表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/278

4話 野菜のポトフ 16

 そんな様子をサーラは見届けた後、次の行程から再び調理に加わっていく。

 すぐさま釜戸に火を起こすと、水を張った鍋を温めていき、

 「それでは、…今日のメニューのポトフを作りたいと思います。…」

 と言いながら、まな板の上で別に纏めていた野菜の皮等を麻布と紐で包んでから、鍋の中に投入する。やがて湯が沸騰してくると、上澄みの部分に灰汁が出てきたので、お玉で丁寧に時間を掛けて掬い取る。

 すると次第に、液体のが黄金色に変わった。

 「これは何だい?」

 「ブイヨンよ。」

 「ブイ…?」

 「…野菜の出し汁よ。」

 「だ、出し汁?…野菜のクズからも出るのかい?」

 「寧ろ、野菜とかは皮とかの方が栄養や旨味が多いのよ。…それよりもアニタさん。…こっちの鍋に油と、さっき切った野菜を入れて貰える?」

 「…あぁ、わかったよ。」

 とアニタは感心しつつ返事したら、用意した少量の油と先程の切り揃えた具材を、別の鍋に入れてから手渡した。

 サーラは鍋を受けとると、すぐさま釜戸の別口に置いて火に掛けていき、ヘラで全体を混ぜながら炒めていく。ジュウジュウと音がして火が通ってきたら、小皿に一杯分を取り分ける。さらに残りには塩を振りかけて味付けして、最後に具材が浸るまで鍋の中にブイヨンを混ぜ入れて煮込んでいったのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ