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リアーナ=エリシアの日記  作者: 真夜中緒
二人の花嫁編
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冬の終月の十一日

 リリーナが実家に戻った。

 塔に入って初めての宿下がりだ。二三日ゆっくりしておいでと送り出した。夏至以降やけに忙しかったし、親に元気な顔を見せてくるのも大切だと思う。新年の衣装の仕度だってあるのだし。

 イリアも親に仕立て屋を呼んでもらうそうで、明後日、日帰りで宿下がりをするそうだ。私も今年は到底自分で縫ってはいられなさそうなので、昼すぎに宮廷で兄を捕まえて手配を頼んだ。

 アジャからの返信は深夜にあったみたいで、今日は朝から何度もやり取りをしていた。

 ただその内容を私がうかがい知る事はできない。

 随分重要そうなのはわかるんだけど。

 兄もわかっていないというか、そういう動き自体を知っていなかった。宮廷ではよほど隠されているらしい。

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