〜なんば〜6-(12)〜
よろしくお願いいたします。
ふんわりとした、優しい笑顔をむけられ、その表情に俺たち三人は揃いも揃って彼女に見惚れてしまった。
あまりに動かない俺たちを不審に思ったのか、
「あ、あの…?答辞は…?」
と、目に薄っすらと涙を堪え、こちらを伺ってきた。
その表情にもドキッとしながら、しかし、若干の罪悪感を感じ、
「あ、あぁ。答辞だったね…今放送を流しますね。けれど、本当に大丈夫ですか?無理そうでしたら…」
と、声がどもってしまった。
そんな俺を気にすることなく、彼女は、
「大丈夫です!私、しっかりと努めます!やらせて下さい!」
その言葉に、諾と言わずにいられるだろうか。
いや言わずにいられまい。
心配は尽きないが、
「そう。無茶はいけないよ…。辛くなったら、直ぐに言ってくださいね!私が何とか致しますから」
「ありがとうございます。」
念押しする俺に、感謝してくる彼女。
(良い娘すぎるっっ)
内心悶えていた俺を放置して、何故か委員長が声を掛ける。
「そこのお前、本当に大丈夫なのか?」
「はい。ご心配をお掛けして、申し訳ございません。ですが、私、誠意杯この答辞を努めさせて頂きます故。見守っていて下さいませ。」
「そうか、頑張れよ。」
「はい。ありがとうございます。」
二人のやり取りに、俺より副委員長の方が驚いていた。
しかし、顔には出さずに、副委員長もまた、彼女に声をかけた。
「無茶はしないでくださいね?」
「はい!色々とありがとうございました。」
そう、元気に言い放つ彼女はさっき迄の怯えた表情はなくなっていた。
舞台袖に進む彼女を見送り、俺はマイクに向かって言葉を発する。
っ!?委員長が落ちた?
コレがデレというやつなのですねっ!(・Д・)ノ先生。
急な出来事に副委員長もビックリしてますw
むー(−_−;)
赤間さんのターンが長すぎる…(~_~;)
皆さん、大丈夫ですかねぇ…;^_^A
誤字に気がついた方!直ぐに私めにご報告下さいませ!
急いで訂正致します!




