげぇ…高山って歌うまかったんだな…」


そこには94点が叩き出されていた。曲はセカ〇ワの眠り〇


高山「だろ?これでも高校は軽音部に入ったんだぜ!」


川崎「え!うちも!軽音部入ってん!今度一緒になんかやろか!」


高山「ええな!それ!ちょっとメンバーに聞くわ!」


川崎「じゃあうちも!」


と二人はLINEに勤しみ始めた。リア充こえぇ

一方そのころ藤田と大塚は…


藤田「やっぱり今年はSAO一択だね!キリ〇カッコイイし!アス〇かわいいし!でもやっぱり私が一番好きなのはサ〇さんかな本当に悲しかった」


大塚「いやいや、俺の今季推しはココ〇コネクトかな!あの青春って感じがたまんないよねぇ伊〇ちゃんかわいいし」


藤田「はぁ!それなら氷菓でしょ!しかもCV豪華過ぎない!中〇悠一だよ!ほんっと!ええ声やわぁ」


大塚「それも良かったけどやっぱり冬は物語の続編が楽しみすぎるよねしかも!妹!主役!俺歓喜!歯磨きのシーンが1番オススメだぞ☆」


藤田「そこ以外にも色々あるでしょ!プラチナむかつく!それも楽しみだけど!次の…」


2人は…うんTheオタッキーな話してるよ僕はついていけないよ(すっとぼけ

ちなみに俺はanotherと男子高校生の日常かな。まじで文学少女編のヒデノリ(杉〇さん)の声ハマりすぎじゃない?


一方こっちは何をしてるのかと言うとちょっとした撮影会だ


田中がひたすら男子を悩殺出来そうな写真を考え長谷が実践する。それを長谷のスマホで撮り、長谷が確認した後俺のスマホに送り、俺が悩殺されそう及び可愛いと思える写真を永江に送る。

まぁ経緯は割愛するが俺の口車に乗せられ続けている長谷が悪いきっとだが明日には後悔して写真の取り消しを求めるだろう。まぁ時既に遅しだろうが、結果的にストレス溜まるだろうから俺の勝ちだ。ちなみに田中は目の保養とノリノリである。こうするぐらいなら永江誘った方が早いのでは?と思うだろうが残念ながら試合中である。


永江「悪い無理練習試合で県外行ってる」


とのことなのでこのたくさんの写真で癒されるといい。きっと試合中に見た場合惨敗だろうな。ただでさえレベル高い女子が攻略しようとしている写真なのにそれが好きな女子でプラス両想いと気づき始めてるからね仕方ないね。


ちなみに俺がその中で1番可愛いと思ったのは不覚にも萌え袖であった…(長谷にバレたため悔しい


するとネタが無くなったのか田中が


田中「歌の動画でも送れば?なにか自信あるヤツある?」


長谷「じゃあback〇umberのヒ〇インかな?ちょっと悩殺してくる」


俺「爆笑」


いや、長谷さん今日ぶっ飛びすぎじゃないっすか?笑ちょっと悩殺してくるはインパクト強すぎる爆笑それよりも気になるのは…


俺「おい、田中」


田中「なに?」


俺「いや、お前」


田中「長谷のこと好きになったかってことか?」


俺「なんだよそれ笑」


田中「なんだ違うのか?まぁほぼ喋ったことない俺にも今日でどれだけ永江が好きなのか分かったからそんな無粋なことはしねぇよ」


俺「…そっか俺が言いたかったのはジーパンのチャック空いてることだけどな」


田中「え?まじ?うわ…まじだ…」


まぁそう聞こうとしてたけどなナイス何分前かの田中


そんなこんなで長谷の歌が始まろうとしていた。俺は動画なら自分の携帯でいいやと思い撮り始めた。長谷はまず声がお世辞抜きで声優なればってレベルで優しい。そんなレベルで歌われたら下手でも幸せになれるが人並みに上手かったためその辺の歌い手さんよりは再生回数稼げるんじゃねってレベルだった。俺もback〇umber好きだがデュエットはさすがに気後れした。永江に気を使ったのもあるが…



そこからは少し休憩タイムとなった。まぁ歌わないだけですることは変わらない俺は少し手持ち無沙汰だったため永江に例の動画を送ったあとリピートして長谷の歌を聴いていた。非常にいい声だったがふと気づいた。




あ、俺見ながら聴いてない


さすがに長谷の顔は映らないように撮っていたが49秒当たりで違和感に気づいた


しかし、まだ気のせいだと自分に言い聞かせつつもう一度再生した


目のあたりにしても、まだ見間違いだと思いもう一度最初から再生した


そして3回目で認めた




ひとりでにマイクが回り続けている




まず長谷が右奥の場所で歌っていて俺が左手前で撮っていて俺の左手側にマイクがあった


マイクは普通歌う方にゴム状のなにかがあり、簡単には摩擦で回らないはずなのだ


なのに49秒地点から一切止まらず、引っかからず回り続けている


それを悟った瞬間既にマイクは高山と川崎がデュエットしておりどちらかの手に渡っている


しかし、俺はマイク自体じゃなくこの部屋がやばいと本能的に悟った



俺はその時理解できなかった。生まれて16年1度もそういうやばい体験をしてこなかったからだと思う


体が勝手に信号を飛ばしてる


早く消せ


もうその命令しか脳には入ってなかった


とりあえず、永江には悪いが送った動画を消してから


俺「悪い、何も見ず消してくれ頼む一生のお願いだ」


と送り急いでフォルダの中から動画も消した



そして、数時間後俺以外何事も無く皆名残惜しそうに解散した。



俺は怯えた


俺が動画を撮ったから俺に何が起きても仕方ない


でも、あの二人は?


長谷は何も悪くないし永江に限ってはただの被害者だ


これでくっつかなかったら俺のせいじゃね?と


普通に考えたら別にそんなわけじゃない


しかし、俺はそう思っていた


結論あいつらが付き合うことはなかった


単純に互いに別の好きな人ができたのだ


残念ながら田中じゃない


そのことを後に永江に言った


永江「え?そんな動画送り付けられてたのまじで?」


俺「まじまじ。いや、あの時はマジで悪かった」


永江「別にまじで見ずに消したからいいよ、一生のお願いをあそこで使った意味も分かったよ」


俺「それでも良かったよ」


永江「まぁそれが原因だったかもしれんけどな」


俺「え?」


永江「なんかな、その日当たりから#長谷のことなんとも思わなくなった__・__#」


俺「は?」


永江「これは長谷にも聞いたけど#奇遇ね私も__・__#って言ったんだよ」


永江「それに加えて、もう私以上の女はこれから先二度と…」


そこから話が入ってこなかった。あんなに幸せそうだったのに。


俺が原因なのか?それともあの部屋に?


と思いあのカラオケ屋を訪ねたがカラオケ屋にしては珍しいくらい


何も事件がなかったのである


それから数年後


とりあえず、あの二人も俺も今も全く別の道にはなったが何事もなく生きてるのは確かだ


でも、今か今かと身構えている自分がいることも確かだ。


とりあえずこの話の結論としては


まだ皆、元気に暮らしてるってことかな?


はい、ここまで読んで頂きありがとうございます。

このマイクの流れは自分が本当に体験した出来事です。

本当にあの時は恐怖でいっぱいでした。

あれから自分は少しは幽霊とかそういう系を信じることにしました。

まぁ前作も言った通り煙の立たないところからは火は立たないのでそういうことでしょう。


今作ででてきた永江くんと長谷さんの話読みたい人が居たら書きます。

適当に作ってる間にまぁまぁ頭の中にストーリー出来たので

まぁ要望が来たら優先で書くしそれ以外ならボチボチって感じですね。

ちなみにハッピーエンドを予定しています。


アニメ関連はセカ〇ワの眠〇姫のリリースが2012年だったので

適当にGoogleで調べました。俄なんで容赦ください。



暇つぶしになったのならば幸いです。

では、また会う日まで。


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