~重なり合う運命??!!〜
入学式も終わり昼休みを迎えた。
「あ"〜お腹ペコペコだよ」うぅ…千里香が机に突っ伏して唸っている。グリュルルルルル。おぉ、お腹が悲鳴をあげているな。
「少し待ってろ。今準備するから」
千尋が手際よくバスケットからサンドイッチを取り出す。俺は飲み物を取り出そうとバックを探していたが……
「やべ。飲み物買うの忘れてた。ちょっと買ってくるわ」
「おう。一俺コーヒーな」
「わたしイチゴミルク!」
俺が買い物行くとパシリかよ…
「はいはい。後で倍返しな」
俺はそう吐き捨てながらダッシュで自販機に向かった。
「はぁはぁ。くそ。」
俺は学校にある自販機を全部回ったんじゃないかってくらいに走り回った。何故か俺の飲みたかった飲み物だけ無い。渋々牛乳を買い2人の所へ戻った。歩いていると
「私〇〇中なの!」
「マジで!俺はこいつと同じで〇中だよ」
「そうなんだ!これからよろしくね!」
1年生の楽しそうな声が聞こえてくる。入学初日は友達になれるか分からないけど声はかけとくものだからな。入学した当初を思い出して歩いていた俺。
「好きだ。付き合ってくれないか?」
そんな声が空き教室から聞こえてきた。思わず隠れてしまった。声のする方を覗いてみたが見かけない顔だ。ネクタイの色から1年生だろう。
「入学して早々に告白か。中々勇気あるな。」
女の子の方が返事をしようと大きく深呼吸をする。
「ごめんなさい!私…貴方に運命感じてないの!じゃあね」
ニッコリと微笑んだその笑顔は誰もが見惚れてしまうような笑顔だった。言ってることは酷いけどな。
そう思いながら階段を降りていたら後ろで声が聞こえた。
「キャッ」
さっきの女の子だ。俺はとっさに彼女を支えようとするが思ったよりも勢いが強くて支えきれずに階段下まで落ちてしまった。
久しぶりの投稿です。
もしかしなくても前の話から文脈だったり文法めちゃくちゃだと思うので
こんなもんか程度に見ていただけると嬉しいです