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リアーナ=エリシアの日記  作者: 真夜中緒
二人の花嫁編
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冬の終月の二十日

 見つかったまじものは精査されて仕分けされ、本当に怪しそうなものだけが上級魔術師の精密調査を受ける。

 まじものといったって、大抵は気休め程度のものだ。

 多いのは恋のおまじないとか、人間関係に働く(ことになっている)もので、あとは幸運を掴むとかいうたぐい。

 こういうのは割とかんたんに見分けられるし、魔術大国リカドではまず作用しない。ある程度魔術の心得のある者には全く効かないし、そうじゃなくても気休め程度にしか効かない。

 ちゃんとある程度効くまじないはかなり少なくなるけれど、その中で精霊魔術の仕掛けられている可能性のあるものはさらに減る。

 それにしても本当にまじものって多いんだなあ。

 だって、大抵は効かない事とかわかってるはずなのに。仮にも王宮に出入りしている人間で、初位も持っていないような者はまずいないはずなのに。

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