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春の終月の八日
塔所属の中級上位の魔術師であるフィアネ殿とエレサ殿が、女子部の鍛錬のための補佐に入って下さることになった。
更に上級魔術師のロイドさまとグラントさまが、理論と構築についての学習を手助けしてくださるらしい。
なんだか新入生がちょっと羨ましい。
その代わりというわけでもないのだろうけど、私とマリーダはアジャの覚書の整理にしばらく専念することになった。
まず蜂の覚書とそれ以外を分けた。
悩ましいのはザヴィータの部分で、蜂と関係しそうな部分が結構ある。
マリーダと相談して、とりあえずザヴィータは蜂と一緒にしておくことにした。
とりあえず急ぐのは蜂でいいはずだと思う。




