表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リアーナ=エリシアの日記  作者: 真夜中緒
二人の花嫁編
121/407

冬の初月の二十三日

 宮廷の母にマリーダの話をしてきた。

 母もマリーダの事は覚えていたみたい。心がけてくれるという。

 兄が言ってたみたいに風邪の流行は結構ひどいらしくて、宮廷は人少なだった。母の話では女官にも患者が結構出ているそうで、人手が足りなくなっているそうだ。

 「今すぐ手伝ってほしいくらいなんだけど。そういうわけにはいかないものね。今は塔も女子部も大変でしょうし。」

 母も女子部の出身なので状況はわかっている。

 花嫁が二人出るというのは、本当に大変なことなのだ。しかも今は塔としての風邪の対応もあるし。

 それに正式な出仕にはそれなりの手順もいるので、私の出仕はよほど早くても夏頃になるそうだ。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ