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リアーナ 秋の初月十日

 終わった。

 とりあえず刺繍を全部仕上げた。

 昨日女官詰め所に預けた分はもちろんまだだし、これからまた作るものが出るかもしれないけれど、今手元にあるのはこれで全部。私たち、結構頑張ったと思う。

 明かりをつけたり、布を取ったり被せたりの練習もいるし、まだまだやることがある。

 アイラさまの許可をとって、塔の中庭を飾り付けた。色を換えたり覆ったりするための布も用意する。

 日がすっかり暮れてから点灯した。

 刺繍に力を走らせるのに応じて次々に晶灯が点っていく。

 その光景は見慣れたものだけど、こうして見ると結構きれい。

 赤い布を被せると、光は赤く染まる。青い布だと青に。

 ただ、布を被せるのは場合によっては結構難しい。曲がっていたりするときれいには被らない。ここは工夫がいりそう。

 暗い中で作業するための工夫や手順もいるし、どんなふうに宴をすすめるかを早く決めなくちゃ。

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