〜なんば〜5-⑹〜
よろしくお願いいたします。
司会はマイクのスイッチをカチッと押し上げて校内に呼びかけた。
「風紀委員に告ぐ。今この場に不審人物が居座っている。即刻この場から連れ出しなさい。今すぐに!」
その言葉を聞いた例のヤツは嬉しそうに顔を歪ませ、「先輩はやっぱり優しい人」と言って司会に保たれかかろうとしている。
悉く逃げられてるけどねwザマァww
あら?こっちを優越感たっぷりの視線でこちらを見ておりますw
何が例のヤツをそんなに自意識過剰にさせるんだろうか?
呆れた目でついつい見てしまうw
暫く経ってから、バタバタと風紀委員が到着する。
そして、司会に声をかけた。
すると司会はやっと来たとため息を付き、
「遅い!早くそいつを連行しろ!話が一切通じないし、意味のわからないことをベラベラ喋り捲る…俺じゃもうどうすることも出来ない…頼む…」
憔悴した顔である方向を指差す。
司会の事を心配しながらも、風紀委員達は指を刺された方に視線を向ける。
司会の言葉を聞き、例のやつも叫び出す。
「そこに居る女よ!先輩を困らせているのは!早く連れてってよ!先輩がかわいそうっ!大丈夫!私が傍に居てあげるから…ねぇ?先輩?」
司会に言われた不審人物を拘束しようとしていた風紀は、驚いたように一瞬止まり、仲間内で確認しあった後、女生徒を囲みその場から連れ出そうとする。
しかし、ヤツは宇宙人!
足を踏ん張り、抵抗しながら司会に助けを求めた。
「せ、先輩!?この人達、私を連れて行こうとしてる!!助けて!ちょっと!この手を離しなさいよっ!!連れて行くのは、そこに居る女よ!何を勘違いしてるの!?私が誰だか分かっているの!?叔父様に訴えるわよ!!」
いやー、ここまでくると、流石に天晴れ!って言いたくなるねw
例のヤツの言葉を聞いて、司会は顔色悪くなっていくばかりだしw
ヤツが暴れる所為で、風紀委員達に引っ掻き傷ができ始めてるしw
あ、後ろ手に拘束され、引っ張られて行くw
その体勢じゃ引っ掛けないもんねw
ようやく居なくなりましたねw
Gの名を持つ宇宙人さん。
どうしたらあそこまで勘違いが出来るのでしょうか…?
誤字に気がついた方!直ぐに私めにご報告下さいませ!
急いで訂正致します!




