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#7

犯罪行為が…

推進してません

帰宅後、全身の倦怠感と疼痛が。

無理な法術を使ったためなんだろう。咳き込むと手に吐血がついていた。

このまま死ぬのも一興。魂は癒しの女神に抱かれず、死を司る女神に抱かれたい。そして、いとおしい家族の死に際を見届けてから消滅したいなと思いながら、意識を失う。

目を覚ましたらベッドの上でした。

薄いカーテンの外では、誰かが仕事をしている。よく見えないが多分、医師のマークスだろう。

起きたのに気付きカーテンを開けてくれる。

「ひどい顔だな。ちゃんと寝てるのか?」

「開口一番がそれかよ」と呆れられる。

「3日、生死をさまよってた癖に。今回は、大変だったな。少し休め」

「十分休んだから。落とし前を着けないと」と体を起こそうとするも動かない。ポンコツボディーめと愚痴る。

「もう少し体力つけてからにしろ。」と再度、体を横にさせられる「いま、ザークとシルビアが情報収集している。次に目を覚ましたら報告させるから」と退室していく。

仕方がないので、目を閉じる。

それから数ヶ月。体力が戻り、マークスからゴーサインも出た。はじめの内は、一時間も起きていられなかったが、今ではある程度の戦闘なら出来るようになった。

「さて、うちの家族にてを出したことを後悔させてあげるか」と周りを見ると、マリア・ロバート・ザークがお茶を飲みながらニヤニヤしている。

「なにか面白いことは?」と聞いてみるとマリアが

「実行犯の神子ですが、召喚には成功しましたが、対象に逃げられたため信用ががた落ちです。」

「理由が、王妃になりたいからってのも笑ったがな」とザーク

「可愛らしいではないですか。手を出す相手を間違っただけでね」と微笑しているロバート。

「そそのかした奴はいるんだろ?召喚するなんて一人じゃ考えられないだろ。」と訪ねる

「居ますわ」とマリア。後ろに控えていたシルビアが説明してくれた

黒幕は母の事を快く思えない高位の神官。母の血を仕える王族に入れたくなく計画らしい

別に甥っ子が巻き込まれなかったら放置するレベルの問題だが…

一見のんびりお茶会に見えるも、誰も目が笑っていない。地味に一人一人の能力が高い。本来は母を守るために父が集めた精鋭だが、母には忠誠を誓えなかったもの達。仲間だから良いも敵対したら怖いなーと考える。

「で、どうするよ。私的には、神子は汚し。神官は死を請う位の仕事について貰おうかと思ってる」

「本当に良い性格になりましたね。育てかた間違っいましたか」とマリアが呟く。

他の者も妥当だと頷き「清らである神官・神子を色用奴隷ですか。買い手に困りませんね。力を貸した神々にも効果的ですね。いとおしい神子が汚されるのが、一番の苦痛でしょうから。」とロバートとザーク

「何で、そうなる。チョッと怖い目を見てもらうだけと思ったのに」と言うと

「見せしめも兼ねてですよ」

「色用奴隷が一番良いんだよ」

との事。まあ、いいかと思い直して

「疑われないようにやってね。」と解散させる。

神子・神官の恨みや現場の悩みくらいは責任を持ったせてもらう覚悟だが。前世では、しない考えにこの世界に染まってきたなーとため息をつく。

数日後、「買い手が見つかりました。」とロバートがいい

「じゃ決行は夜だな」とザークが頷いている

「着いていく」

「足手まといだ。屋敷に居ろ」

と叱られるも「最後まで責任を持たせて」と良い着いていく事にする。


深夜、とある国の神殿に忍び込むザーク達

謹慎中の神子が寝ている事を確認し拉致。同時に神官も拉致してくる。

ロバートが見つけてきた買い手の店に直接送るため離れた場所で待機。

一時間後、麻布に入れられた神子・神官が到着。

「神からの天罰が」だのなんだの騒いでいるも無視。

そのまま別々の店に転送する。

拉致・転送作業中は皆、終始無言。声バレを防ぐためだ。

明日の朝、神子が居ない事が露見し捜索始めるだろう。

発見される頃には廃人だろうなと想い。暗くなるも、自分自身で決めたこと墓場まで背負っていく覚悟である。

「さあ帰ろう」とロバート達に囲まれて家路に着く。

犯罪はダメですよ。人身売買も

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