表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/41

5話

あれから2ヶ月。

「じゃあまた来週な」そう言って僕は輝を見送った。

輝は壁の手すりにもたれ掛かりながら、ゆっくりゆっくり進んでいった。

足も動きにくくなったらしい。


売店の仕事はクビになった。

それでも輝は

「もっと頻繁に兄貴に会いに来るかも」そう言って笑った。


2週間たって、輝は歩けなくなった。

そして、輝は笑いながら

「かっこいい車イスがいいな」そう言った。


「ひか~もう入院しようか?」

「何で?」

「輝の家アパートだろ?1人だと何かと心配だから…」今までだって、アパートの階段で輝は何度もこけていた。 


1人では、階段は上れない…


「僕の家でもいいけど…」

「兄貴はどっちがいいの?」

「入院してほしいな、僕が病院に居るときはいつでも会えるし…」

「分かった。行こう?」輝は早く早くって僕を急かした。


輝は辛くないの?

泣きたくないの?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ