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秋の中月の二十日
終わった。
今回はお招きした人数も多いし、食べるものが足りなかったりしたらどうしようとか思ったけれど、幸いそんなこともなく、残りをお土産に持って帰っていただけるぐらいだったので良かった。
途中、短い時間だったけれど、塔主様やアマリエ様もご臨席下さったのは嬉しかった。お二人とも最近は中々お話できない。エドもいつの間にか男子部の面々に紛れて、なんやかやとぱくついていた。
アマリエ様が王太子様にと食べ物を取り合わせてお土産にされたのもちょっと嬉しい。
これで感謝祭関係の行事は全部終わりだ。
なんとか無事にこなせて良かったと思う。




