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リアーナ=エリシアの日記  作者: 真夜中緒
二人の花嫁編
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冬の終月の一日

 昨日レイラの分と一緒に焼いたお菓子を持ち出して、みんなで中庭でお茶をした。お茶もアジャの花茶をいれて、アジャのお茶会だ。

 船に十日、陸路で十日。エレインまでは二十日程度の道のりになる。やっぱり遠い。

 もちろん不便なところだと国内でもそれ以上にかかるから、ものすごく遠いというわけではないのだけど。

 エレインについてからも婚礼の準備でかなり忙しいはずだから、せめて船旅の間はのんびりできるといいと思う。

 レイラとマリーダって船に乗ったことはあるんだろうか。船って酔うこともあるそうだけど大丈夫なのかな。

 みんなで話しているうちにアジャの話も出た。

 今、どのあたりにいるんだろう。もうずいぶんになるけど、今頃何をやっているんだろう。

 「もしもアジャが、ちょうどの時にエレインを通りかかったら面白いのにね。」

 イリアがそんなことを言っていたけれど、ちょっと難しいかなと思う。アジャはレイラの結婚の話をまったく知らないんだもの。でも、もしもそんな事がおきたらとても素敵だ。

 

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