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〜なんば〜5-⑺〜

よろしくお願いいたします。

司会は二人の風紀委員達に話しかけている。


「委員長、副委員長。助かった!あそこまでおかしい奴に、俺初めて会ったわ…。ほっとくと、そこにいる子にまで手を出しそうだったし…。

俺が暴力を振るうわけにもいかないし…。」

「あそこまで、勘違いをするなんて、お前、なんかしたのか?すっごい懐いていたように見えたが…?」

「やめてくれ!初対面だし、始めっからあんな感じだったんだよ…。」

「そ、それはお気の毒に…。こちらの方でも、厳重に注意をしておきます。まあ、あの手合いには、効かないかもしれませんが…。

所でそちらの方は、大丈夫でしたでしょうか?怪我とかはされてませんか?」

「そ、そうだ!君、大丈夫だった!?あんな女に色々と言わせてしまって、済まなかった。私が止められれば良かったのだが…。」


副委員長(っぽい人)はこちらを気遣って、

司会は不安そうにこちらを気に掛けてくる。

委員長(っぽい人)はこちらを睨んでいるw

その三人の態度の違いに思わず笑が込み上げてきたが、何とか我慢して

微笑みながら伝える。


「いえ、私は大丈夫ですが、司会の方は顔色が随分と悪いように存じ上げますが…大丈夫でしょうか?ご無理はなさらないで下さいませ。

先程の方も私が此方に参るのが遅れたために、代わりを務めて下さろうとしたのでしょう…?

私が至らないばかりに彼の方にも御迷惑をお掛けしてしまったのですから、あまりお叱りになられません様に私からお願い申し上げます。

風紀委員長、副委員長様でいらっしゃいますでしょうか?この度は御迷惑をお掛けしてしまい大変申し訳ございませんでした。以後、このようなことの無いように致します。

それでは新入生代表の答辞ですが、今から行うという事で宜しいでしょうか?」


淀みなく言葉を発する私に三人は面食らったように動きを止め、こちらを凝視する。

私はというと…


(ふわぁー。寝むぅ…

一人することがなかったから眠くなっちゃったよw

答辞をするんだよね…?

この人たち固まっちゃったんだけど、司会の挨拶がなきゃ壇上に上がれなくない?

うーん?いつまでこのままなんだろう?

いっちょ声かけてみるか…

ふわぁ〜ぁ…)


欠伸を噛み殺し、若干涙目になりつつ、司会に声をかける。


「あ、あの…?答辞は…?」


すると、ギクシャクと三人は動き出した。


「あ、あぁ。答辞だったね…今放送を流しますね。けれど、本当に大丈夫ですか?無理そうでしたら…」

「大丈夫です!私、しっかりと努めます!やらせて下さい!」

「そう。無茶はいけないよ…。辛くなったら、直ぐに言ってくださいね!私が何とか致しますから!」

「ありがとうございます。」

「そこのお前、本当に大丈夫なのか?」

「はい。ご心配をお掛けして、申し訳ございません。ですが、私、誠意杯この答辞を努めさせて頂きます故。見守っていて下さいませ。」

「そうか、頑張れよ。」

「はい。ありがとうございます。」

「無茶はしないでくださいね?」

「はい!色々とありがとうございました。」


三人と言葉を交わし、舞台袖に進む。

後ろでは、司会がマイクに向かって言葉を発する。

出て参りました、風紀委員!

これからどうなってゆくのでしょうか…


誤字に気がついた方!直ぐに私めにご報告下さいませ!

急いで訂正致します!

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