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#16

先ずは家人達に現状伝達

「皆さん心配かけてごめんね。元気になりました。少しずつ体力回復させていきたいと思うので、よろしく。

後連絡が2つ。

1つは姉様達が療養できます。人格否定されてきているので、否定しないで説明・実演しながら色んな事を教えたり話したりしてください。自我を出すのが遅くてもゆっくり付き合って下さい。私も頑張るから。

2つめは、使用人について。何にもできないからそのつもりで」と説明して頭をさげる

「大丈夫だよ」と声がする。頭をあげると皆が微笑んでいる。

「さ。話も終わったしご飯食べよう」と食堂でご飯を食べていると「あり得ない!!」と叫んでいる女性使用人。

「何が?ルール説明してもらったでしょ?」とだれかが言いながら食べている

「普通なら」と呟いているので「郷に入ったら郷に従え。さっさと席について食べてください。片付かない」と食事を勧める。渋々食べているみたいだが慣れてほしい。

食後、不味い薬を飲まされて就寝。

祖父母大人チームはまだ打ち合わせをしている。


翌朝。ゆくっくりご飯を食べ今日の予定を確認

姉様受け入れとなっているため、姉様限定防犯装置解錠。

商人受け入れ一日ストップ。神殿に説明。というラインナップになっている。

「バガ神・女神お願いします」

「「まかせ(ろ)(ておいて)」」と二人は神殿に行く。

商人はロバートが既に連絡済み。

あとは、朝一で姉様達を向かえに行った祖父母を待つだけ


昼近くに玄関前に淡い光。中からは5人の人

「お帰りなさい」と挨拶するとぽかーんの3人と祖父母。

「ここの主人であり、あなた方の非公式の妹です。公式には従姉妹になりますが。ゆっくりしてください。したいことがあれば、近くにいる家人に。見習いは腕章がありませんから注意を」と部屋に誘導。

疲れた!!て思っているとマリアが「少しだけお休み下さい。姉様達は私達が見てますから」といわれ少しだけ休む。


少しだけのつもりが、夕暮れ時になっている。

ベッドから這い出し執務に行くと祖父母が神々と打ち合わせ中

「起きたか」とお祖父様。「こっち」と女神の膝に座らせられる。「首尾良くできたわ。皆、同情的だったから。国としては手を出せなくしたから。金は出させるけど」との事。

「あの子達は、ビックリしているからゆっくりね」とのことでしたので、夕飯を誘って置く

夕飯時やはり驚いているも「家族とご飯はダメですか?メイドに見えると思いますが、彼女・彼らは家族ですので」と断りを入れて一緒に食べる

「ゆっくりでいいので、やりたい事あります?興味があることで良いので」

と話をふる

反応なし。仕方がないか「急がなくても、あの人の真似しなくてもいいですよ?好きなことしてくださいね」といい食後の薬を飲み自室へ

翌日から執務で、苦情処理をしながら姉様達に話しかけ・見学ツアーをする。

1週間掛けてゆっくり進めていくと少しだけ自我が顔を出して来はじめる

長女が「これ」と言ったのはお菓子作り。菓子作りが好きな人たちにお願いして置く。作ったお菓子はお祖父様へ転送。多分、新人研修で出したり・食べたりするだろうから

それを見て止められないのを確認したのか3女が「これ」と言ったのが小物作り。

これもお願いしてできたのはお祖母様へ

好きだからどこかに寄付してくれるだろう。次女はまだまだ?と思っていたら図書室で整理をしてくれていた。「ありがとう」と言うと笑ってくれた。まだ陰りがあるが嬉しそう。

図書室はみんなが使うから整理をしてくれると嬉しい。

ちょっとずつだけど好きなことをやり始める姉たち。

人格否定されていても1週間だけでというのは、強い証拠ほんとは一生かかっても治らない人も要るのに…

そんな姉様達のフォローを入れてくれる家人たちも嬉しそう。


問題はあの人。あっちでもこっちでもやったことがない家事。

メイド業務をなめるなよである。まだゆるゆるの当家でも音を上げているらしく「もう出来ない」とボイコットしているらしいので、一喝するために行く。よれよれのシーツ。びちょびちょの洗濯物。二度手間。

「こんなことも出来ないんですか?」と言いシーツをベッドに張り直す。洗濯物の洗い直しをしつつコツを教える

「まずシーツは真ん中に折り線を置いてマットレスを少し上げて頭・足部分で縛る。はみ出したシーツを中に入れればお仕舞い。やってみて」と実演指導しながら館を回り行う。「洗濯物は腰を入れて洗う。すすいだらきちんと絞る。干したときに皺を伸ばす」とこれも実演しながら指導。

「お嬢様。無理は」とマリアが騒ぐため、指導をお願いして昼寝する。

息苦しくて目を覚ますと長女が首を絞めてくるため払いのける。よく見ると操られている感じ。

ケホケホと息をしながら操りを解錠しておく鈴を鳴らしてザークを呼ぶ。「運んで」といい部屋に戻しロバートを呼ぶ。

「長女が操られていた。解錠したから治療して置いて。あと、落とし前も」

「どうします?」

「操った人・黒幕を洗い出して。神殿に。あとは好きにするでしょ?」

「わかりました。神殿に任せます。他の方も」

「調べて」と言うと一礼しでていく


午後は無理をしないでベッドで過ごす。

心配されているため、最近はどちらか動きどちらか休むと言うパターンで生活している

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