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秋の終月の七日
午後から過去の設問集を引っ張り出して、マリーダとエドとエルドレイの四人で検討会をした。この四人が今回の中級上位の試験を受けるからだ。幼馴染の私はいいとして、マリーダはエドとエルドレイにとってそれほどよく知ってる人ってわけでもないんだけど、結構早々と馴染んだ。
マリーダってそういうところがあるのだ。決してがさつってわけではないけど、あんまり女臭くなくてさっぱりしている。
これがレイラ辺りだと悪い子じゃないけど、女の子って感じで二人からは浮いちゃいそうだし、アリアなんかきっと胸を見るか見ないかみたいな事になっちゃうと思う。女でも見とれるすごい美巨乳だもん。
こういう勉強はやっぱり人数がある程度あったほうが、効率がいい。なので明日も一緒にやることにした。




