なんば〜7ー(3)
宜しくお願いいたします
とんでもないことを思い出してしまった私は、後ろのロッカーに物を仕舞う振りをして、その場を逃げ出すのだった。
やばい!あの人、絶対にヤバイ人だっ!
私の中のアラームが激しく警鐘をかき鳴らしている。
絶対に近づいてはいけないリスト10位以内にはいってるよ…
「って、あれ?美穂〜!?何で逃げるの?もっと話そうよ〜」
断じて、会話など交わしていないはずなのに、彼の中では会話が成り立っていたみたいだ。
これって、妄想症候群にかかってない?
(*注*妄想症候群とは、医者が治せない病気、第二位に輝くという厄介な病気です。
症状としては、
気になる人の心の声が聞こえる(妄想です。)
気になる人が自分に優しくしてくれる。(妄想です。)
気になる人が常に自分に笑いかけてくれている(妄想です。)
どれだけ相手が無口でも自分とは会話してくれる。(妄想です。)
気になる人が常に傍に居てくれる(自分から近寄っています。妄想です。)
ー素晴らしいまでのポジティブ思考を持っていないと、基本的に発症しません。
ーちなみに。医者が治せない病気、第一位は…恋ですね。
医者も草津の湯ですら治せません。
特に、初恋は厄介極まりないです。Wekipedia参照)
こっちは逃げているというのに、うろちょろと付きまとってくる鬱陶しさに、うんざりとしていると…
…ガラッ…
「よーし、全員揃ってるな?今からLHR始めるぞー。
おーい。そこのやつら何やってんだ〜?早く席につけよー。
っ!?…ごほんっ!
みh…神代も早く席につけ。“近くにいる男子"もだぞー。」
そういいながら教師である金城が教室に入ってきた。
最後の方に若干含むものがあったのは、気のせいだろうか…?
纏わり付いていた鬱陶しい視線が1人、また1人と美穂から外されて行く。
最後まで付き纏っていた大輝も金城に注意を受け、自分の席へと戻って行った。
(ほっ…。席は隣だけど…暫くの我慢だよね…)
あからさまにホッとしながら、美穂も自分の席に腰掛ける。
誤字に気がついた方!私までご報告下さいませ!
直ぐに訂正いたします!




