表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/278

4話 野菜のポトフ 5

 地図には王国【ランドロス】の、地形の一部分と、各地の街と村や人里の位置が描かれている。

 また幾つかの場所には、丸印が書き足されていた。

 南の海沿いの位置には【ネオマルフィア】がある。

 反対の最も北の位置には、サーラ達の住まう山合の村がある。

 ちょうど各印の場所は、縦の線で繋がる様になっていた。

 「…なる程じゃな。…この丸の通りに、お前さんの、探し人は動いているのか。」

 と村長は何気なく呟いた。

 アニタは黙って頷いたら、再び喋りだした。

 「えぇ、。…その丸印を下から辿って追いかけたのよ。…あの娘が北へ向かっているようだったから、直線上にある此処の村にやって来てると思ったのよ。…でも、この村の人が見てないのなら、違ったのかな?…あの娘は、赤ん坊を連れている筈だから、嫌でも目立つと思うのに。」

 「ねぇ。…アンタ。」

 「はい?…何、…おばさん?」

 「いや、思ったけど。…この赤ん坊、そのリリャーって娘の子供なんて事はないかい?」

 と、途中でケリーが話しに割って入り、サーラの腕に抱かれた赤子を指差して言う。

 大人達はハッとした表情となり、赤子に視線を集中させる。

 アニタも同じ様に、まじまじと見つめながら、首を傾げてぼそりと呟いた。

 「……どうだろう、私もリリャーの子供の顔を知らないから解らないなぁ。…」

 「…そりゃ、そうだよね。」

 「ただ、…。」

 「…ただ、…なんだい?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ