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秋の中月の七日
やっぱり正門がちょっと大変。女官のみなさんもだけど、リリーナの指示のタイミングが良くない。
マリーダもちろん頑張ってくれてるけれど、複雑な指示を必要とするので、一人だとちょっと心もとない。
どうもリリーナには、女官の皆さんに辺に遠慮があるようで、青の気後れでうまく指示を出せないみたい
こうなるとほとんど性格の問題だし、下手に言い過ぎるとますます萎縮してしまいそうなのが怖い。
正門の微妙なズレ意外はかなり揃ってきているだけに、なんだか惜しいしもどかしい感じで、それはみんな同じだと思う。
イリーナ自身はちゃんと全部覚えているんだし、あとほんのちょっとのことなんだけどなあ。




