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悪夢の日  作者: てる
1/5

迷子の魔女との出会い

これを見てくれてありがとうございます。第一部は5話まで予定しています。読んでいただけたら幸いです。

 

 悪夢の日、と呼ばれる日がある。


 この世界は天界と冥界に挟まれている。首都コスモスを中心に、月に一度、戦争が起きる。天界の住人は、天使を派遣する他に、この世界の人々に祝福を与えて、冥界に対抗している。


 しかし、力を持ちつつも戦争に参加しない住人がいる。それが魔女だ。僕は半分は好奇心、半分は自暴自棄になって、魔女を探していた。


「見つけた。」


 魔女の家はすぐに見つかった。昨日までは絶対なかったはずだ。

 、、おかしな小屋だ。というか、お菓子な部屋だった。食べようか迷ったけど、後ろから声をかけられた。


「よく来たね。さぁ、おいで。お茶にしよう。」

魔女は、優しく僕に話しかけた。僕がここに来ることを知っていたみたいだ。僕は言われるがまま、テーブルに着いた。

「リリックだね。君がどうしてここに来たのか。大体の察しはついてるよ。神に嫌われ、祝福を拒まれたのだろう?」


そう、祝福。この国では15歳になると神から祝福を得る。祝福を得た若者は、英雄としてそれぞれが特別な力を持ち、悪魔との戦いの日々に身を投じる。僕は英雄になって、、、、、あぁくそ、もういいや。


「それで、君はどうしたい?」


「・・・祝福を得られなかった。もうリーガン家は終わりだ。ユナも生きてはいけないだろう。でも、僕が魔女の餌食になれば、ユナには祝福が与えられるかもしれない。」


すると魔女は、少し気を悪くしたようだった。紅茶に角砂糖を3つ入れて啜った後、こう言った。

「甘いね。甘い。胃もたれしそう。思う通りにいかない事を、身を削って解決する。それ自体が悪いとは言わない。けど、本質的な解決にならない自己犠牲は、見ていて気持ちのいいものじゃないね。あと、魔女の餌食になるなんておこがましいよ。」


僕は驚いた。まさか魔女に説教されるとは。いや、でも待って。祝福が得られないと戦えない。足がないとまともに走れないのと同じ様に、祝福がないとまともには戦えない。


「私に会いに来たのは自殺志願?それとも?」


しばらく考えた後、僕はこう答えた。

「出来るなら、、僕は戦いたい。明日食べるパンの心配をせず、家族を養う力をどうか僕に与えてください。」


魔女は安堵したようなため息をついた。そして僕には聞き取れない何かを呟いた。そのあと、彼女は、はっと顔を上げた後、悲しそうに目を伏せた。


「今すぐに帰りなさい。そうすれば、まだ、間に合うかもしれない。」

「?何を、?」




「お父さんが、君の妹のユナちゃんを殺す。その前に、今すぐ、帰りなさい」





初めて物語を書いています。お見苦しい部分も多々あると思います。楽しんでもらえたら幸いです。

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