表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/407

夏の終月二十六日

 感謝祭に合わせて、アジャのお土産を使ってお揃いのアクセサリーを作ろうという話になった。

 どう見ても女子向けというおみやげには、きれいな鳥の羽をたくさん入れた籠と、きれいな貝殻の詰まった籠、木滴という香木で作った良い香りの珠がある。確かに組み合わせれば素敵なアクセサリーができそう。

 相談して、髪飾りを作ることにした。

 アマリエさまとアジャのも作っておこうと思う。

 マリーダがまず、試作品を作ってみてくれることになった。

 どんなふうになるか楽しみだ。

 陛下のご容態の良くない折に、盛大な感謝祭をする必要があるのかという声があるそうだけど、私はそれはおかしいと思う。

 どんな時でも実りには感謝すべきだし、第一陛下のご容態は公式には発表されていないのだ。変なことをして勘繰られる方が困る。

 それに、陛下は祭りがお好きな方だから、祭りの気配で元気になられないとも限らないとも思う。

 そういう考え方ではいけないのかしら。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ